写真上・左:御岳神社の石段、右:大岳山山頂で/下はGPSによる行路の軌跡。 |
実施日:2015年7月26日(日) 天候:晴 参加者:6人(男性3人、女性3人) 費用:3240円(青春18切符、バス、ケーブル) 行程:我孫子04:53-05:06新松戸05:14-06:11西国分寺06:23―06:29立川06:39-07:30御嶽 07:50―滝本駅08:15―-御嶽山駅8:30・・御岳神社・・11:00大岳山荘(昼食)・・12:00大岳山山頂 ・・14:10鋸山・・17:15愛宕神社・・・17:45奥多摩駅18:05―西国分寺―新松戸―20:43我孫子 |
我孫子を早朝に出発して御嶽駅までJRを3回乗り換え、そのあとバス・ケーブルカーと乗り継ぎ、今日のスタート地点御嶽山駅に着く。 軽く準備体操をした後、Fさんに先頭をお願いして御岳神社への参道を歩きだす。途中、ビジターセンターに立ち寄り登山届を提出する。我々の概念図を見た担当者から鋸山付近は滑落事故も起こっているので慎重に歩くようにとアドバイスを受ける。まだレンゲショウマには早いかと思っていたが、御岳神社の石段のところに数輪咲き始めていたのでカメラを向ける。神社で今日一日の無事を祈願した後、石段を途中まで戻り、脇道に入り大岳山に向かう。長尾平から暫らく行くと、天狗の腰掛け杉という大木が立っている。説明板に樹齢、推定350年、樹高60米と書いてあり、立ち止まり見上げる。 軽いアップダウンはあるが歩きやすい道を進んで行くと、鎖が張ってある岩の登りになる。そこを越して大岳山荘に着く。ここまで順調な歩きで、予定より早く着き気持ちにチョットだけ余裕がでる。 |
ヤマユリ(御岳神社付近) | 御岳神社から大岳山に向かう |
天狗の腰掛け杉 | 苔むす木橋を渡る |
大岳山山荘へ向かっての急登 | 鋸山山頂 |
根っ子に気を付けて | 梯子を登って |
187段の階段を下る | レンゲショウマ(残念! ピンが合っていない) |
時計は11時と昼食には少し早いが、トイレもあるのでここでお昼休憩をとる。この先の長丁場を考え30分で昼食を終え、大岳神社で後半の無事を祈願して大岳山に向かう。急登の岩場を歩き、30分程で大岳山山頂に着く。山頂はそれほど広くなく、いくつかのグループが休んでいる。 山頂標の前で集合写真を撮った後、小休止をとる。暑さにばてないようにこまめに水分補給をしてきたが、そのまま全部汗としてでる感じだ。今日の展望はクリアとはいかないが、遠くに一瞬富士山が雲の中から見えた。 次の目的地鋸山に向かい鋸尾根を下る。暫らく歩くと私が左足に違和感を持ち、メンバーに休憩をお願いする。同行のみなさんから軟膏をいただいたり、飲み薬をいただいたりしたお蔭ですぐ回復して再び歩き出す。すると今度はFさんの足がつれて休憩をとる。その後は先頭をYさんにお願いして、Fさんの体調を気遣いながらゆっくり歩く。御前山への分岐を過ぎて暫らく歩いていると、Fさんの足がまたつれ、少し休む。もう少しで鋸山山頂ということで、Fさんも痛みをこらえて頂上まで歩く。山頂のベンチで横になり、Sさんからマッサージを受け足を労わる。 鋸山を過ぎると、下りだが鉄の階段や梯子があり気が抜けない。このルートは変化があり若者に人気なのか、若い人たちと行きあう。かなり下りてきてあとひと頑張りと思いながら歩いていると、Sさんの靴の底が一部剥がれているのにOさんが気付く(本人は気付かなかったようだ)。Kさんが自分の道具入れから紐より有効だからとストッキングを出してくださり、それを靴に巻きつけ応急処置をする(Kさんはいつも山行の時にはいざという時に役立つグッズを袋に入れて持っていくと聞いた)。 やっと登計集落への車道に出て、最後に愛宕山の山頂まで登り、愛宕神社で無事完歩の拝礼をする。ガイドブックに載っていた187段の階段を下り切り、今日の行程を終える。 前半は快調だったが、後半であれこれハプニングが起こり予定より遅れての下山になった。それでも駅前の店でビールを買い、変化に富んだルート歩きとチームワークに乾杯して電車に乗り込む。 翌日、Yさんから送っていただいたGPSの軌跡を見てこんなにも歩いたのだ、と仲間がいればこそできた山行だったと改めて感謝します。(T・Y) |