◆実施日:2015年11月22日(日) ◆行程:天王台5:06-5:09我孫子駅5:12-5:26新松戸5:35-6:32西国分寺6:45-7:09高尾7:11-7:48大月7:51(富士急行) -8:43河口湖9:10(富士急バス)-9:40三つ峠登山口バス停10:00-10:10登山口-11:30四季楽園-11:45三つ峠山 (開運山)-12:10木無山-母の白滝13:40-14:30河口(渡辺さん宅)15:30(タクシー)-16:00河口湖16:20-17:00大月 19:00-我孫子21:40 ◆参加者:3名(男性2名、女性1名) ◆個人装備:防寒着、雨具、飲み水、昼食・行動食、他。 ◆費用/人:電車代 約5000円、バス代 730円/人、タクシー代 約500円、 合計 約6500円 (*JRは、「休日お出かけパス」) |
雨が降るかもしれない予報だったので、富士山を始めとした、景観には期待できそうもない山行だったが、SBさんの久し振りの肩慣らし山行ということもあり、実行することにした。 富士急行の河口湖駅に降り立つと、想像以上に天候が悪く、霧雨状態で、今にも降ってきそうであった。しかし折角ここまで来たのだからと、折れそうな気持ちを立て直して富士急バスに乗る。天気が良くなくても、週末ということで登山客も多く、臨時バスに乗る。三つ峠登山口で下車した頃から、空も明るさを少しずつ取り戻してきており、もう降ってくることはないと思われ安心する。しばらく展望はないものの、晩秋の落葉を踏みしめながら静かな山行を楽しむ。しかし瞬く間に山頂に着いてしまい、これではSBさんの肩慣らしにもならない。ここからの下りに期待することになる。 下りは、TNさんのたっての希望を容れて、「母の白滝」経由で「河口湖町河口」を辿るルートにした。TNさんの話によれば、20年ほど前にお世話になった「渡邊さん」宅へ、その時のお礼に伺いたいとのことであった。自宅に戻って過去の山行を調べると、1995年3月に7名での三つ峠山行があり、多分この時のことだろうと思われた。登りは今日の行程とは異なり笹子~清八峠からだったが、深い積雪の影響で三つ峠山頂までの予定が大幅に遅れたために、当初の下山ルートをショートカットして今日のルートに変更したが、それでも途中に日が落ちてしまい、麓の渡邊さん宅が目に入り、駅までの道を聞きに立ち寄ったところ、逆に歓待を受け、おまけに寒いなか駅まで送っていただいたとのことであった。その後20年近く賀状のやりとりを続けて来られたそうだが、一昨年、渡邊Tさんからの賀状が届かず気になっており、このコースにこだわったようだ。また逢うのはその時以来二度目のようなので、果たしてご様子はどうなのかと不安と期待を抱いての下山になった。 途中、思いのほか立派な「母の白滝」や「河口浅間神社」に立ち寄りながら、TNさんの20年前の記憶を頼りに、迷いながら渡邊さん宅に辿りついたものの、ご不在だったので、置手紙をして帰ろうとしていたら奥様が帰宅され、奥様からの電話でご主人も外出先から戻られ、その後、1時間ほどの楽しいティータイムになった。80歳になるご主人だが、お二人とも20年前のことをしっかり覚えておられ、帰り際には「米ナス、自然薯、ブロッコリー」をザック一杯に頂戴し、大いに恐縮して渡邊さん宅を後にしました(人数が3人でよかった!)。その後、大月駅前でも、渡邊さん宅の話で盛り上がったのは申し上げるまでもありません。 ―以上、KW記(2015.12.15) |
三ツ峠登山口バス停。バスから降り立つと、多数の登山者で溢れ返っていた。意外にも若者が多く、ガイドを伴って、ツアーで来ているグループもあった。若者らしくしゃれた、ファッション性に富む登山姿が目についた。
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登山口までは車で入れ、けっこう広い駐車場があった(上)。三ツ峠が近い、行程半ばのあたり(左)。このコースには最後まで轍(わだち)が走っていた。荷揚げでジープを使っているようだ。
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三ツ峠山山頂で。ちょうど昼食時で、込んでいた。
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母の白滝ルートに踏み出す。幻想的な下山ルート。
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さらに下ると、霧が晴れた。
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気持ちのよい下山ルート。
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母の白滝(左)。このルート中、この周辺だけ危険だった。白滝の上にあった社と鳥居(上)。
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下山ルートから見た河口湖と河口集落の遠景。
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麓の河口浅間神社。正面の左側の道を下ってきた(上)。神社の創始が800年代半ば過ぎとあったから、境内の巨木がその当時からのものだとすると、樹齢は1200年近くなるが・・・。 神社の境内にある大杉。大人5人でやっと抱えられるほどの幹径だ(左)。 | |
渡邊さん宅の玄関先とたくさんの干し柿(左)。渡邊さんご夫妻(上)。お留守だったので、失礼しようとした矢先に奥さんが戻ってこられた。直前まで農作業をしておられたそうで、お邪魔してしまいました。4年前にご主人が大病をされたと聞きましたが、回復されお元気そうでした。たいへん温かく迎えていただき、また帰りにはたくさんの珍しい野菜を頂戴し、恐縮の至りでした。ありがとうございました。 |