5月の山行

久住山(1787m)平治岳(1643m)大船山(1786m)由布岳(1585m)


実施日:2022525日(水)~28日(土)
★参加者:男性1人、女性2人
★行 程
25日(水)
     荒川沖駅
553‐我孫子駅618‐日暮里/浜松町/羽田第二ターミナル800=羽田空港950発→
     大分空港
1135着(レンタカーの手続)
<国道213号~高速道路九重IC長者原ビジターセンター
     14201500(長者原自然研究路)‐休憩所1530‐雨ヶ池越1640‐<坊がつる>1700
     あせび小屋
1720‐法華院山荘1740(宿泊)
・行動時間2時間40分(休憩含む)

26日(木)
     法華院山荘
730―すがもり越分岐1020‐久住分かれ1100
久住山山頂1050‐久住分かれ
     
1140すがもり越分岐1245‐法華院山荘1330(連泊)   ・行動時間6時間(休憩含む)

27日(金)
*「坊ガツル」散策~(NTさん)<朝食弁当持ちで
1200まで>

      坊がツル登山口合流12201250‐長者原ビジターセンター

      1545 下山      ・行動時間3時間(休憩含む)

*「平治岳」(ひいじだけ)「大船山」(たいせんざん)(MHさん、MTさん)

      法華院山荘500‐あせび小屋515‐<坊ガツル>530大戸越(うとんこし)640-南峰-平治岳720‐南峰―大戸越820‐北大船山940-段原10001010‐大船山1020-段原10351050‐あせび小屋1210(合流)/1250‐長者原ビジターセンター1545

      車両移動=由布院温泉(野蒜山荘)1700 (宿泊)

                  ・行動時間10時間45分(休憩含む)

28日(土)   
野蒜山荘830(車両移動)=由布岳正面登山口Ⓟ920930‐合野越1000‐(東峰)
11401220‐合野越1330‐登山口1410

      行動時間4時間40分(休憩含む)

      由布岳IC~国道231号~大分空港(レンタカー返却1600

      大分空港1805発→羽田空港1915着‐我孫子駅2100‐荒川沖駅2130


     

★装備:春山日帰り装備

★経費:一人合計 約77000

     73350(ダイナミックパッケージ 航空券+1泊代+レンタカー代)ガソリン代2500

               自動車保険代2640円、高速代2040円、駐車場代500円、小屋宿泊代22000円、運転謝礼〕

★集中連絡先:Fさん


 

〔山行の概要〕

25日:  めまぐるしく天気が変わる時季「運を天に任せて」の山行となった。三人は羽田空港から大分空港へ。機内の 搭乗者は70%位だろうか?快晴の中、上空からの富士山の残雪の姿が美しい。定時に大分空港に到着。
レンタカーで長者
原ビジターセンターの駐車場から歩くこと1時間30分、汗ばむ暑さだ。向かっている
法華院山荘は「阿蘇九重国立公園」九重連山の中心に位置する1303m
山小屋で九州一高所にある温泉だ。
長者原駐車場からの標高差は268mある。
秘境の宿までは約5キロ、平坦な登山道を想像していたが石で
ゴロゴロして
歩きにくい。約2時間の道程だ。雨ヶ池越から20分?1500張のテントが張れる広い草原の
坊ガツルにでる。山頂付近がピンク色に染まった平治岳、ドンと
聳えている大船山が目に入る。
山荘まであと15分ほど、ミヤマキリシマの花咲
く大きな山小屋に到着した。6畳の個室は差額1人500円、
快適だ。
宿泊者は
定員の半分ほどか?食堂ではツアーの登山者が多く個人の登山者は1213か?コロナ対策も
万全のようだ。食事は評判道理の和食中心の献立はあっさり
とした味付けで美味しい。明日の天気を気に
しながら22時に消灯した。

 

26:  雨雲におおわれた朝だ。今日は11時頃から雨になる予報のせいだろうか?早々と出発していく
     パーティーの姿を部屋の窓から見かける。私達は予定時刻より
30分早く出発した。
     山荘の裏手から久住山頂を目指す。砂防堰提を右手に四人のパーティーは急な登山道を登って行く。
     その後をゆっくりと進む。悪くなる天気を予想してか登山者は少ない。
1時間を過ぎた辺りから樹木は
     無く石のゴロゴロした足場の悪い急登を慎重に進むと広々とした千里ヶ浜に出た。浜のような登山道を
     20分ほど行くと右手に恐ろしさを感じるゴツゴツした岩山の姿が現れる。大きな岩の隙間を登り
     <久住分かれ>に出たら左へ。辺りはガスで視界が効かなくなっている。地図で何度となく確認しながら
     石の多い急登を上るが息が切れる。休憩していた所で朝に見かけたグループとすれ違う。
     更に
1時間ほど登り続けると山頂に着いた。視界は20m位。晴れていれば久住高原が一望に
     見渡せ阿蘇山、祖母山の山並みの展望を眺めるはずだった。

