横向きの滝 KさんIさんが登ってます
板立の滝で確保するKさん
葛葉川 沢登り 【丹沢】 1)実施日:2017年7月8日 (土) 2)参加者:I、K、T、NG、N、F、MT 3)費用: 交通費のみ 往復 電車 2700円 タクシー 950円(2850/3人の場合) バス 210円 合計 約3900円 4)コースタイム: 我孫子5:33-代々木上原乗換―(小田急)秦野 7:50着。 タクシーで葛葉の泉(430m)まで。8:30 準備後、9:05 スタート ----横向滝10:10…板立の滝10:35…曲がり滝11:15---冨士型の滝12:25?三の 塔尾根(1070m)13:55?大倉バス停16:20(290m) 大倉バス停発 16:55―渋沢17:25 (反省会約1時間) 我孫子21:00 5)集中連絡先:SKさん |
【メンバー紹介】 まさに沢登りのためにあるような一日だった。昨年沢靴を買って一年おあづけ状態のIさん。今回は、何度も同行していただいているKさんや沢は久しぶりのTさん。頼もしい二人が同行で、安心度が増す。Fさんは2年前のリベンジで参加してくれてよかった。新人のNGさんとは改札の外で合流。今回のために沢の装備一式を揃えたという。私は初対面だったが、何人かはすでに顔を合わせている。MTさんは昨年沢靴を新調してやる気十分。Iさんは昨年靴など準備したが天気が悪くて初めての沢。それに6月の室内壁でもがんばって沢の直登を思い描いているようだ。簡単なわりに面白いので、ここんところ毎年のように来ている私N。 |
葛葉の泉にてこれから出発 | 小滝を登るMTさん(赤ヘル) | |
これくらいは楽勝だ、NGさん | どこを登ろうかしら、MTさん | |
横向きの滝 | 板立ての滝を前に、どこを登るか? | |
【横向きの滝】 大きい滝は下からまず横向きの滝(8m)が現れるが、結構どこでも登れる。ぬれてもいいなら水流を登るのもありだが、先頭のKさんは濡れるのが嫌いなので、左の乾いた斜面を登る。皆もほとんどそのあとに続く。 【板立の滝】 核心の板立の滝(8m)はここも乾いた岩の面(水流の右)をロープで確保して一人づつ登る。Kさんに確保を依頼する。一昨年はロープを確保して水流の左を登った。ここはフリーだと怖いが少し沢に慣れてくればロープをつければ登れる。先輩のOさんも2年前にクリアしている。この滝は簡単に滝上に登る巻き道もある。 |
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確保するKさん、登るFさん | もうひと頑張り | |
登れた~~思わずVサイン | 余裕のTさん | |
小滝はルンルン | 三段の曲がり滝 先行者の登り方を見るNGさん | |
水流の中心をを登る | ||
【曲がり滝】 その上の三段の曲がり滝(1m 3m 4m)は渓が狭くなっていて巻き道はないが、簡単に登れる。3段の滝でなかなかいいアングルだなと思い、動画で皆の登るところを写した。残念なことに、KさんとIさんは早々と三つの滝を越えて行ってしまったので動画の先頭はMTさんが颯爽と登っている。そのあとにFさんが続き、Tさんは先行者と違うルートで右の岩を登り始めている。最後に残ったのが、NGさんで若干おぼつかないけれど、なんとか三つの滝を登りきる。 【富士形の滝】 林道の橋の下を通過して、いくつかの小さな滝を越え、ついに最後の富士形の滝になる。この滝は、岸壁全体が富士山形になっているのだ。中央に水の流れる溝があり、ほんとはこの溝に沿って登りたいところだが、難易度が高い。Kさんが、右壁を登って上から6㎜の補助ロープを出す。一人づつこのロープで安全を確保しながら登る。 【遡行図の三俣】 最後の休憩などを取ってから、詰めとなる。水が涸れてきて、遡行図では850mで三俣とある。地形図では三股なのだが、実際は、ちょっと違うのだ。地形図を拡大してみると、最初に二股が現れ、左へ進むとすぐにまた二股になりその左を進む。 【最後の急登を三の塔尾根へ】 950m付近で沢から離れて、小尾根を登るのだが、昔は草鞋(わらじ)がつるしてあったり、赤テープがあったはずだが赤テープがあったので、ちょっと違うような気がするなあと思いながら、登り始める。小尾根を登った記憶があるのだが終始平らなずるずるの斜面だった。方角を確かめると、間違いない。Iさんも自宅で目的地の方角を読み取ってきている。方角はピタリで間違いない。 |
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冨士形の滝 | どこを登るか見定める赤ヘルMTさん | |
快調に登ってます | 水も少なくなってきた | |
三股付近 | 沢から離れて、三の塔尾根をめざす | |
三の塔尾根1090m付近 | 大倉バス停近くの紫陽花、バックは三の塔尾根か? | |
三の塔尾根からは。丹沢の尾根はほとんど歩きつくしているというNGさんなどと話も弾む。大倉で、いろは食堂へ寄って、生ビールで乾杯、 いつもの「大山豆腐」がおいしい。 今回の沢デビューがIさんとNGさん、楽しんでもらえたようでよかったです。 【今後の計画】 今後も初級の沢を楽しんでいきたいです。8月のOさんリーダーのナメラ沢もきれいなナメの沢で、30年ぶりで楽しみです。 N 記 |
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「葛葉川 沢登り 感想」 初めての沢登り。たかが川遊び、なんで大の大人が熱を上げるのか、一度やってみるか。そんな気持ちで、装備の準備から始めてみると、これが結構ハードなようで、ヘルメットだのハーネス、沢靴だの、いろいろな装備が必要で、かつ、どうも結構危ないらしい。 沢登り開始。涼しくて気持ちがいい。水が沢靴の中に入って、これまた気持ちがいい。今日は都内は35℃超えとか。こりゃ、病み付きになりそう。鼻歌交じりで進む。1mほどの滝、楽勝。沢登り大したことないや。でも涼しくていい。まあ、たまに息抜きでやってもいいかな。 (中略)先頭のKさんするすると登る。続くIさん、巨漢(失礼)に似つかわずするすると。続くMTさん、小柄な上に、御年、女性の年齢は禁句、なのに、するすると。Fさんもあれよあれよ、と。よし、私も、するすると、のはずが、あれ?足場がない。(中略)必死に小さな足場と掴める突起を見つけ、なんとか登った。どっと疲れた。1時間位しがみついていた感じた。疲れた。 登山道に出てからは、のんびりおしゃべりしながら2時間弱。単独行中心の私にとっては、これも楽しい経験。とどめは渋沢での反省会。いつもは、コンビニで発泡酒ですます山行だが、いろいろ皆さんとお話しできて、沢良し、登山道良し、反省会良しの最高の山行でした。 沢登り、怖いけど、最高!! 以上 記:NG |