11月の山行



御岳山(929m)から日ノ出山(902m)

武蔵御嶽神社 参道


実施日:2017年11月5日(日)
参加者:7名(男性2名・女性5名)
コース&タイム
我孫子5:42・・5:55新松戸6:01・・6:57西国分寺7:03・・7:
09立川7:15・・8:06御嶽駅/バス 8:10・・8:20ケーブル下
参道登り口8:35――9:42ビジターセンター ――9:48武蔵御嶽神社――10:05御岳山10:25――11:35日の出山12:15――13:10梅ノ木峠――13:25三室山・分岐――13:48愛宕神社奥の院――14:45愛宕神社――14:55吉野街道――3:25二俣尾駅  
二俣尾駅15:33・・青梅・・西国分寺・・新松戸・・17:45我孫子
標高:ケーブル下/404m―御岳山/929m―二俣尾/236m
装 備:日帰り一般装備
費 用:2950円  ・JR 休日おでかけパス 2670円 ・バス 280円


山行の概要
週末になると雨になるパターンが続いていたが、この日は朝から上天気の山行日和。立川駅から乗車した特別快速ホリデー奥多摩号の車内は、リュック姿の人で混み合っていた。予想していた通り御嶽駅も人が多く、バス乗り場は長蛇の列だったが、増便に乗れて順調にケーブル下に着く。
 頭上をカラフルな色合いのケーブルカーが通っていく。殆どの人はこのケーブルカーを利用しているようだが、私達は参道の杉並木を歩いて御岳山を目指す。ストレッチで体をほぐし、身支度をして出発。サブリーダーに先頭をお願いして山道に入る。山道とはいっても舗装された歩きよい道である。両側に立ち並ぶ立派な杉の古木に、いにしえの表参道の風情を感じながら、くねくね曲った道をひたすら登る。木が鬱蒼と茂り、杉の木には番号が振られている。勾配が結構あって、1時間の登りは意外にきつかった。
 ケーブルカー御岳山駅からの道と合流して、すぐの所にビジターセンター、その先には、天然記念物に指定されている「御岳の神代ケヤキ」がある。巨木はゴツゴツした大小の瘤をつけて、枝が分枝して空へ向かって伸びている。急坂を進み土産物屋や食堂が建ち並ぶ道を抜けると武蔵御嶽神社下に出る。
石段を登り色鮮やかな本社拝殿に参拝して一番奥にある大口真神社まで進む。ここが御岳山・山頂929mに位置する。社殿右手にある山頂碑の前で写真撮影、左後方には日本武尊をお祀りする奥宮の遥拝所がある。境内の静かな場所で、おはぎや餅菓子などをいただきながら休憩をとる。辺りの木々は色付き紅葉は見頃だった。
 神社を後にして日ノ出山に向かう。集落を過ぎると緑のきれいな山道に入り、暫くはなだらかな下りが続く。木漏れ日の差す明るい杉木立、黄色に色付いた広葉樹の茂み、起伏の少ない尾根道は気持ちよく歩けた。やがて上養沢への分岐標識を過ぎると、急な登りとなり10分ほどで東雲山荘、石段をひと登りすると日ノ出山・山頂に到着。
山頂は視界が開けて展望が素晴らしい。ベンチで景色を楽しみながら昼食休憩。遠くに富士山が微かに望めた。風もなく日差しは明るく穏やかな日和だ。予定していた40分は、あっという間に過ぎた。
 下山は、二俣尾まで約660mの下り。急勾配の階段を下りて先へ進むと遊歩道のような歩きよい道になる。手入れの行き届いた杉の林を抜けると見晴らしのよい梅ノ木峠に至る。道なりにススキが茂り、眼下には緑の林が広がる景色の良い所だった。
三室山の分岐からアタゴ尾根に差し掛かると悪路の急坂になり、少し下ると愛宕神社奥の院に着く。静かな佇まいの境内で小休止。この辺りが愛宕山の山頂になるようだ。ここから一気に下る登山道の途中には、山内新四国八十八ヶ所霊場の立派な石碑があった。ゴロゴロ石と木の根が張り出した歩きにくい道がしばらく続くと、明るく開けたスギ林に出る。麓の街並みが見えてくると間もなく愛宕神社。山行の無事を感謝してお詣りした後は、長く急な階段を下りて二俣尾駅に向かった。
 混み合った電車に押し込まれるように乗って、帰路につく。
 好天に恵まれた楽しい一日だった。


爽やかなお天気 気分も良好 武蔵御嶽神社 随身門
武蔵御嶽神社 本社拝殿 御岳山・山頂碑
武蔵御嶽神社・境内  紅葉は見頃だった 日ノ出山に向かう 杉木立の木漏れ日が美しい 
もうすぐ日ノ出山(上養沢への分岐辺り) 日ノ出山・山頂にて
静かな佇まいの愛宕神社奥の院 愛宕神社
愛宕神社の長い階段を下りて吉野街道に出る 国指定天然記念物「御岳の神代ケヤキ」


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