一番岩の全豹・一番岩の頂上にて |
○日時: 2017年8月25日(金)
○参加者 男性4名
○日程:我孫子6:28―6:32柏6:41―7:25春日部7:36―7:52南栗橋8:00-8:46新鹿沼(タクシー)―
9:00日吉神社9:10=9:25C峰展望台9:30=9:35三番岩=10:20二番岩10:30=10:50一のタルミ=11:00一番岩11:30=13:00二番岩13:10=14:15日吉神社14:20(タクシー)-新鹿沼14:51―15:37春日部15:47―16:28柏16:34―16:39
我孫子
○装備:(共同)ツエルト、(個人)日帰り無雪期の装備、環カラビナ1個、普通カラビ1個ナ、シュリンゲ120㎝2本等
○費用:電車賃(我孫子~新鹿沼往復2,990円、特急料金片道1,200円)、タクシー1人520円)合計1人4,710円
○連絡先:Tさん
8月23日夜出発を予定していました 南岳~ 穂高連峰の縦走は非常に厳しい岩稜帯を通過します。その時の天候が悪化してきたために、出発当日の夕方に中止を決定しました。各参加者はこの山行に合わして、ご自分で難路を縦走するトレーニングもされ、本とかビデオ等でルートを研究されていました。しかし天候には勝てず、安全登山がすべてに優先しますので、非常に残念ですが、中止になりました。山は無くなりませんので、来年に再度計画したいと思っています。宜しくお願いします。
そういう事でその山行に変わる山行(鹿沼の岩山)を急遽提案し、参加者を募りました結果、Kさん、TKさん、Mさん、Hで行く事になりました。
鹿沼の岩山は、日光の手前にあり、今年の5月27日に行きましたが、途中で雨に降られ撤退し、我孫子の公園でロープワークをした因縁の岩山です。穂高連峰が3、000m級の高さに対して鹿沼の岩山は約300m位の高さで一桁違います。又、目印のカンバンにはハイキングコースと書かれています。
しかし油断してはなりません。高さはありませんが、緊張感を持って、神経を集中させて、上り、下りする箇所が数か所あります。又、鹿沼郊外の岩山は岩登りのゲレンデとして親しまれています。岩から岩への縦走は室内と違い外岩の感覚を十分味わう事が出来ます。
天気は曇りで良かったですが、湿気が高く非常に蒸し暑さを感じる山行でした。準備体操をし、9時10分にKさん、TKさん、Mさん、Hの順で日吉神社を出発する。コースは岩山の三番岩から一番岩まで小さな岩峰が無数にあり、岩の間を抜けたり,梯子を登ったりする箇所が連続している所を縦走する。10分位雑木林の山道を歩いたところで正面に岩峰が見える。
3点確保を意識して手足を使って登って行き、岩登りの気分が味わえる。稜線まで登ってから左に巻いていくとC峰に出る。そこにベンチが有、非常に見晴らしが良く気持ちの良い展望台で鹿沼市街や日光方面の山々が見える。
三番岩から一番岩の中間点である二番岩までは岩場のアップダウンが続き、緊張感を持って梯子を登ったり、岩稜を登ったり、降ったりを繰り返すと二番岩に到着する。湿気が高かったので大量の汗が吹き出る。そこで十分の水分補給と行動食を食べ後半戦に備える。又、今年の北海道山行で虫に苦しめられましたが、この岩山でも虫に少し噛まれる。夏山は虫対策が絶対に必要である。
二番岩から一番岩までは迷い道に入らないようにロープが張られていたり、ペンキ印があったりして、道迷いを防いでいました。
一のタルを超えて左を巻く道に入り,最後の坂道を登ると一番岩に11時に到着する。予定より20分早やかった。いつも元気なTKさんが頂上付近で体調不良になる。(汗の出す過ぎ、最初から頑張り過ぎか、水分補給が足らなかったか、行動食をあまり取らなかったか、その日の体調が良くなかったか等考えられる)頂上で水分を補給し、30分休憩し回復する。頂上からは日光連山や鹿沼の田園風景が見られ非常に気持ちの良い場所である。高さも328mの一番岩頂上~一のタル方面への下り、同じような岩、道が有、道路も見えているので、ちょっとした油断で道迷いになる。再度頂上方面に引返し、来た道を戻る。
低山ではあるが岩尾根を登ったり、降ったりする縦走は行動に変化が有、一般的な登山とは違うスリルに富んでおり,実際行動中は緊張するが、終了してみると達成感を感じる。
又、この場所は自然の中で懸垂下降などの訓練としても適していると思います。終わってみれば楽しい山行になりました。
参加していただきました方々へ感謝申し上げます。
20170915 H記
出発前のトレ-ニング | 日吉神社前にてスタ-ト |
最初に出てくる大岩 | 岩山最初の登り |
C峰からの展望 | 滑りそうな岩稜帯を下る |
3番岩~2番岩間の長い梯子の上り | 滑りそうな岩を降りた3人 |
1番岩の全豹 | 非常に滑りやすい岩稜 |
先頭のKさん慎重に岩稜帯を下る | 3番手のMさん慎重に後に続く |
大きな岩の間を手足の力を使って通過 | 二番岩に10時20分着 |
二番岩をスタ-ト | 急傾斜 後ろ向きで下る |
1番岩を目指し最後の登り | 岩山一番岩頂上 |
岩山一番岩頂上にて | 岩山一番岩頂上にて |
岩山一番岩頂上からの眺望 | 岩山一番岩頂上からの眺望 |
岩山一番岩頂上からの眺望 | 高度感有、垂直の壁を下る(上から撮影) |
高度感有、垂直の壁を下る |
高度感有、垂直の壁 | 三番岩近くの岩稜帯 |
高度感有、垂直の壁を下る | 岩山最後の下り |