4月の山行

大 霧 山(776m




庚申塔から見上げる大霧山 / 縦走路からの笠山




≪山行報告⇔会山行≫
 

     
大 霧 山(766m)

※実施日 2013.4.28(日) 晴れ

※参加者 男性6名、女性6名 計12名

※往路  JR常磐線  4:43我孫子発→5:37池袋着                   
      東武東上線  5:45池袋発→7:01小川町着                
    イーグルバス  7:09小川町発→7:30橋場バス停着 
    
※コース 7:40橋場バス停→8:45粥新田峠→9:10大霧山→10:00旧定峰峠
    →11:10定峰峠12:00→12:30白石→13:20堂平山→14:10笠山
    →15:10白石車庫 

※復路 イーグルバス  15:30白石車庫発→16:00小川町着
     東武東上線   16:28小川町発→17:27朝霞台着
     JR武蔵野線  17:37北朝霞発→18:15新松戸着
     JR千代田線  18:21新松戸発→18:34我孫子着

※交通費 JR2810円、イーグルバス450+600=1050円 計3860円


  概要
 東武東上線小川町駅改札を出るとイーグルバスが待機していた。民家の庭はどこも花ざかり、特に藤の紫と白のコントラストがすばらしい。花桃も満開。
 橋場バス停まで30分程。バス停のまわりは黄色のクサノオウと小さな紫の花カキドオシが一面に。その横にはトイレがある。橋を渡り、なだらかな坂道を12人で登ってゆく。
 
 沢沿いに鮮やかなヤマブキとまだやわらかそうな黄緑色のホウチャクソウが。少し日陰の杉林の下には薄紫色のシャガの群落があった。続いて白っぽいすみれの群れ。
 途中で山道に入り再び林道へでると民家が点在し、庭先にはみごとな牡丹、花ダイコン、花ミズキ、水仙と目を楽しませてくれた。すくっと直立するベニガシワ群の赤が際立つ民家の前の分岐点あたりから山道らしくなってきた。すると、マムシグサ、ヒトリシズカ、キケマン、ムラサキケマン、ネコノメソウ、チゴユリ、ホウチャクソウなど植生もそれらしくなる。小一時間で東屋のある粥仁田峠に到着。

 ここから進路を南にとり、大霧山をめざす。雑木林の新緑のなか咲き始めた山ツツジの朱色をめでながら登っていく。あっけらかんと大霧山に到着。まだ9:10分、朝だ。大霧山頂からは武甲山、両神山、八ケ岳(赤岳)、蓼科山、浅間山などが見渡せた。南から西、北まで展望がある。                                                     
 今日のコースは一週間前に行われたイベント“東武鉄道七峰縦走”を逆まわりに歩くことになる。なんと先週はみぞれまじりの雪が、雨が、降る中決行されたという。この時季、秩父あたりは冬と春が週がわりで訪れるから要注意である。本日は晴天なり!ラッキーだった。
 
 さらに南下する途中雑木林の日だまりの足もとにジュウニヒトエを発見。ピンクががった淡い白色の穂状の花が、太陽の光を受けて光り輝いていた。
 
定峰峠からいきなり急登となる。雑木林の尾根道からはこれから向かう笠山、堂平山がはっきりとのぞめた。
 
 モミジイチゴの白い花に見送られながら川木沢の頭(874m)を巻いて白石峠へとくだる。このくだりの階段がふぞろいの非常に神経を使うものだった。
 
 アンテナのたつ剣ケ峰から堂平にとびだすと天文台の大きなドームしたには芝生が広がり、日差しが強く暑いほど照りつけた。ここには大勢のハイカーが休んでいた。
 こちらも展望が開け大霧山からの復習よろしく白い雪山は浅間と八ツ、それより眼前は朝通過した大霧山。牧場とやさしい姿の大霧山全容が、それにつらなる皇鈴山、登谷山が。その先は七峰ゴール地点の寄居に違いない。

 残すは最後の笠山だけとなるが、トップをいく二人に先導されて皆快調に連なっていく。笠山山頂にあったアセビはとても姿良く濃い緑の葉に涼やかな白い花をつけていてハッとさせられた。10名はその先の神社まで足をのばした。笠山から少し来た道をもどりそのまま白石車庫バス停までくだる。槻川の横に東屋があり、春風にあおられ、舞いながら散り始めた桜の花びらのシャワーを浴びて比企三山縦走は完結した。  



 花と緑のなか粥新田峠へむかう
登山道脇の山ツツジ開花まもなく  

 大霧山からの展望 
定峰峠にむかう手前のシシ岩 
 堂平山頂で大霧山をバックに集合
新緑の雑木林のなかを歩く 
 笠山山頂
 
  白石車庫バス停前の東屋 
 




PAGETOP

   TOP