雄大な小金沢山&絶景富士山
                                   *写真にマウスを載せると入れ替ります

★実施日:2013年2月9日~10日(日)山中、テント1泊2日
費用:JR往復5,400円、タクシー代往復6300円、ガス缶600円   一人6,780円

★参加者:男性5名
★コース:
 9日(土)我孫子5:33=5:46新松戸5:50=6:47西国分寺6:55=7:22高尾7:26=8:44塩山
     (タクシー)8:55=9:10丸川峠分岐点駐車場9:30―9:43お地蔵様―9:50仙石峠
     ―10:25南ア展望台10:30―10:59第二展望台―11:56長兵衛山荘12:16―12:53
     福ちゃん荘13:05―13:13富士見山荘―14:24介山荘14:35―15:42石丸峠―
     16:42狼平 (幕営)
 10日(日) 6:00起床/8:10出発―8:54石丸峠―9:55介山荘―10:30福ちゃん荘11:00―
     12:23大菩薩峠登山口―12:51丸川峠分岐駐車場
★共同装備:冬山装備一般
★個人装備:冬山装備一般
大菩薩嶺から南側へ続く尾根(小金沢連嶺)山行は夏季での経験は有りましたが、厳冬期では初めての経験で気持がワクワクして臨みました。
好天に恵まれ笑顔、良い空気を体一杯吸い込み、素晴らしい雪山山岳風景を存分に楽しむ事により笑顔、良い山仲間と雑談で笑顔、全員無事帰宅により最大の笑顔、今回の山行はルート変更ありましたが、安全第一を考え、笑顔で山行を終了出来ました。



 9日(土)
 塩山駅から予約タクシーで裂石登山口の少し先丸川峠分岐点駐車場に向かう。身支度を済ませ、今日は、大きな荷物を持っての雪山山行、標高差約1000mを登るので、まず福ちゃん荘に向けて出発。
ここに何時に到着するかが今日のその後の山行終了地点に影響する。途中のポストに登山届けを入れ暫く歩くと林道と離れ登山道に入る。少し雪有りましたがアイゼン無でも問題なし。上りに連れて雪の量が増える。無風で、好天のお蔭で、南アルプス展望では雪を被った南アルプスの絶景がはっきりと見える。あれが北岳、駒ケ岳、仙丈ヶ岳も見える。(素晴らしい)の一言。上日川峠にあるロッジ長兵衛で20分休憩し、のんびりと昼食を取る。天気は良いが、屋根付きのテーブルでの食事は寒く感じる。空腹感を満たし、進行する。予定より53分遅れて福ちゃん荘に到着。計画其の物にゆとりが無かった事に対して反省する。体調不良になりかけの人がいて、その場所で早めの薬で対応する。本当に見事な富士山が見える富士見山荘を通過し、そこから暫く行くと進行方向右前方に本日登る熊沢山の山並みが見える。それにしても本日は良い天気だ。雪質も良く、歩き易い。漸く出発地点から約1000m登って介山荘に到着。
ここから熊沢山への上り、今までと違って雪が結構深めです。暫く歩かれていないので、進行方向には
トレースが全くない。上部の広い視野を見渡して、安全で最も易しそうな足場を探しながら登って行く、所謂ルートファインディングの本日の役目はTさん。雪で正規ルートの面影もないので、ピークに向けて雪多き樹林帯をラッセルしながら登っていく。全員が後に続く。途中で足の着地場所を誤ると雪の中に足が
ズボッと入り込む。このルートファインディングの技術が雪山では最も難しい技術の一つだと思う。やがてピーク付近にて樹林帯から雪を被った笹原に出ると視界がパーと開け、石丸峠に向かっての下りになる再び富士山が見え、晴れれば夏山とは違った意味で大自然の素晴らしさを感じる。正に白銀の世界だ。吸い込まれそうな真っ青な空とのバランスも良い。自然が織り成す造形美が素晴らしい。又前方に小金沢山の雄大な眺め、とゲレンデのような広い下り、雪山の良さを感じる風景である。石丸峠に15時40分過ぎ着。ここからだと時間を考えると、本日のテン場は狼平に決定。天狗棚山からの下りから狼平を見渡すと、広々とした狼平のテン場は既にテント1張りが有りました。漸く16時40分過ぎに狼平に到着。
他のテントと大分離れて雪上訓練のようにTさんの指導の下にテントを設営しました。テントの中でワイワイ、ガヤガヤ、楽しい宴会が始まる。明日のルートは体調不良者がいるため安全第一を考え、来た道を帰ることに決定。

丸川峠分岐点駐車場出発後


ポストに登山届投函


重たい荷物を背負って大菩薩峠登山口からの上り


長兵衛山行までの上り(頑張っています)


長兵衛山行での食事


福ちゃん荘にて


これから目指す小金沢連嶺


富士山と富士見山荘


介山荘にて


雪深き樹林帯ラッセル


熊沢山 笑顔でポーズ


迫力ある小金沢山



小金沢山と富士山のコラボ


雄大な小金沢山


熊沢山の下りにて前方の迫力ある小金沢山を眺めている


狼平到着風景


 10日(日)
 6時起床、朝は非常に寒く温度計ではマイナス11度になっている。昨日の天気にもまして、本日の天気良く、雪に包まれた周囲の景色は素晴らしく、又霧氷が素敵です。朝の澄んだ空気を体一杯吸込み、
朝食をゆっくり取り、テント撤収し、写真撮影し、アイゼンを付け、8時10分に石丸峠に向かう。途中、
天狗棚山から真っ青な空と雪を頂いた絶景富士山と大菩薩湖とのコラボレーションの景色は素晴らしい。昨日と逆コース(石丸峠~熊沢山)への上りは急なゲレンデを登って行く感じ。一歩一歩登って行く。
完璧な均整美である富士山の美しさを再び見せてくれる。行程の中で一番雪深く感じられた熊沢山~
介山荘の間、今日はアイゼンを付けている為、難なく下る事が出来、介山荘から福ちゃん荘(10時30分着)に下っていく。福ちゃん荘にて30分の休憩を取り写真撮影、食事をする。そこでタクシーを予約し12時50分過ぎに丸川峠分岐駐車場に着。帰りの電車の中での反省会で盛り上がり楽しい山行を終える。心地よい疲れと遊び心を満たしてくれた楽しい山行であった。

早朝、狼平テン場にて


早朝の狼平


狼平出発前


天狗棚山からの風景


南アルプスの山々


大菩薩湖と南アルプス連山


樹氷が綺麗


振り返ると迫力満点小金沢山


熊野山の斜面


絶景富士山


富士山 小金沢山眺める3人


絶景富士山


 福ちゃん荘にて笑顔の5人


車中での笑顔の反省会

  

    

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