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【1日目】 当日は良い天気で雨の心配は無い。我孫子でKJさんと、久喜でNGさんと合流し、メンバーが揃う。 相老よりわたらせ渓谷鉄道に乗る。この電車に乗るのは私自身初めてであったが、予想通りのどかな観光列車 であった。 足尾銅山の玄関口である通洞に到着。足尾銅山観光に向かうが、駅前通りの店が全く閉まっている。 寂れた町の印象が否めない。7分位歩くと足尾銅山観光に着が結構立派な施設になっている。 トロッコ電車に乗って銅山の全盛時を偲ぶ展示を見たが、それなりに楽しめたし、一応勉強になった。 やはり目で見ると実感がある。
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備前楯山登山口の舟石峠にて | 備前楯山山頂に着く |
備前楯山山頂から日光連山を望む | 舟石峠の名前の由来となる舟石の前で |
舟山峠から本日の宿泊先がある銀山平まで歩くが、途中展望台に寄る。しかし、展望台までの道は今回の山行一番の悪路で、おまけにどういう訳か花粉の渦があった様で、その後3人共に花粉症に悩まされることになる。 | |
今回の山行一番の難所?であった銀山平展望 | 宿泊地のかめむら別館に着く |
本日の宿泊地のかめむら別館に着く。銀山平では国民宿舎かじか荘が有名で昨年新装オープンになったとのこと。しかし、一泊16000円ではとても泊まれない。今回のかめむら別館はその半額である。しかし、かめむら別館に着いて驚いたが、かなりのボロ屋に見えた。いくら安くてもこれではと思ったが、館内は比較的綺麗で安心した。食事も美味く夜は天ぷら、刺身と焼き魚、鹿肉と大いに満足した。温泉でゆっくり過ごし、のんびりくつろぐことができた。あったかい布団は快適でテント生活に戻れないのではと思ってしまう。
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【2日目】 翌日は送迎が8時10分なので、朝は6時半起きでゆっくり朝飯をいただく。 銅親水公園まで宿からの送迎で、ありがたい。
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本日も好天で気持ちの良い陽だまりハイクが期待できる。松木沢の道は皇海山まで続いているが、途中で難路になりエキスパートの世界とのこと。どこかで引き返すことになるが、一応ウメコバ沢までを予定した。しかし、崩落地等の危険な箇所が出てきたら引き返すつもりでいた。 暫く歩くと松木集落跡でこの辺り一帯に独特の雰囲気がある。本当に美しい山村であった様子は偲ばれる。休憩所みちくさに着くが、未だ開いていない様だ。
松木集落跡を過ぎると左手にグランドキャニオンらしき岩が続く。なるほど異様な景観だ。 すっと歩き易い道であったが、途中2箇所崩壊地が現れる。崩壊地はアップダウンがあり歩き難い個所ではあるが、 特に危険は感じない。全体的に沢沿いのどかな道である。かなり行ってウメコバ沢に到着する。 当初の予定でもあり、時間的な絡みからここで折り返す。
帰路は往路を引き返す。快適な散歩道だ。途中にすれ違う人は数える程だが、マニアックな人が殆どだ。 途中で出会った桐生に住む70代の男性は毎日日課としてここを歩いているとのことであった。
間藤駅から、帰路につくが、東武線は乗り継ぎが多く時間が掛る。 癪ではあるが、遠距離は特急中心ダイヤが組まれている様だ。 まあ雑談をしながら山行の余韻に浸るのに丁度良い時間かも知れない。 【振り返って】 今回は観光旅行に近かったが、当然山行でもあった。色々な体験(足尾銅山観光/備前楯山登山/銀山平展望台/ ひなびた温泉旅館/松木集落跡散策/松木沢ハイク/寂れた足尾の町散策)も含めて充実した楽しい山行であった。 少数ながら楽しいメンバーでくつろがせていただいた。 同行していただいたKJさん、NGさん、ありがとうございました。 (FR 記) |
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