3月の山行
箕郷梅林
※実施日 2018.3.18(日) 曇りのち晴れ ※参加者 女性7名、男性3名 計10名 ※経路・時刻
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概要 群馬県は東日本では名だたる梅の産地として知られている。群馬三大梅林といわれている榛名、秋間、箕郷のうち上野から簡単にアクセスできる箕郷を選んだ今回の梅見ハイク。天気も朝のうちはどんよりとしていたが北上するにつれて太陽が顔を出し、春霞におおわれながらもお花見日和となって嬉しいかぎり。 連雀バス停から歩きはじめるとすぐに高崎市立箕輪小学校が見える。小学校の校舎と校庭の間の道が法峰寺の参道となっていて直進する。 山門の手前の水曲輪では7月にはホタルが闇夜を照らすという。お寺の観音堂経由で竹林、杉林の中を通り箕輪城跡に向かう。 城主は1500~1600年頃のおよそ100年のあいだに長野、武田、織田、北条、徳川と代わり最後の主、井伊直政(女城主直虎の養子となり跡継ぎ)は高崎城に移った後そこから、関ヶ原に参戦。その後は佐和山(石田三成の居城)に移り、待ち望んだ新築彦根城に移る前に亡くなった。直虎から14代あとに井伊直弼が城主となったとか。 |
郭馬出西虎口から入り、二の丸、三の丸から虎韜門に出る。白川口埋門からR126にぶつかったところが箕郷中央公園の北口にあたる。今日はここから車の多い県道をはずれ、土手やあぜ道、車の少ない舗装路を迷路のように歩き、箕郷中央公園の南口に帰る周遊コースを選んだ。 観光用ではなく生産用の梅で白梅が多く、上からあるいは下から横から前から梅畑が広がる。視線の先は三峰山、相馬山、榛名富士など榛名山が目にはいる。 箕郷梅まつりの善地会場に着くと、人も花も急ににぎやかになった。河津桜や紅梅が見ごろを迎えており、あたりがまさに桜色に染まった。剪定された梅と桜の枝が希望者に配られた。見晴らし台から眺めると白梅が雲海のように広がっていた。 |
昼食後、さらに梅畑を歩いて行くと梅公園蟹沢会場に着いた。この先は会う人もなく竹林、梅林、梅林。 フルーツラインに出る角に牛舎があり牛の親子が数十頭モーモーと歌っている。子牛が可愛いのでみなで覗くと牛たちも大きな目でこちらをみるのだった。10人と牛たちの集団お見合いになった。 最後に立ち寄ったのが長純寺。箕輪城主長野氏の菩提寺になっている曹洞宗のお寺である。境内にはシダレザクラの大木が赤く膨らみ始めたつぼみをたわわにつけていた。 箕郷中央公園の南口まで来ると、お城をおりて橋を渡った朝の道が見えた。ここから連雀バス停を越え、箕郷本町から高崎に向かった。
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