8月の山行

葛葉川(沢登り)




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山行報告】 

葛葉川 沢登り 【丹沢】

実施日:2013年8月17日 (土) 

参加:IK、OS、KH、KW、NK(L)

費用:交通費:JR+小田急 往復 2620
   タクシー  2780円(÷3=930円) 計3550円

地図:地形図 (1/25000 大山)

装備:個人:ヘルメット、ハーネス、沢靴または地下足袋+わらじ、スリング、
   エイト環、すね当て、軍手、薄手の着替え、水、行動食、コンパス
   共同:ロープ(30m)・・・持参したが使用せず。

集中連絡先:SK

コースタイム
我孫子5:33-代々木上原経由ー秦野 8:00 タクシー・・・葛葉の泉8:38(430m)・・・F1数段連続一番上が トイ状(495m)9:35・・・F3幅広滝10:00・・・2本の滝10:11・・・二俣10:20(585m)休憩・・・F5板立の滝10:37(605m)・・林道(橋)11:08(700m)・・・二俣11:30~50(780m)昼食・・富士型の滝11:59(815m)・・三俣(850m)・・・三の塔尾根13:05(1068m)・・・林道14:10・・・大倉バス停15:05・・・バス発15:10・・・渋沢15:22・・(食堂いろは、約1時間)・・・我孫子 19:00頃

概要:タクシーを葛葉の泉まで乗り、身支度、水補給などの後で、軽くストレッチをしてすぐに入渓。数mの小さい滝が続く。次々に滝が現れて、ゴーロ歩きなどはない。猛暑続きなので水をかぶっても気持ちがいい。滝子沢左俣では、二俣の分岐を間違えて、ミスをしたので、あらかじめ、大きな沢が合流して二俣になる所は、どこどこと頭にいれて、先頭のIKさんに、その沢を確認しながら行こうと、声をかける。
480mくらいの二俣は、気がつかなかった。F1は小さめの滝が連続する。KHさんやOSさんも快調だ。F1の一番上の滝はトイ状で、シャワークライムとなる。みんなシャワーにつかりながら登ったが、衣服が濡れるのが嫌なKWさんは、どうやって登ったんだろう?F3幅広の滝は、IKさんが水流を果敢に直登しようと試みるが、ずり落ちる、それでも2度目を狙うがやはり、ダメで、水流の右端をなんとか、登る。他のメンバーは水流の左側の水のほとんど流れていないところを登る。IKさんの登ろうとしたルートは、スタンスなどが少なくて難易度が高。585mの二俣を通過して、いよいよF5 板立の滝だ。垂直に近いところを、水が勢いよく流れている。水量の左側を、OSさんが何度かチャレンジするが、ホールドも少なく、腕が伸びってしまってギブアップ。昨年は、ロープを出して上から垂らして、希望者が登ったのだが、今回は希望者がいなくて、ロープは出さずじまいに終わってしまった。ここを登る場合、水流中央は、ホールドスタンスがあるが、なにせ水で見えにくいので、ロープがないとちょっとこわい。水流の右側は、ロープさえあれば登れる。(昨年の記録より)OSさんからは、ロープ出してくれれば、登ったのに、と言われてしまったが、もう少し大きな声で、希望を募ればよかった。板立ての滝から林道までに2段の滝などがあって、難なくクリア。林道の橋をくぐって、次の関門は、F10富士形の滝。2段になっている。1段目、水流の右のクラック沿いにIKさんが、若干苦労しながら登る。OSさんもそれにならって、登り始めるが、なかなかいいホールドがつかめずに、苦労していたが、なんとか登る。さすがだOSさんは今回のメンバーでは最年長である。あのクラック沿いのフェースを登ったのが、最年少のIKさんと最年長ののOSさんなのである。二人とも、満足のVサインポーズをとってもらい、シャッターを押す。他のメンバーは、右側や左側の安全なルートをとる。水量がかなり少なくなってきて、いくつかの滝を乗り越えて、最奥の三俣になる。正確には、まず二俣が現れ、左に入るとすぐに二俣となる。ここも左に取る。ピンクのテープなどを目印に、左側の小尾根にとりついて汗だくで、三ノ塔尾根へたどりつく。着替えをしていると、上から4人くらいのグル―プが降りてきた。前後して沢を登っていた若者たちで、三ノ塔まで行ってきたそうだ。元気だなあ。大倉まで下って、渋沢行きのバスに乗り込む。駅前の「食堂いろは」で生ビールで乾杯。大きな大山豆腐のやっこが美味しかった。今年は、猛暑続きでしたが、沢は涼しく、シャワークライムもできて、ルートで悩むところもなく、ストレス解消になりました。


 


ルート



 





←  簡単に越えて行く、KHさんとOSさん
     ずり落ちながら、何度も水流
        ど真ん中を直登するIKさん →





  直登をあきらめて、右側から
        ホールドもたくさんあって、
        楽々越えて行くOSさん  
 

 



 ← 二俣で小休止(標高585m)


↖      ↗

葛葉川で最大の難所、板立ての滝 OSさんが、果敢に水流の左側を登ろうと
 しましたが、垂直に近く上にいくほどホールドもなくなってくるようでギブアップ



シャワークライムに興じるKHさん     


 
← 富士型の滝 ホールドが微妙
  なクラックに沿って登るOSさん
なんとか登って、ガッツポーズのOSさん。→
ここを登ったのはOSさんとIKさん。
 


三ノ塔尾根へ着いて着替えをする。
 KWさんは水流をさけて余裕で登るので、
  ほとんど濡れていない。
    渋沢駅前の食堂「いろは」で乾杯、
   冷えた大山豆腐の美味しいこと。 →
   猛暑の日、沢は楽しい。       
 

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