1.道迷い対策(N氏の妄想登山) 日の入りの時間が早まってますので、時間計画は余裕を持ちたいと思っています。ちなみに、千葉の本日の日の入りは、16:34です。 埼玉新聞より(11月14日): 県内の山岳遭難、過去最多62件 事故防止へ「登山届を」 http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/11/14/08.html 上記より抜粋: 秩父市浦山と東京都奥多摩町の境に位置する仙元峠に向かった。男性は登山歴も長く、以前にも同じ場所を訪れて道に迷い、引き返していた。男性は今回、家族に「リベンジだ」と話し、登山メモを残して出発。だが、日帰りのはずが帰らず、家族から捜索願が出された。日没のため救助は2日後になったが、男性は滑落して沢の脇に裸のまま、血だらけで座っていた。 救助された中高年の中には、ツアー登山で日本百名山などを踏破して自分の登山技術を"過信"し、助けられた時には入った登山口すら分からなかった人もいた。 リーダーまかせで、事前に地図など見ないで入山する人は、ある意味ツアー登山と五十歩百歩ではと思ったりしますが、いかがでしょうか? Net情報、四つともざっと目を通しました。 http://yamanokaze56.blog.so-net.ne.jp/2013-05-19 http://blog.goo.ne.jp/mailaddress-1234/e/3ea065a0d9c52c3d16843451e0548afe http://www.netplaza.ne.jp/~hitos01/Sonota/Saitama/Wanakurayama.htm http://yamatabi-diary.com/repo-201307kanrinin.html (秩父湖からの往復) 以前、会山行で和名倉へ行った時はネット上にこれほどの事例はなくて、どんなルートなんだろうと思ったことがあって、秩父側へのルートは不安いっぱい、魅力いっぱいでしたが、この記録を見るといろいろと参考になります。 今はたくさんの人が歩いていて、赤マークや踏み跡もしっかりあるようで。 スズタケも2013年の時点では密生していないようで、歩きやすそうです。 事前に地図をよく眺めて、どのあたりで、迷いそうかということを頭に入れておけば、問題ないと思います。 私の持っている登山地図は2000年版ですので注意書きが全然少ないです。 それに比べ4段目の山旅Diaryの登山地図は、最新のらしく「非常に細かな注意」が書かれてます。 1段目、2段目のNet情報などを読んで、私が行くとしたら、下記くらいがチェックポイントかなと思いました。 和名倉までは、問題ないと思いますので、二日目の下山ルートを地形図を眺めながら、検討しました。40度というのは、磁北から進行方向が40度ずれるということです。(コンパス使用時) 注意するとすれば★マークのポイント、数字はすべて標高です。 1750m 北西方向へ下らないこと。 ★1600m 付近は鞍部で、だだっ広くなっている。 踏み跡が錯綜するかもしれません。 40度 方向に下る。 下る途中に水場 地形図ではわずかに凹となっていて、水を集めている地形。 ★1350~60m造林小屋跡 水平道はかなり明瞭そう 軌道跡があるそうで、なるほどそれで水平道なのか…と思いました(疑問解決) この軌道跡の水平道がぐるっと回りこんで、1369.4m(三角点)の東側に出る。 ★1111m 付近での下りは、確かに尾根が北に向いている。(10度) 正しくは40度。こういう場所は、うっかりすると、はっきりした北向きの尾根に進みやすいので注意。 ★800m付近で、北東方向70度から140度に向きが変わる。 進行方向は、吊り橋の100m 南西を目指す。 山と渓谷社の「ドキュメント道迷い遭難」でも和名倉山が取り上げられていますね。図書館にあるかな。 簡単にピストンしたという事例も、多いですが、油断禁物です。 読図という観点から言ったら、山伏よりも面白いです。 GPSが万一不調(故障または電池切れ)になったら、地図とコンパスがものを言いますので。 |