裏劔（黒部ダム～欅平） (2013年10月11日～10月14日）

三ノ窓雪渓と八ッ峰／仙人池と八ッ峰 （マウスをのせると写真が替わります）
◇日程：１０月１１日（金）～１４日（月） ◇参加者：6名　≪男性４名、女性２名≫ ◇費用：約2万2千円（交通費17000円、共同食1000円、その他4000円） ◇共同食：一日目：豚汁、二日目：野菜炒め ◇共同装備：４人+３人用テント一式、コッヘル、ツェルト、ランタン他 ◇コースタイム： 11日　　我孫子20：50-新宿21：48/23：10（夜行バス） 12日　　扇沢4：40/6:30(ﾄﾛﾘｰﾊﾞｽ)-黒部ダム6:50-黒部ダム下7：10-蔵助出合8：20-内蔵助平10：50-ハシゴ谷乗越13：10-真砂沢河原幕営15：40 （歩行時間：8時間50分） 13日　　真砂沢幕営地3：00/4：45-二股吊橋6：10-仙人峠8：50-仙人池9：20-仙人温泉12：00-仙人谷ダム16：10-阿曽原温泉テント場17：20 （歩行時間:12時間30分） 14日　　阿曽原温泉テント場4：00/6：10-折尾の大滝7：50- 志合谷トンネル9：10-欅平11：50/13：10-宇奈月14：28- 宇奈月温泉14：43/15：00-新魚津/魚津15:38/16:05- 越後湯沢17:52/18:04-上野19:14 （歩行時間:5時間40分） ◇概要：
１２日早朝４時半、扇沢のトロリーバスターミナルに高速バスが到着。トロリーバス始発6：30に乗り込み、15分で黒部ダムに到着。ここでダムを下り服装を整えて出発。内蔵助谷出合までは黒部川沿いの平坦なルートを辿る。この出合からほとんどの登山者は旧日電歩道である下ノ廊下方面へと流れ、真砂沢方面に向かったのは数グループのみ。内蔵助出合からハシゴ谷乗越までの5時間は、とんでもない悪路である。また10時頃から断続的に降ってきた小雨が昼頃から本降りになり、雨合羽上下を着ているものの14時ごろにはびしょ濡れになる。丸太橋を渡り、20分程度真砂沢ロッジの方へ進んだところで増水した沢が渡れずロッジテント場へ行くのを諦める。二俣吊橋方面に進み河原沿いで幕営する。
１３日3時起床。5時前から行動開始。二俣吊橋を渡り仙人峠までの数時間は、三ノ窓雪渓や八ッ峰の絶景と各所の紅葉を大いに楽しむ。そして仙人池ヒュッテでは、雲一つない八ッ峰が、静かな仙人池に映る姿を目の当たりにして感動。仙人峠から仙人池の標高2000ｍ付近では2-3㎝の積雪が残る。八ッ峰も上の方が白く、紅葉とのコントラストが一段と綺麗。その後、仙人温泉小屋を経由し雲切新道に向かう。ガレた急な下りが多く、疲れでスピードダウン。人見平の関電設備内を経由し、予定より遅れて5時過ぎに阿曽原温泉小屋に到着。すでにテント場（30～40張り程度）は満杯で、露天風呂から数ｍの場所に幕営。7時過ぎに乾杯9時頃に就寝する。
１４日は4時に起床、簡単な朝食をとり6時出発。岩山を削って造られた道は谷底から数百ｍはあろうかと思われる高さに位置し、その名も水平道という道が延々と続く。行程残すところ1時間あたりで急な下り坂になりペースダウン。予定より遅れて黒部峡谷鉄道（トロッコ電車）の欅平駅へ到着。昼食後、宇奈月温泉駅で富山地鉄、魚津駅から特急「はくたか」、越後湯沢駅から新幹線に乗り21時ごろに全員無事に我孫子に帰着する。

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