9月の山行
扇山(1137.8m)




扇山 山頂

【実施日】 2016年9月10日(土)
【参加者】 女性 3名
【コース&タイム】

我孫子6:18・・6:31新松戸6:38・・7:35西国分寺7:38・・8:01高尾8:07・・8:29四方津駅/バス 8:34・・8:55犬目バス停8:55——寶勝寺—9:00——犬目登山口9:05——稜線——11:10扇山12:15——水場13:15——13:40休憩舎・梨ノ木平13:45——14:40鳥沢駅14:54・・15:23高尾15:28・・西国分寺・・新松戸・・17:10我孫子
        ・・・・・・・・・・・歩行時間:約4時間10分   標高差/上り 約630m/下り 約820m

【装 備】 日帰り一般装備(雨具、昼食、行動食、飲み物、ヘッドランプ、ツェルト、地図、コンパス他・・・
【費 用】 3080円・・・・・・・ JR 休日おでかけパス 2670円、 バス 四方津駅 → 犬目 410円

山行の概要


  台風13号の接近で天気予報が気がかりだったが、山行前日と当日だけは晴れマークが並んだ。女性3名だけのちょっと寂しい山行なので、お天道様も味方してくれたのかもしれない。   我孫子駅を出発した頃はどんよりしていた空模様が、次第に明るくなり日差しが出てきた。扇山は何度か歩いていたが、犬目から登るのは初めてだ。四方津駅からバスで約20分、犬目に到着。 進行方向に数分進むと扇山登山口の標識があった。 夏草の繁茂するじめじめした登山道には、キノコがあちこちに生えていた。それも種類が多く、色もカラフルで形も様々。倒木が多く地面から水が噴き出て水溜りになって歩きにくい箇所もある。  スギやヒノキが高く伸びた樹林帯は日差しが少ない。湿気が多く、切り株・倒木、落ち葉の重なった場所は、キノコが好む条件が揃っているのかもしれない。さほどの急登でもないが、30分も歩くと額の汗で眼鏡が曇ってしまう。足元に落ちている栗のイガを見つけたり、朴葉の大きな葉を拾ったり、のんびり周りの景色を眺めながらしばらく進むと君恋温泉から登って 来る道と出会う。 ここで、先日の例会で講習を受けた読図の練習、「この方向が扇山 この道でいいのね」と、地形図とコンパスで進行方向を確認する。
  見上げると青空に白い雲、尾根上のしっかりした歩き易い登山道は気持ちが良い。この辺りの草むらにも赤いキノコが目に付く。滑り易い急登をひと頑張りすると扇山山頂に到着。 広々とした山頂は、草花が茂り、ワレモコウ・萩の花が咲き、ススキが風に揺れて秋の気配が漂っていた。残念ながら富士山は雲の中、時折、頂が少し見え隠れしていた。  15人ほどいた登山者も4、5人になり、静かな山頂の雰囲気になった。私達もお弁当を広げ、コーヒーを入れて、楽しいひと時を過ごした。
  鳥沢へ。山頂からの広い稜線を下って行くと、百蔵山から扇山へ向かうコースと合流する。何年か前、ここで集合写真を撮ったことを思い出しながら、道標に従いジグザグの登山道を滑らないよう注意して下る。鳥沢からのコースだと息を切らせながら登る急坂だが、今回は下りの道、随分楽である。 しばらくは、木漏れ日の差し込むスギ林の道を気分よく歩いた。花が意外に多いことに気付くが、なかなか名前が出てこない。天人草・フネツリソウ・タマアジサイ・アザミ・マルバダケブキ・・・  水場で小休止、薄紫のきれいなタマアジサイの花を見ていると暑さも忘れてしまう。勢いよく流れ出ている水を、ペットボトルに汲んで持ち帰ることにした。ここから沢沿いに30分程で梨ノ木平に着いた。
  車道をゴルフ場のフェンスに沿って進むと、やがて大久保の集落に辿り着く。中央自動車道の下をくぐって甲州街道に出ると、鳥沢駅の新駅舎が見えてきた。   鳥沢14時54分発の中央本線に乗車、西国分寺経由で帰路につく。(N・M)


雲の上に富士山の頂が・・・見えますか? 犬目の登山口にて  今日は女性3人だけ、頑張って登りましょう



 山頂  夏草は青々としているけど、 萩の花・ワレモコウが咲いて秋の気配 扇山・山頂から大久保のコルへ下る


マルバタケブキ 天人草 水場 読図の練習

                                                                      
登山道で見かけたキノコ

  

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