12月の山行
 笹尾根(槇寄山~浅間峠)
 
 
 

実施日 : 2017年12月10日(日)

参加者 : 4名(男性1名、女性3名)

      行 程 : 我孫子05:33−新松戸—西国分寺—高尾—07:54上野原

            08:10−(タクシー)—郷原08:50.・・西原峠・・槇寄山

            西原峠・・笛吹峠・・12:35丸山13:10・・土俵岳・・日原峠・

                    ・浅間峠・・16:10上川乗バス停16:23—(バス)— 17:00

                    武蔵五日市17:21−18:36東京18:42—19:27我孫子

     費 用 : 5120円(休日お出かけパス、タクシー、バス)

 

     笹尾根を歩くルートはいくつもある。

     計画を立てる時、どのコースにするか迷ったが、日暮れが最も早い今の季節を

     考慮して、以前リーダーとして歩いたことがある郷原から西原峠に上がり浅間峠

     まで尾根を歩き上川乗に下るコースを取ることにした。

     上野原駅から登山口の郷原までの交通手段は30分待てばバスの便もあるが時間

      短縮のためタクシーにした。

     郷原集落でタクシーを下車、運転手が「この坂を上がると行けますから」と

     案内してくれた。登り口の指導標には「三頭山登山口」と書かれてあった。

     今日の最高点「槇寄山」に向かって標高差600mを歩きだす。

     民家の間を通り過ぎ、猪除けのゲートを越したところで衣服の着脱調整をして

     再び歩き出す。

     登山道は最初、落ち葉を踏しめながらサクサクと歩く感じだったが上に行くに

     従ってその量は半端じゃない多さになり枯葉のラッセル状態になる。

     でもこれが女性3人にとっては結構楽しい歩きとなった。

      晴れた冬空の下、枯葉の上に「大の字」になって寝転んでいる自分の姿を想像し

     てみて、微笑。

     途中、木々の間から雪を半分以上戴いた富士山が見える。

     さらに緩い上りをゆっくり歩き三頭山と数馬の分岐点で右方向の数馬方面に進み

     西原峠に到着。

     ここから一旦、三頭山方面に5分ほど歩き槇寄山山頂(1188.2m)に着く。

     山頂は広々していて眺望が効き富士山がくっきりと、美しく見えた。

     若い男性4人組が上ってきたのでどのコースを歩いてきたか聞くと昨日浅間尾根を

     歩き、一度下り麓で一泊して今日は笹尾根から三頭山を歩く計画とのこと。

     楽しみ方は人それぞれ、いろいろなアイディアがあるものだと思った。

     休憩の後、西原峠に戻り尾根道を進み出すと枯葉一面、薄っすら雪化粧。

     昨夜降ったのか新雪だ。雪をかぶった道は美しく心地よいがところどころ道幅が狭く

     声を掛け合って慎重に歩く。

     展望が利くところでは大岳山、御岳山など奥多摩の山々を眺め立ち止まり休憩を取る。      笛吹峠(うずしき峠)に到着。「大日」と書かれた石標が置かれてある。

     昔は道しるべを兼ねていたのだろう、両脇にひらがなで「みぎ、かづま。

     ひだり、うず....(はっきり読めなかった)」と書かれてある。

      いくつもの峠を越すこの尾根道、峠や分岐箇所には分かりやすく表示された道標が

     立っていて地図で現在地を確認するのに助かる。

     丸山経由の分岐点を右手に進み、数分で丸山山頂に着く。

     平坦で眺めもよく開放的な山頂で昼食を取る。

     Aさん、Kさんが温かいコーヒーを手際よく準備してくださってご馳走になる。

     休憩は計画通り30分で切り上げ先を急ぐ。

     土俵岳(1005.2m)は見通しのない狭い山頂で山標がなければ気づかず通過しそうだ。

     日原峠までは時間もかからず着く。

     時間を確認すると2時20分、このペースだと予定のバスに間に合うと確信して

     浅間峠に向かう。

     このあたりは雪の形跡はないが太陽が隠れ少し霞がかかってきたため寒さを感じ

     ながらどんどん下っていく。

     東屋の休憩舎が見え、最後の峠となる浅間峠に着く。

     ここで笹尾根歩きと別れ、今日最後の行程、上川乗のバス停まで下る。

     道幅も広く歩きやすい下りだが後半はジグザグの緩い階段歩きになる。

     下りきった登山口にもバス停まで0.5Kmの標識があり4時過ぎに上川乗バス停に着く。

     多少の上り下りがある単調な尾根歩きの約13Kmは歩き応えのあるコースだった。



   
民家の間からスタート  落ち葉の登山道(西原峠に向かって) 
   
立ち止まって説明板を読む  木々の間から富士山を見る 
   
槇寄山山頂にて  うっすら雪化粧の中を歩く 
   
笛吹峠  昼食を取った丸山山頂 
 

   東屋の休憩舎が見え、最後の峠となる浅間峠に着く。

   ここで笹尾根歩きと別れ、今日最後の行程、上川乗のバス停    まで下る。    道幅も広く歩きやすい下りだが後半はジグザグの緩い階段    歩きになる。

   下りきった登山口にもバス停まで0.5Kmの標識があり4時過ぎ    に上川乗バス停に着く。

   多少の上り下りがある単調な尾根歩きの約13Kmは歩き    応えのあるコースだった。 


 
浅間峠で一休み