6月


室内壁 クライミング 武蔵浦和

クライミング終了時の集合写真

○実施日:2017年6月25日(日)
○参加者:男性7名 女性2名
○行程:我孫子8:42=8:56新松戸9:00=9:31武蔵浦和ー9:55エナジー浦和店、トレーニング準備、トレーニング開始    10:30~12:15昼食13:00~トレーニング終了15:15エナジー浦和店15:35出発 15:50武蔵浦和駅前反省会
○費用:電車賃、我孫子~武蔵浦和往復1,270円、1日利用料金2,160円
     合計3,430円

 
我々が行うクライミングは競技というより自分のペースで壁を登り、下りして楽しみます。バランス感覚を身に付けたり、普通の山行で岩が出てきた時に対応する能力を養う(3点確保―人間には手が2本、足が2本有ります。その4肢のうち3肢で体を支える事です)目的もあります。
 人工壁の最上部を目指して目標を決めて2人一組でクライマー(登る人)は最上部から吊られたロープをハーネスに装着し、ビレーヤー(確保者)からサポートされながら人工壁の最上部を目指して登って行くスポーツです。その目標というのが人工壁に貼られた赤、黄、緑、黒、ピンク茶等の色のついたテープです。このテープの色ごとに難易度が分かれており、これが登るルートとなります。登る前にテープの色(ルート)を決め、そのテープのついたホールドのみを登って行きます。
 2020年東京オリンピックの追加種目になったスポーツクライミングについて少し触れておきましょう。
人工壁にて3つの種目(ボルダリング)(リード)(スピード)の複合種目として実施されます。
ボルダリングとは5m以下の高さの壁に固定されたホールドにロープを使わずに足や手を掛けながらよじ登るスポーツで、登りきった回数を競う。
リードはロープを途中途中のヌンチャクに掛けながら登るもので、
高さ12m以上の壁を時間内にどこまで登ったかを競います。
スピードは高さ15mのコースをトップロープで登り、いかに早くゴールまで登りきるかを競います。
 1年に1回は室内壁クライミングをやろう。何時行うかは雨対策としての梅雨の時期(雨でも中止にならない)に行うことで、今年で4年連続になりました。
 雨空の中、いつもの紫陽花が咲いている道路を抜け、コンビニで食料を調達しクライミングジムエナジ―に着く。
 本日は初参加のOさん、Iさんで、2回目以上はAさん、N(SL)さん、Gさん、Kさん、Tさん、Mさん、Hの9名です。エナジーの玄関に入り受付を済ませ、着替えを行い、準備体操をして、クライミング場に行く。スタートする前の注意点として話す。二人でペアを組んだもの同士(登る人、確保する人)が声掛けをする事。お互いのハーネスが正しく結ばれているかを確認し合う事が事故を起こさないポイントになります。
 室内は改築され、床も変わり清潔感漂う。ボルダ―壁はスペースが広がり1階、2階に分かれ、その他の部分は我々が使用するルート壁になっています。クライミングの人気が高いので、開店と同時に練習する人が来られている。
 楽しみ方は多様で、人によって感じ方は違いますが、やはり全身と脳を使い切り、余計なことを考えず、自分が頂上に登り切った時の達成感、爽快感が大きな魅力でしょう。
 練習開始頃は、ウオーミングアップ程度の低いランクのコースでしたが、回数を増やすごとに、より難度の高いコースの練習が行われる。
 初参加のOさん、Iさん、初めてであるにもかかわらず(元々運動能力が有る方々ですし、体が非常に柔らかいので)、怖がらず、非常に積極的に練習を積み重ねられ、メキメキと上達され、難度の高いコースにも挑戦されていました。
体重差のあるIさんの確保は大変でした。急な落下を防ぐためにクライマーIさんがスタートと同時にビレーヤーは腰を落として、しっかりと構えて確保し、ロープは常に程よく、最適な状態を保つ必要がある。そうしないとクライマ―が落下の時にビレーヤーの身体が振られて危険な状態になる。
 SLのNさん、沢山ビレーヤーをやって頂き、壁の頂上に我々仲間を沢山送りました。ご自分は沢で鍛えられていますのでクライミングは安心して見られる。昨年に引き続き参加されたTさん、日頃ジムで体を鍛えられていますので、ウオーミングアップ体操から力が入り本番では安心して見ていられる。難度の高いコースにも挑戦されていました。力が付いたなと感じる。更にレベルの高い事に挑戦しようと行動する内に秘めたる闘志が感じられる。
最年長のGさん、年齢を感じさせない行動は我々を驚かせる。
10m位の頂上まで何回か登られ、降りられる。凄いパワーである。
我々の目標でもある。
 気持ちを集中してやっていると、お腹も空きはじめた12時15分、改築された休憩室にて皆で雑談をしながら昼食を取る。クライミングしている緊張感も解け、ゆったりと食事する。
 食後、クライミングジムはより熱気を増していた。10代の若いクライマーの人達が非常に多くなって、あちこちで特にボルダリングをしている姿が多く見られる。東京オリンピックの追加種目になった影響がこういう所にも出ているのかな。
 午後、若者が多い中、我々中高年グループの行動は疲れが有るものの
自然体で動き、気力は年齢を感じさせず凄かった。
 2回目参加のKさん、しばらくぶりだが、登り、下りのフォームが非常に綺麗。それだけ足を中心にして体全体を上手に動かしている。凄く進歩したように感じる。
 3回目参加のMさん、余裕を感じさせる域になられており、クライマーでは積極的に難ルートに挑戦し、又ビレーヤーになったり、下からテープの色をクライマ―に指示されたりして動き回られていました。
 クライミングに最も欠かせない人、Aさん実力もさることながら指導力も凄い。新参加者へのアドバイス、登り方の指導等々、ご自分が壁に向かえば難ルートもスイスイ。終了近くの時間帯にはビレーヤーの経験のないKさん、Tさんへのビレーの仕方を伝授されていた。次の機会にKさん、Tさん、ビレーヤ^宜しく。
 時間の経過とともに、参加の皆さんの両手の腕が限界に達しており、ようやく、PM15時15分に全員怪我無く、練習を終え、クライミングジムを出発し、武蔵浦和駅前にて反省会を行い、汗をびっしょりかいた後、喉を潤す。参加していただきました皆様のお蔭で、楽しい1日を過ごすことが出来ました。有難うございました。  
                            2017年7月23日〈日〉 H記

入念に準備体操をするTさん Iさん
ハーネスを装着Oさんと手助けのAさん スタート前の注意事項の実演
スタート開始直後のIさん 人工壁を軽快に登るNさん
力強い登りで頂上に登ったIさん 怖がらず両手をロープから離して下るOさん
初めてと思えない登りのOさん 力強いクライマーKさん
体重差あるクライマ―を確保するために足を壁に着くMさん 難所を粘り抜き脱出するH
クライマ―を確保するビレーヤー達 攻め続けるクライマーGさん、Mさん
攻め続けるクライマーGさん、Mさん ビレーヤーと見守る面々
ゆったりとした食事風景
人工壁I 人工壁2
リード練習壁1 リード練習壁2
ボルダリング壁で練習する子供達 力が付いたOさん難無く頂上に到着
フォームが綺麗なKさんの登り 頂上からの下り、余裕が感じられるKさん
天下一品の総合力を持つAさん 後半でも衰え知らず、余裕のMさん、Nさん
ビレーヤーに変身のkさん ビレーヤーの手ほどきを受けるTさん
エナジ―出発 汗をたっぷりかいた後の楽しい反省会
雨に似合う紫陽花

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