1月の山行

達磨山




達磨山山頂にて


実施日:2013.1.20

参加者:男性1名、女性4名 計5名

交通費:休日おでかけパス2600円、小田原―修善寺往復2300円
    バス代往路790円、復路650円  合計6340円
行程:我孫子5:41-東京6:34-三島8:47-9:22修善寺
   9:25修善寺―バス-9:53大曲茶屋・・・10:50船原峠
   ・・・11:45土肥駐車場・・・古希山・・・13:20達磨山
   ・・・小達磨山・・・16:20達磨山高原レストハウス17:03
   -バス-17:28修善寺-三島-東京-我孫子

装備:日帰り登山装備、軽アイゼン、ヘッドランプ、手袋、帽子

概要
 天気予報が当たり一日快晴、しかも風無し。最高の山日和だった。
 計画書では、タクシーにしていたが、修善寺駅でダッシュして3分以内にバスに駆け込みセーフ。しかし、その為歩く行程が40分増え、帰りの予定のバスには間に合わない事を説明したところ、全員にこにこと「沢山歩けて、長く山にいられる」と喜んだ。
 大曲茶屋(370m)からバス道を土肥方面に大きく二曲がりした所で右へ旧道へと入ると、道路わきの雪が融けて凍り、歩きにくくて右へ左へ凍結を避けながら慎重に歩いた。船原峠(574m)にある登山口は上を交差する西伊豆スカイラインの橋げたをくぐった所に案内板が有り、そこから、階段を上る。まもなく広い東屋があり、身支度を整えた。
 登山道は思いのほか多く雪におおわれていたのでスカイライン沿いのハイキングのはずが、ちょっとした雪山トレッキングとなった。
 何度かスカイラインと雪の山道を交互に歩いた後、土肥駐車場に到着。ここで初めて富士山と出会えた。遠くには南アルプス、下を望めば土肥の港が見える。まだひとつも山に登っていないが昼食をとることにした。さっそくKさんがカキモチを焼いて下さり懐かしい味にみんな大喜び。お湯を沸かしてインスタントのタマゴスープとIさんの手作りパン、Tさんのコーヒーをいただいた。良い空気と素晴らしい眺め、おいしい昼食。「来て良かった」と口ぐちに感激の言葉が出る。
 駐車場から伽藍山(がらんさん)(867m)へ入る道は見付けにくかったが、道路をほんの少し進んだ左手に道標があった。気持ちの良い雪道を歩いていたら又スカイラインに出て、なんとガードレールの脇に伽藍山の山頂の標があった。スカイラインを歩いて雪におおわれた小土肥駐車場を左に見た後、古希山(870m)へ。古希山山頂からは裾野をひいた富士山が伽藍山からよりずっと大きく駿河湾越しに見えた。達磨山も目の前に穏やかな姿で美しい。古希の名前のゆえか古希を迎えたハイカーがよく訪れるそうだ。
 つぎは達磨山、標高差はないが結構急な登りだ。雪道で疲れた足腰にもうひとがんばりとはっぱをかける。山頂からは天城や箱根の山々、南アルプス、沼津アルプス、穏やかに静まって日の光を反射している駿河湾。360度の美しい展望が広がっていた。名前の通りの形で下りもぐっと下るので、雪の滑り台ができそうだと思いながら下る。
 あとは小達磨山(890m)、アセビの蕾が黄色く、赤くいっぱいついている。全行程アセビやツゲの木が多かった。とても細かい枝先の桜が有ったが、帰ってガイドブックにマメザクラと見付けた。春には、アセビの白い花とマメザクラのピンクの花が斜面を染めるとある。
 戸田峠に下りバス道を達磨山高原レストハウスまでバスの時間にせかされて歩き、早く着いたので、ゆっくりもう一度、駿河湾越しの富士山の姿を楽しんだ。Kさんは3キロもある一眼レフを持参。今日はいっぱい良い写真が撮れたと思うので見せて貰うのが楽しみだ。
バス到着寸前、少し夕日を浴び始めた富士山を眺める事が出来た。
今日はMさんに、ずっと雪道の登り下りの歩き方を実地訓練して頂き、急な下りも楽しめた。「今日の雪はとても歩きやすい雪だったので、ころんでもけがをしなくてすみ、疲れないわよ」とTさん。雪のダルマサンにならなくて良かった! 



 古希山から見る達磨山(右手)
古希山山頂にて 


 夕日に染まる富士

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