7月の山行 |
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【山行報告】 黒部川源流に座す風格と雄々しさを兼ね備えた名峰、鷲羽岳。 黒々とした山塊が独特存在感を示す北アルプスの深山、水晶岳。 黒部と言えばその谷の深さと嶮しさと美しさで有名だが、その黒部川が産声をあげるのが鷲羽岳である。 文字通り北アルプスのどまんなかであって俗塵を払った仙境に住む高さの面影をどこの山よりも持っている。(水晶岳) 深田 久弥著「日本百名山」より ・参加 女性2名、男性1名 ・日程 2014年7月26日(土)~7月30日(水) 予備日7月31日(木) ・コース 7月26日(土) 新宿西口23:00夜行バス毎日アルペン号発 27日(日) 有峰口5:20着 有峰口6:07発→折立7:00着 折立登山口7:40(1393m)→五光岩ベンチ11:25着11:35発(20分休)→13:05太郎平小屋着(2334m)13:25発(20分休)→16:00薬師沢小屋着(1912m)宿泊 総歩行時間8:20 正味歩行時間7:15 標高差登り980m下り422m 28日(月) 薬師沢小屋5:05(1912m)発→急登四つ這い2時間→7:05緩やか木道→7:35着アラスカ庭園雲上の楽園を楽しむ8:05発(食事30分)→雲ノ平山荘9:10着(2558m)(ジョンレノンをバックにコ―ヒーブレイク40分休至福!!)9:50発→11:30着祖父岳山頂(2825m)展望良し!→岩苔乗越着12:15急登→12:30ワリモ北分岐(15分休)12:45発→13:10ワリモ岳山頂(2888m)→13:50鷲羽岳山頂(2994m)鷲羽池や山頂からの景観を楽しむ14:05発→15:00ワリモ北分岐着(10分休)15:10発→16:00水晶小屋着(2900m)宿泊 夕刻ブロッケン現象を体験 総歩行時間10:55 正味歩行時間9:05 登り標高差1012m 29日(火) 4:50御来光、奇しくも本日は私の65才の誕生日!良い一日になりそう。6:00水晶小屋発(2900m)6:45水晶岳山頂(2986m)山頂で大パノラマを楽しむ。四方総てが山々、山以外は見えない!7:00発→7:30水晶小屋着(30分休)8:00水晶小屋発→8:45東沢乗越(2734m)(10分休)8:55発→10:20竹村新道分岐着(昼食20分)10:40発 偶然にも会社の一年先輩に遭遇!大キレットに挑戦とか。→11:30→野口五郎岳着(2924m)何もないガレ場の山頂11:45発→12:00野口五郎小屋(質素な小屋)(15分休)12:15発→12:45炎天下で昼食15分13:00発→14:20お花畑コース尾根コース分岐(5分休)お花畑コースを行く14:25発→三ッ岳(2845m)の麓で合流→15:20鳥烏帽小屋着(2516m)こじんまりとした綺麗な小屋、食事も美味い。今日は1人布団1枚で熟睡!(宿泊) 総歩行時間9:20 正味歩行時間7:15 標高差登り86m下り470m 30日(水) 6:10烏帽子小屋(2516m)発気温7℃今日はブナ立尾根を下る。三大急登とか、実際は薬師沢小屋から雲の平への四つん這い急登の方がはるかにきつい。→9:05登山口着→河原歩き0:35→9:40高瀬ダム着(1270m)タクシー→10:00七倉山荘着(露天温泉、ビール、蕎麦、昼寝、最高のひと時)→13:30タクシーで→信濃大町へ→あずさ→20:00前自宅着、ワンちゃん散歩!!! 4日間総歩行時間 32:00 平均1日8:00 正味歩行時間 26:55(当初予定25:20)平均1日6:40 休憩1日1:15 標高差登り1593m 下り1716m ほぼ予定通り4日間北アルプスの最深部を縦走できた!総てに感謝!! ・費用 高速バス新宿→有峰口 10300円(ダブルシートは+4100円) 有峰口→折立 2450円 JR 7000円 タクシー 2700円 宿泊 29800円 薬師沢小屋1泊2食 9200円 昼食 1000円 水晶小屋1泊2食 9500円 昼食 1100円 烏帽子小屋1泊2食 9000円 お風呂 650円 計 52900円(他飲み物昼食等各自) ・山行概要 天候に恵まれた。初日登り始め2時間強かなり激しい雨。午後からは晴れ。その後3日間ともに快晴。北アルプスの最深部雲上の楽園、峰々を堪能できました。私にとって3泊4日の縦走は始めての経験でした。ゆったりとした日程でほぼ予定通りの山行を楽しめました。ヒヤリハットは鷲羽岳山頂へ向かう途中雨具の上下を取り違えInさんのカーディガンを借用し寒さをしのげた位のもので順調でした。 Inさんには終始好リードで先頭を行っていただきました。ItさんにはSLをお願いいたしました。終始明るい話題で元気付けてくれました。お二人には多いに感謝いたします。ありがとうございました。とても楽しく充実した思い出に残る山行でした。 愛犬が突然子宮蓄膿症で手術・入院となり退院後即の山行で心配しましたが、帰って笑顔で迎えてくれたのも最大の喜びでした。 Ho 記
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