     しかしそのパノラマは無い。登れただけでも満足か!と思う。『さあ、下山』雨がポツポツと降り出した。
     天気予報は的中。雨足が徐々に激しくなる中、20人位のツアーの登山者が登って来た。雨の中、大変だな~
     と思いながら私達も気を引き締めて慎重に下山する。雨は一向に止まず計画の時間より
1時間遅く山荘へ到着
     した。
15時頃いったん雨は止み明るくなったが夜中にまた降り出したようで雨音で目が覚めた。
     明日は天気になるはずと思いながらまた眠る。


27:  雨は止み、鳥の清々しいさえずりに目が覚め期待に胸は弾む。『ヨッシャー。 やったる~で。』
     私MTとMHさんは宿の朝食弁当を持って平治岳と大船山を目指す。NTさんは「坊ガツル」を独り占めの
     散策を楽しむ予定で私達を見送った。

    (5時出発)ミヤマキリシマの群生が美しいことで知られている連山へ。計画通り今日は平治岳と北大船山~
     大船山の花の道を目指す。途中の坊ガツル入口に荷物をデポ。あせび小屋へ向かう。
15分で登山口だ。
     「平治岳」の標識を左に進む。なだらかな樹林帯を
1時間ほど登ると大戸越(うとんこし)に着く。
     見事にピンク色に染まった平治岳の斜面を上る登山者の姿が目に入る。快晴だが気温は少し低めだ。
     南峰へ登ること
20分。更に20分登ると山頂だ。

     風のあたらない陽だまりで朝食を取り大戸越まで戻る。樹林帯の急な斜面を1時間ほど登ると北大船山に着く。
     
20人位の人達が展望を楽しんでる。段原まで約20分。登山者が多くなり賑やかだ。あと一頑張りで大船山
     の山頂だ。

     強風の為にゆっくりとその展望を堪能できなかつたが九重山群の眺望が素晴らしい。

     風のこない段原まで下り休憩をすることにした。

     大戸越~あせび小屋へと1時間20分、12時過ぎに合流した。デポした荷物を心配してNTさんは守ってくれて      いた。『ありがとう。』   

     小休止、軽く昼食を取り長者原ビジターセンターへ向かう。1530分を回って下山。車で移動1時間、
     由布院温泉を目指す。今宵の宿「野蒜山荘」へ。
17時にひっそりとした静かな温泉宿に到着した。
     部屋から由布岳を見て『明日は由布岳へ登るぞ~』


28: 830分に宿を後にした。途中、昼食を調達。車で30分あまりだ。天気も良く快適に正面登山口へ。
    由布岳(豊後富士)の有料の駐車場に着く。もうすでに満車状態でガードマンが誘導していた。県外
    ナンバーの車が多い。私達は双耳峰の由布岳を眺めながら草原の緩やかな道を約
10分歩くと案内板が目に入る。
    ここから原生林の歩きやすい登山道となる。今まで登った久住山、平治岳、大船山の滑りやすい石や岩が
    ゴロゴロとした登山道で足底が痛くなりうんざりしていた。車での距離にして
1時間位しか離れていない
    山域で山容がこんなに違う事にびっくりした。気温も高い中、多くの登山者が登っている。樹林帯を

    1
時間ほど進むと展望がひらけ湯布院の街並みを遠望する。頂上が近くなるにつれて視界が広がり最後の
    頑張りどころ九十九折の急登を上るとマタエに着く。
11時40分南面に九重連山、別府湾を一望する
   (西峯)は帰りの行程を考え登頂を諦めた。簡単に昼食を済ませ下山する。
    レンタカー返却して大分空港~羽田空港を定時に到着した。


           


坊ガツル



法華院山荘1


法華院山荘2


千手ヶ浜


久住分かれ手前


久住山の岩場



久住山山頂



段原にて

北大船山


平治岳


平治岳山頂


大船山


由布岳


マタエにて


マタエにて2



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