2012年1月の山行
雪上訓練・谷川岳天神尾根(付近)





                        立木からセルフビレーをとる (マウスを置くと谷川岳を背景にしたメンバー)

実施日:20012年 1月21 - 22日 テント山中 1泊
 
参加者:男子 9名、女子 4名 (13名)

費用:JR 2,940円×2、(新幹線特急料金2,200円)、ロープウェイ料金・往復2,000円、
      荷物代500円、バス代・往650円、復 割引回数券2冊6,000円(1人@460円位)

行路・時刻
21日
5:41 我孫子 ―6:15 /7:14 (新幹線、急遽使用)上野 ―8:08/8:24 高崎 ―9:35 /9:55 水上 (バス) ―ロープウェイ駅 ―10:30 天神尾根 ・幕設営終了後 ―12:45(昼食) 13:00 ~ 雪上訓練講習開始 / 技術指導 講師:K Tさん
①雪上生活技術テントの張り方:雪面の整地、篠竹ペグ利用方法と張り綱の結び方等
②雪面の基本的な登下降技術:ワカン装着と歩行。ラッセルの基本は、ラッセルは複数人で行い1人では頑張すぎないこと、パーテイーの行動を乱さない。
③ザイルの使用法:確保点(スタンデイングアックスビレー)(ボデイービレー)、ザイル固定(フイックスロープ)の原理、ザイル操作ザイルの結び方等の数々を習得。
22日 6:00 起床/8:30 朝食 ~9:30 テント回収後・実技講習 ~13:10 終了 ―13:50ロープウェイ駅 15:13 / バス ―15:43 / 15:48 水上 ―16:51 / 17:02 高崎 ―19:00 上野 ―20:00 我孫子

共同装備:テント1式 (大2張) 、ガス仕様コンロ、鍋、ガソリン仕様・コンロ、ガス仕様、らんたん、ガス台べニア板、共同テントマット (6枚)、スコップ、他

登攀用具:ザイル2本、スノーバー、スノーソー、他

個人装備:雨具上下、防寒着上下、オバー手袋、防寒帽子、サングラス、ヘットランプ、ピツケル、アイゼン12本爪、テルモス、水筒、寝袋、個人マット、他
個人登攀用具:スリング、カラビナ、ハーネス、他

感想:
山行21日の谷川岳現地の天気がすごく気掛かりであたったが、降雪は当たり前のこととの判断から決行する。谷川岳スキー場脇に分け入り、天神峠に登った。天神尾根付近は吹雪いていたが、積雪量は申し分のない状態であった。途中、関東雪崩協会パーテイー隊が雪崩予知弱層を掘っている様子を見ることができた。雪崩で遭難者を嗅ぎ分けるという捜索犬も連れていて、その犬の凛々しい顔が印象に残った。我々も天神尾根にテント場と雪上訓練場所の適所を探し始め、通常ルートをずっと外してとても良い場所が見つかった。そこに担ぎ上げてきた8人用ダンロップ、7人用スタードーム大型2張テントを張るための整地作りに励む。
22日 昨日来の雪も止み、谷川岳の美しい稜線がくっきりと見えた。雪上訓練の実技に入る我々に味方してくれたようだ。素晴らしい仲間とともに、山々の広がりに抱かれた幸運に感謝します。

                
 
   
       
      

   21日 ロープウェイで天神平スキー場へ 天気は悪い       スキー場の横を通って、訓練場へ
   
            

    
     
   
尾根上をよけてテントを設営したところで集合写真        最初に訓練内容の説明を受ける
   テントに雪が付きはじめている                 
  


    
  
  22日 朝6時 まだ明けていない                     朝9時 天神尾根の上から少し日が出てきた
                                          雪は降っておらず、風もない絶好の日和だ
  
 
    
      
  ロープを使って懸垂下降の訓練                    なかなか身につかない下降技術 つい力みがち

  
 
   
  
  肩がらみ懸垂下降の練習                        立木からセルフビレーをとる
  
   
    

  立木からセルフビレーをとる                          テント撤収後、谷川岳を望む
   冷たさでロープ操作がままならない
  
    
   
   
  
帰りの途中、谷川岳を背景に集合写真               ロープウェイ乗車口までの最後の下り
  雪上訓練初参加のメンバーもいる
   
  これから雪山を目ざす気だ

 
                        

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