11月の山行
 磐梯山(1819m)
 
磐梯山山頂
 

実施日: 11月26日(土)~27日(日) 

参加者:男性5名、女性5名(10名)

行 程:

 26日 我孫子駅7:25<常磐道>美野里PA8:30/8:40-差塩PA10:00/10:10

   猪苗代磐梯高原IC⒒:00―翁島登山口(登山口の確認)12:10―スーパー

(買い出し)12:50/⒔:20-檜原西湖畔オートキャンプ場14:00(消灯21:00)


27日 檜原西湖畔オートキャンプ場6:15発<起床4時>(猪苗代リゾートスキー場)翁島登山口7:05/7:20-リフト終点分岐手前8:20/8:25賽の河原9:25-磐梯山山頂10:55/11:20-賽の河原12:20リフト終点分岐手前⒔:10/⒔:15 翁島登山口⒔:55/14:20-押立温泉14:30/15:30-阿武隈高原SP16:35/16:45―美野里PA(食事)18:50/19;25-我孫子20:25


費 用/人 合計 10,400円

(内訳)バンガロー代19,440円、車両経費、運転代 13,000×2台

   ガソリン代15,665円、高速代17,360円、食材費・飲み物・

燃料25,665円


今回の翁島登山口の他に渋谷口(磐梯国際スキー場)、川上温泉口、磐梯高原口(裏磐梯スキー場)、八方台登山口の5コースの登山道があるが最も急な直登コースが翁島口からのコースだ。 天気予報では26日は曇り時々晴れ27日は雨模様の状況だが27日の行程については話し合い現地判断として決行した。25日の夜、KMさんから体調が良くないのでキャンセルのメールが入り残念に思ったが10人の参加者での山行となった。

 
 

【概 要】

26日 晴れ時々曇り

穏やかな天気の中、K車、M車の二台に便乗して我孫子を7時25分に出発した。

順調に常磐道を走る。高速道路に設置されている気温計は5℃やはり福島に入ると寒い。猪苗代磐梯高原インターを降りて登山口の確認の為翁島登山口へ向かう。18年前にこのコースより登ったが記憶も定かではなく確認の必要性があった。困ったことになかなか、その登山口にたどり着かず、手分けして民家の人、宅配便の人、ホテルの従業員の方に聞きやっと探しあてた。

天気の状況によっては散策に切り替えての場合も考え「押立温泉」周辺の様子も確認した。猪苗代郊外のヨークベニマルで酒類、昼食のピザ、寿司セットを調達して檜原西湖畔に40分程、車を走らせるがまだ湖畔周辺には一週間前に降ったと見られる雪がうっすらと残っていた。このキャンプ場は湖畔に面していて白樺林に囲まれワカサギ釣りも出来、厳冬期でも利用できる。管理が行き届いた綺麗なキャンプ場だ。

10人以上が泊まれそうなバンガロー内は二部屋になっていて簡単な炊事場、水洗トイレ、こたつ、ストーブが完備されている。床にはマットが置いてあり「心地良い一夜を約束された」と思うと嬉しい。14時を過ぎた頃の遅い昼食を済ませ今宵の宴会の準備に取り掛かる。夕食の献立は、刺身、漬物、酢の物、焼き鳥(MHさんの焼き鳥屋さん)具沢山野菜サラダ(HMさん)豚汁(NT、GKさん)で盛り上がる。「こたつ」は気持ちを和ませ暖かさを醸し出してくれる。宴もたけなわの中、Tさんによるハーモニカの演奏が始まった。

旅愁、故郷の二曲を皆で歌い楽しい一時を分かち合う。

消灯前に明日の行程に付いて話し合うが、まずは天気が気になるところだ。スマートフォンで天気の状況を確認してもらうと「なんと曇り午後から雨」朝から雨ではない。本当に、びっくり。予報は好転した。皆で喜ぶ。明日は、早立ちで出発となった。
 
桧原西湖畔オートキャンプ場
 
バンガローにて、こたつを囲んで
 

27日 曇りのち雨

起床は4時~5時とした。朝食の準備のこともあり幅を持たせた。(献立は「HMさんの手作りハムトースト」スクランブルエッグ、果物、コーヒー、お茶)朝食をしっかりと頂き、室内を掃除、忘れ物が無いかを確認してキャンプ場を6時過ぎに後にした。50分程で登山口に到着した。まだ薄暗い。(昨日、事前に登山口を確認していて於いて良かったと思った。)

翁島登山口近くの無料駐車場には私達二台の車だけ、一番乗りのようだ。7時20分、どんよりとした曇りの天気ではあるが磐梯山を目の前に見ながら登山口の810m地点からサブリーダーのTさんを先頭に10人は登り出す。思った以上に視界が効く。
 
810m地点から歩き出した
 
翁島登山口
 スキー場に沿って東側の広葉樹林の中を1時間ほど登るとリフト終点分岐に出る。二合目を登った辺りから少しずつ岩場となる。樹林帯を抜けクマザサの中の岩場を足並みのそろった良いペースで10人は登って行く。 灌木帯を抜けると稜線に出る。 浮石の多い不安帯な登山道となり徐々に急登の岩場になっていき、展望が開け猪苗代湖や街並みが広がる。爽快に登って行く。大きい岩がゴロゴロした斜面(賽の河原)のきつい登りが1時間程しばらく続く。1500m地点で2回目の休憩とするがGKさんが『私はここまで!』と表明。『登山は1年半ぶりよ』と話す。登って来た一箇所の危険な岩場にロープは設置されてはいたが心配したHMさんはGKさんと一緒に下山した。(もう少しで山頂のはずだが残念だ。)
 
岩場の連続
 
急登の岩場
 山頂と思いしきピークが見えてきたが残念ながら山頂では無い。更にその奥は火山によって出来た溶岩がゴロゴロしている斜面だ。その斜面を30分程登ると山頂に着いた。雪の量も少しずつ増していた。山頂には方位盤や石祠があり磐梯山明神を祀ってある。独立峰の山頂からは360度の大パノラマが北側から東側に掛けて吾妻連峰、安達太良連峰、北西方向には雪に覆われた飯豊連峰が広っている。南側は猪苗代湖や会津若松市の街並みが見渡す。めったに体験出来ない神秘的な展望の出会いがあった。山頂は誰もいなく私達のパーティーだけだった。風が強い。体感温度は1~2度位だろうか?寒い。簡単に昼食を済ませ記念写真を撮って25分の短い時間だが楽しい時間を過ごした。
 
山頂と思ったピーク
 
山頂は近い
 
山頂から
 
山頂からの飯豊連峰 1
 
山頂だ 満足満足
 
山頂からの飯豊連峰 2
 

岩に雪がのっているので慎重に岩稜帯の尾根を下る。リフト終点分岐で「HMさん」に連絡を入れ分岐から1時間位の急登のゲレンデを一気に下りる。駐車場でMHとGKさんは待っていてくれた。帰りの支度をしていると14時過ぎ頃に雨が降り出してきた。ラッキ―な山行だった。押立温泉に立ち寄り入浴を済ませて車は順調に混雑も無く我孫子へ帰路に着いた。

 
下山 左に猪苗代湖
 
猪苗代湖と那須・日光方面の山々

スキー場コースを下る 
 
駐車場より猪苗代湖
  猪苗代湖をバックに
                                                 MS(記)
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