12月の山行 
 秋川渓谷と城山(434m)
 
 

実施日  2018年12月8日(土)


参加者  女性 4人


往路

  新木駅5:15―我孫子(5:26/5:33)―新松戸(5:46/5:50)―

  西国分寺(6:47/6:55)―立川(7:01/7:15)―武蔵五日市駅7:55


コース

  武蔵五日市駅8:10―広徳寺(9:00/9:17)―沢登橋10:20―

城山登山口10:55-城山山頂(11:23/12:42)― 十里木13:12-

一穂のこんにゃく(12:30/13:51)―瀬音の湯(14:10/15:16)―武蔵五日市駅(15:30)

 復路

武蔵五日市駅15:55―東京(17:11/17:27)-我孫子(18:06/

18:16)-新木駅18:27


費用  休日お出かけパス 2670円+バス代 320円       合計 2990円


装備  日帰り装備 昼食 雨具 お風呂セット

山登りを始めて、6年。冬の季節が訪れるとルンルン気分になる。

冬の澄み切った空気の中の低山歩きが好きになったからだ。

以前は猫のように炬燵に入るこたむりでした。変わったな。

秋川渓谷は地元の釣り人の素朴な笑顔が風景と馴染む、静かで飾り気ない景色に出逢えるお気に入りの場所である。武蔵五日市駅を後にして、川沿いに進んでいくと、青鷺が河原にいて、清流とマッチしている。

川辺を歩くこと一時間。 

坂道を登ると広徳寺がある。茅葺の山門が出迎えてくれる。

境内に入るとイチョウの大木が2本。堂々とした風格を持つ。

枝をいっぱいにはり、上へ上へと伸び、空に届くのではないかと思うほど、立派な木である。 木肌に触り、パワーをもらう。

 
 
 

広徳寺の裏の墓地を通って、登山道に入る。藪漕ぎのようなところを通過すると、赤い木苺の実が道沿いになっている。

口にそれをふくんでみると、美味しい。晩秋の低山歩きのご褒美だ。

沢登橋を過ぎたあたりから、給水所が道路上にある。水が旨いところのようだ

酒造会社を過ぎるとセブンイレブンの入り口に『まき430円』が置いてある。

バーベキューのために販売しているのか。

焚き火もいいな。

さらに歩くと、清水で桶を洗っているおばさんがいる。沢庵を漬ける桶だそうだ。冬の風物詩といったところかな。畑には白菜や里芋が育っている。長閑な里山だ。

登山口に着くと道標がある。前に来た時に失敗した。

二つの道があって、ちょっと広い道を行って道迷いをして、枯葉が積もる斜面を登って悪戦苦闘した。この道標は不親切である。何とかしてほしいとぼやく。

指す方向がちがうのである。 

今回は間違えないようにしっかり、見てから進む。

すぐに横木の置いてある階段が続く。

ロープの着いた急斜面を登るなど距離は短いが汗をかく。

登山口から30分で頂上だ。

 
 

30人の団体様とご一緒になった。

下山して、秋川の河原で芋煮会をするそうだ。

ちょっとした休憩でその集団が下山すると若い女性ふたりペアと私たち女子会4人の静かなランチタイムの始まりだ。 

今回は醤油仕立てのけんちん風と和風シチューの汁物を作った。

暖かいものをおなかにいれるとほっとする。

メンバーの心づくしの漬物やおかずも美味しくいただいた。

締めは黒さんがテレビで見たよと言って、実践した簡単お汁粉。

豆大福をちぎって、器に入れて、お湯で溶かすものだ。

コンロの燃料切れでぬるいお湯だったが絶品だった。

うちに帰ってからも一人お汁粉をこれで楽しもうと。

 
 
 
 

下山の道は低山ながら、急斜面があった。前日の雨で濡れているので、慎重に歩いた。


秋川渓谷の名水でつくられるこんにゃく屋に寄る。店先で、こんにゃく料理の試食会だ。

こんにゃくのバター焼き、やきそば、ほしこんにゃく、みそだれつき、さしみなど

5種類をちょっとずついただいた。

お茶も用意されていた。笑顔の素敵なおばさんがいて、また来たくなる。

 

山散歩の締めくくりはやはり、温泉に限る。『瀬音の湯』に入った。

手足を伸ばして、湯に浸かると川のせせらぎの音が聞こえてくる。

よく食べて、笑った山旅でした。

お付き合い頂いた女子会の皆さん、ありがとうございました。

                                     記:美