12月の山行

三 頭 山
(1528m)





≪山行報告⇔会山行≫

三頭山(1528m)

実施日:2013年12月22日(日)
参加者:男性3名、女性1名

行 程:天王台5:06→5:40日暮里5:44→6:05新宿6:22(JR中央特快高尾行き)6:48立川6:58→7:34武蔵五日市(タクシー)→8:30都民の森(身支度)8:45→9:15鞘口峠→10:40三頭山(西峰)11:10→11:30避難小屋(大休止)
コーヒー沸かす12:00→13:00槙寄山13:10→14:20仲ノ平→14:40数馬
バス停15:00→15:53武蔵五日市15:55(JR特快あきがわ2号)→17:00神田
→上野17:20→天王台18:00

情 報:横川タクシー042-598-0083、数馬は携帯電話通話可、タクシー呼ぶと45分。 
    数馬からのバス発車時間 13時、15時、16時10分        
費 用:休日おでかけパス2600円、タクシー9000円/4人、数馬→武蔵五日市バス910
    合計 5760円

装 備:防寒具、軽アイゼン、ストック、サングラス、ツェルト、ガスバーナー、ガス


山行概要
 12月から3月まで数馬から都民の森まではバスが運休するので、数馬から入山する人が多いかもしれない。しかし、都民の森から入山したほうが、南に向かってルートが延び、富士山の姿をずっと見ながら歩けるのでこのルートで正解だったと思う。都民の森にはトイレもあり、売店も開店していた。
 快晴で真っ青な空の下、Kさんにトップをお願いし、都民の森から凍結してツルツルのコンクリートの坂道を歩き始めた。じきに雪が積もった山道になり、山行計画に書いたふかふかの落ち葉道はどこへやら。みんなにずっと言われ続けることになった。登山者にはほとんど出合わなかった。
 山頂まではアイゼンを着ける必要もなく、葉の落ちた木々から明るい日差しがさんさんと降り注ぎ、登りは汗ばむほどだった。
三頭山は三つの峰があるようで、始めに東峰の分岐が現れた。計画では東峰に行く予定だったが、鞍部から西峰へ直登。山頂には登山者が続々登ってきた。我々はいいベンチを確保して大休止。富士山の素晴らしい眺めを堪能した。

山頂からほんの10分下ると、立派な避難小屋がありコーヒータイムにした。
中は広くトイレも中にあり、まん前には富士山の勇姿。写真を撮るには最高だ。
槙寄山まではアップダウンが続くが、笹尾根の雰囲気が強くなってくる。ずっと巻き道の水平道に雪が積もり歩き易い。数馬へ北側に折れると急に寒々とした硬い雪質になった。
どこから下降が始まるのか不安になった頃、杉の人工林の中をぐんぐん下りだした。アイゼンに落ち葉が刺さり始め、やっと雪のない道が始まった。仲ノ平の集落が見えてくると凍結した道路になり、へっぴり腰で下ると檜原街道に出た。数馬のバス停まで歩くと、もうバスがいて15時の臨時便だという。乗客は我々だけだったのが、途中で満席になるほど色々なところから登山客が乗り込んできた。
運転手さんに15:55の特快に乗れるように頼むと、本当に間に合わせてくれた。感謝。
 今回は、ベテランの皆様と楽しく山行が出来ました。穏やかな新雪のひだまり山行でした。計画の時間より早く着きましたが、雪のときは多めに時間をとって正解です。
ありがとうございました。   



都民の森から45分登ると鞘口峠。積雪は20cm位だった。
立ち休憩。風が抜けるので、じっとしていると寒くなる。アイゼンは付けなくても大丈夫だった。
鞘口峠の展望デッキ。雪がなければのんびりお茶でもしたい所。
山腹のトラバースで巻いて行く。
山道はつづれ道で、トレースもついていて歩き易い。
三頭山山頂(西峰)。素晴らしい富士山を眺めることができた。
ベンチの前に同定板がある。最高のロケーションだ。
奥多摩三山の標識。10人ほどの登山者がいた。
一番いいベンチを確保。のんびりおやつを楽しんだ。
今回のメンバー。ベテランの中に紅一点がリーダーです。
山頂から15分程下ると、立派な避難小屋がある。中は広々しているが、寒すぎるので外で富士山を眺めながらコーヒーを沸かして昼食にした。
立派な看板。
右のドアを開けて入ると、左側にコンクリート床のトイレが1つある。
大沢山に向けてアップダウンを繰り返す。凍結している箇所が出てきたので、アイゼンを装着する。
槙寄山山頂。三角点がある。ベンチがあり休憩した。
西原峠から数馬に向けて、北東に進路をとる。
今までの明るい雑木林の尾根道から、薄暗い植林の凍結した山道に入る。
やっと仲ノ平に降りてきた。檜原街道は凍結している。
立派なトイレがある。バス時間まで間があるが、寒くてビールも飲む気にならない。
数馬バス停近くの蛇の湯温泉、たから荘。温泉に入る時間は残念ながらなかった。お客さんの姿もない静かな温泉。
数馬バス停。時間があれば仲ノ平から一停留所分戻って、始発の数馬から乗ったほうがいいよと、行きのタクシーの運転手さんに聞いて10分かけて到着。
バスはだいたい1時間に1本だから、余裕を持って計画したほうが良いと思う。周りはお店などはない。地元の人たちは、バスで新聞を停留所まで持ってきてもらい、自分で車などで停留所まで取りに来るのだ。山深い集落は暮らすのも大変だと思う。
しかし、厳しい中にも静かな人間らしい暮らしが営まれているような気がする。




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