3月の山行 |
雪上訓練(湯檜曽川河岸) |
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【会山行報告】 ★ 実施日:2014年3月8日(土)~3月9日(日) ★ 参加者:男性:10名、女性3名 ★ 活動実績:8日 5.37天王台---5.41我孫子---5.46柏(5.55松戸)--- 6.14/6.26上野---8.15/8.24高崎---9.30/9.53水上---10.07土合橋・・ 14.00湯檜曽川の訓練場所・・・設営・食事・歓談/21.00就寝 9日 6.00起床・・9.00~12.00訓練・・13.00テント撤収完了/出発 ・・14.15土合橋・・14.36(反省会:そば屋)/15.53---16.56/17.01高崎 ---18.50 /19.02上野---19.35我孫子 ★ 訓練内容:雪上歩行(キックステップ、トラバース、登下降) ピッケル操作(機能、使用法、滑落防止) ザイルによる下降 雪上でのテント設営、その他 ★ 携帯装備:幕営用具、訓練装備、生活装備など ★ 食事・食料計画:8日の夕食はヤミ鍋、9日朝は雑炊 ★ 経費:約一万円(水上駅前での打ち上げ代含む) 毎年恒例の雪上訓練を今回も昨年と同じ湯檜曽川河岸で行なう。参加者は13名で多数参加は嬉しい限りである。 初日、天王台、我孫子より各自指定の列車に乗り込む。大きなリュックと手荷物を持った異様の軍団だ。上野駅から高崎行きに乗り換え、ここで全員集合の筈であったが、ONさんが見当たらない。後ほど、最後尾の車両で姿を確認しホッとする。高崎までは晴天で雪とは縁遠い世界である。 水上に着いたらやはり雪国に来たという印象である。ここからバスで土合橋まで行く。幕営地の入口であるが相当雪深い様子である。SKさんを先頭に、幕営地へ向かうが、昨年より遥かに雪深い。おまけに小雪がちらついてきた。ラッセルがきつく、ローテーションにより順番に実施する。全員がラッセルを体験したが、これも雪上訓練の一環になると思われる。しかし、なかなか進まない。 ちょっと踏み場所が悪いと膝まで埋まってしまうので、気を抜けない。その中、スノーシュー使用のTNさんは気持ち良さそうだ。私も折角持ってきたので履いておけばと後悔するが、途中で着ける訳にはいかない。途中で私の荷物袋が裂けてしまう。短時間と思い横着をしたのだが、何とかしてザックに結わえるべきであった。遅れて迷惑を掛け、AKさんに荷物を入れていただき大いに感謝である。 結局、最終的に幕営地まで2時間半を要してしまった。昨年度と同じ場所にも関わらず、相当奥地に入っていった様な感じがした。 幕営したらもう3時であり、天候もぱっとしないことから、この日は訓練は無しとしたが、雪道を2時間半歩行し、ラッセルも経験したことで、多少の雪山訓練にはなったと思う。 恒例のテント内での晩餐であるが、ヤミ鍋が美味しく各自持参した酒もたっぷりで話がはずむ。9時半頃に就寝でスタードーム組はテントに戻ったが、大テント組は最後まで盛り上がり、酔って記憶が無くなった方が数名おられた様だった。 やはり幕営地貸切は快適で、周囲に気を使う必要がないのが楽しい。 2日目はうってかわって快晴である。二日酔いの人もいたようだが、皆さんすっきりした顔をしている。 訓練はTB講師の指導で基礎練習主体に雪上歩行、ピッケル操作、ザイルを使用した下降を行なう。今回は初参加の方が半数占め(私は2回目だが初参加のようなもの。但し、初参加でもONさんはかなりの経験者である)、内容的には判り易く丁度良かったのではと思われる。傾斜もほどよく適度な緊張感があり丁度良かった。 帰りは雪が踏み固められていて快調に歩け、土合橋まで1時間弱で着いてしまう。練習のため、ワカンやスノーシューを装着したが、往きとは違ってツボ足で十分であった。しかし不思議なもので、往きと同じ距離とは到底思えなかった。おかげで一本前のバスに乗れてしまった。 打上げは恒例の水上駅前のそば屋で。テンプラがとても美味しく、このそばを食べたいために参加している人もいるとのこと(まあデマではあるが)。 色々と出来事はあったが(大きな事件は無くミニ伝説程度?)まあ楽しい山行であり、一応雪に馴れ親しむとうい点では実りがあったと思う。この山行に参加された雪山初指南の方(私も含む)もベテランの方も、これから雪山と接する上での糧になるのではと思う。 TB講師を初め、参加された皆さん、どうもありがとうございました。また来年もそば屋?で会いましょう! (FU 記) |
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雪の中の進軍! |
川岸を慎重に通過 |
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粉雪舞い散る中を行く! |
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朝日に映える雪の中のテント |
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先ずは歩行訓練から |
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歩行訓練も馴れてきた |
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ザイルを使った下降訓練 |
トラバース歩行 |
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全員集合!お疲れ様でした! |