6-1.木暮理太郎の『山の憶ひ出』(T氏)
奥秩父といえば、その「苔むした」という表現がよく用いられたようです。木暮理太郎や田部重治らが、奥秩父を絶賛しています。北アルプス、南アルプスを好んだ山男たちも、やがては奥秩父に最後の憩いを見いだすというようなこと、いずれは奥秩父に戻る、などとも言われました。