奥:笠ヶ岳 手前:抜戸岳
左から 槍ヶ岳 大喰岳 中岳 南岳 大キレット 北穂高岳 奥穂高岳
一昨年雲の平から黒部五郎岳・笠ヶ岳の雄大な姿を見た。行きたいと強く思った。
双方の山行計画を提案したが参加者がいなかった。笠ヶ岳なら参加のIさんMさんが手を挙げてくれた。
今回笠ヶ岳の山頂を踏むことができた。お二人には大いに感謝。
笠ヶ岳の姿は30日早朝下山時の雨の晴れ間からほんの一瞬姿を拝むことができた。雄大であった。
歩いてきた稜線が雲の上に浮かんでいるようであった。人間の足の強さ、たくましさをあらためて感 じた瞬間でもあった。
自然の大きさたくましさを下り道から感じさせられた。鏡平山荘から早朝北アルプスの峰々を霧海の上に眼で感じ感激のひと時。
朝のひと時、貴重であった。
スタート直後昨日で会った70才過ぎとの男の方が稜線に腰かけ霧海の北アルプスの峰々をスケッチして薄いブルーで彩色していた。
なんと優雅な!なんと素敵な時間か!!素晴らしい山の新たな魅力かもしれない。今も心を離れない。
・参加 女性2名・男性1名
・コースタイム
2016年7月27日(水)23:00新宿発
7月28日(木)6:15新穂高温泉着 7:00出発→8::20笠新道分岐(水)→8:45・55わさび平小屋→11:50・12:15シシウドガ原(2090m)
→13:20鏡平山荘(2300m) 標高差1222m 総歩行時間6:20 正味歩行時間5:20
7月29日(金)6:15出発→分岐7:20→8:05・10大ノマ乗越→9:55・10:10秩父平→11:30抜戸岳分岐→抜戸岳山頂往復12:00出発→11:55・
12:00分岐→13:20・40笠ヶ岳山荘(2813m)→14:00・14:10笠ヶ岳山頂(2898m)→14:20笠ヶ岳山荘
標高差598m 総歩行時間7:45 正味歩行時間5:55
7月30日(土) 4:30出発→5:45・6:05分岐→7:25杓子平→8:10・8:40休憩→11:15・11:45笠新道分岐→13::00新穂高温泉
標高差1820m 総歩行時間8:40 正味歩行時間7:05
3日間合計 総歩行時間22:45 正味歩行時間18:20
・費用
バス 往 3列シート11400円
福 4列シート7600円
鏡平山荘 9500円
笠ヶ岳山荘 7800円(バスとセットで2000円割引)
他昼食・飲物・風呂等
・概要
鏡平山荘へはスタートから登りが続く。わさび平小屋まではなだらかな登りであった。
その後は延々と登りが続く。Iさんが先頭で好リ-ドをしてくれた。Mさんが頑張って続く。本当に頑張ってくれた。
頭が下がる思いでいっぱいです。北アルプスはスケールがとてつもなくでかいとあらためて感じた。
早朝の北アルプスの姿はとてつもなく雄大であった。しかし姿を見せてくれたのは早朝のみ。その後は眺望なし。
笠ヶ岳山荘へと歩く。途中抜戸岳山頂を往復。これも眺望はなし。ようやく笠ヶ岳山荘に到着。
荷物をデポして山頂を往復。残念ながら眺望なし。雨がないだけいいか。あきらめてゆっくり休養。
翌日は雨音で起きる。3:30激しい雨。完全装備で4:30出発。分岐近くでようやく笠ヶ岳が全貌を見せてくれた。
でかい!!稜線が見える。あそこを歩いてきたんだ!!雨も上がったがその後岩石だらけの下り。
さらに杓子平からはさらに大きな岩石だらけの下り。ここの登りはさぞかし厳しいだろうと想像しながらなんとか無事分岐に到着。
Mさんがキュウイをむいてくれる。ここまで持ってきてくれたのだ。かぶりつく。
後は温泉!!ビールで乾杯!ありがとうございました!!
以下写真を添付いたします。 HO記
新穂高温泉スタート 鏡平山荘の池近くで
抜戸岳山頂にて 笠ヶ岳山頂にて