(西丹沢 861㍍) |
大杉山周辺の略図 | 急登の途中から富士山も顔を出す |
1.実施日 2017年3月30日(木曜) <日の入り18:03> 2.参加者 NA(L) KA(SL) M(ト) KI TA NT(弟) 6人 3.行程
5.グレード B (歩行時間 6時間 標高差 553m 水平距離 5.8km) ※計画は休憩含んで 5時間だったが、1時間遅れ。 (集中連絡先:Oさん) 6.地形図 中川、山北 昭文社(丹沢) 丹沢西側詳細図 |
ミツマタが満開 | 丹沢の主稜線 まだあんなに雪が! |
【ミツマタ満開】 ミツマタを見に多くの人で賑わう権現山の東側に位置する大杉山は、地形図に山名もなく、道標もありません。それに平日でもあって我々以外に歩く人もなく、静かな山を堪能。期待したミツマタはちょうど満開。(ミツマタめあての登山者がいっぱいですが、権現山もこの時期おすすめ)歩き始めの丹沢湖の西には富士山が、東側には、たっぷり雪に覆われた蛭ケ岳方面が「え~!ほんとにあれが丹沢の山!!!」という声が出るほど。 【取りつきから急登】 スタートは、略図①②③④いずれも登れる。我々は③からとりつきました。今日橋を渡ったすぐの尾根。木の根をつかんだ急登があったり、ミツマタの間を縫うようにしてひたすら登る。これくらいの急登が我々が直登できるギリギリの傾斜ではないか。それでも前方に見えてくる山の同定などをしながらゆっくりと登る。遠見山から大杉山までの尾根はだだっ広くて先頭のTAさんにコンパスの方角を時々チェックしてもらう。 |
登山口は丹沢湖のほとりの玄倉です | ミツマタをかいくぐって登る |
急登の途中で | 地図とコンパスで山の名前を確認 |
【核心部】 大杉山からの下りが、本日の読図の核心部。大杉山の三角点をみつけて、そこから尾根のスタートを見つける。明瞭な尾根でないので慎重にコンパスを合わせてから下り始める。下り始めて右側が深い谷のガレが見えれば、地形図通りの尾根であると確信できる。740m付近でルンルンに下りすぎると行き詰る。うまく左側北西の尾根から西に、馬草山へ方向を変える。このPointは、今日のコースで一番悩むところだろう。馬草山は地形図では台地状で特徴があるが、近づくと草山なんかでなくて、鬱蒼としている。森林メンテナンスの作業道に出て、ひたすら地形図の?に向かっていることを確認しながら下る。 【計画と実績、次回に向けて】 計画は5時間でしたが、一時間遅れの6時間。ゴールの?の横へピタリと下りました。次回登るとすれば、登り始めについて④からの尾根が急登は少なくて良さそう。もう一つ、中川橋の方から、540m点経由で遠見山へダイレクトの尾根も歩いてみたい。大杉山から北に弥七沢の頭~やぶ沢の頭へ稜線が続いているが、やせ尾根があったり、かなり体力、注意力が必要そうです。丹沢・・・まだまだ楽しめます。
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やっとみつけた手書きの山名板 | さあ下山方向を地図とコンパスで慎重に確認して |
急な尾根を下る | ここからが間違えやすいPoint |
★★注意★★ この記録を読んで行かれるで方は、読図がきちんとできる人で、あくまでも自己責任で歩いてください。今はスマホのGPSがあるので、迷うことはないと思いますが。2016年5月には単独の男性が行方不明になったと地元警察のHPに書かれてました。GPSに頼り切る前に、読図をしっかり行ってください。 |