4月の山行


雪入山



~~竜ヶ峰入口付近の春爛漫~~




山行日:2018年4月8日(日)
天気:快晴
参加者:10名(女性7名、男性3名)
費用:2400円/名

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 女体山から東に伸びる東筑波の山々は、朝日峠から先にパラボラ山、雪入山(345㍍)、浅間山(344.6㍍)、閑居山(227㍍)、権現山(99.4㍍)と連なる(千代田アルプス)。この西側に雪入地区という里山がある。今回は、この雪入を囲む尾根とパラボラ山、雪入山、浅間山を周回するコースだ。 


竜ケ峰入口~いやしの里

 総勢10名で7時ちょうどに我孫子駅を出発し、国道6号→同294号→同354号→県道53号のルートを経由して午前8時20分には竜ヶ峰の入口に到着した。
 ここからの尾根道に中央青年の家まで約7百本といわれるヤマザクラの桜並木が続く桜の名所だ。そして桜のトンネルを歩いて気分良くスタートし、数千本といわれるこの山域の山桜の桜花爛漫を堪能するはずだった。
 だが残念ながら桜はすっかり散ってしまっていた。街中の桜は散ってはいたが、ここの桜は開花が遅いので山行には間に合うと見込んでいた。ところが一昨日の夜半の暴風ですっかり散らされてしまったようだ。足元には散った桜の花びらすら見られなかった。
 参加者もがっかりしたであろうし、私自身もすっかり気落ちしてしまった。だが、気を取り直し、中央青年の家の前で参加者に簡単にコース説明をしてから、いやしの里に向かった。


剣ヶ峰からの美しい眺めを楽しむ


登山道にある雪入山道標


振り返れると筑波山が望めるあきば峠


NO.1のビューポイント黒文字平

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いやしの里~黒文字平
 9時50分、いやしの里をスタートした。ここから林道との出合までいきなりの急登である。途中、野鳥のさえずりが喧しいほどだ。ここ雪入は野鳥の宝庫でバードウォッチングでも知られている。
 林道に取りつき稜線に入る。しばらく展望はないが整備された道を進むと、パラボラ山の通信施設を通り過ぎて剣ヶ峰広場に着く。
 この剣ヶ峰はビューポイントだ。明るい春の陽の中に、遠くは太平洋、霞ヶ浦、牛久大仏、近くは今通ってきた竜ヶ峰の尾根が手に取るように一望できる。皆でベンチに座り、この美しい眺めを楽しんだ。
 次のあきば峠を目指して、さらに稜線を進むと登山道に雪入山の道標が見られる。そしてパラグライダー場跡を通り、急坂を下ると林道と出合う。ここが”振り返れば筑波山”がキャッチフレーズのあきば峠だ。
 ここあきば峠からさらに数分ほど進むと黒文字平に着く。ここからは、筑波山が美しい双耳峰の姿で真正面に見える。雪入のNO.1のビューポイントかもしれない。かつてここから眺めた白銀の筑波山を思い出した。 


           

黒文字平~三ツ石森林公園

 黒文字平を後にして、2つの山桜の木(恵比寿桜、布袋桜)を通過すると浅間山の表参道の入口に着き、ここから山頂(344.6㍍)を目指す。杉林の中を数分ほど急登すると浅間山山頂に着く。ここからは女体山から朝日峠までの連なりと今歩いてきた山々のうねりが、まるで胸元まで伸びてくる様に見える。ここもまたビューポイントだ。
 山頂から権現山との分岐に至る山道を下り、浅間山中腹の三ツ石森林公園をさらに「もりの小屋」に向けて下るが、ここでも野鳥のさえずりに迎えられ新緑の林の中を進むのが心地よい。
 途中、あずまやのある広場がある。ここの新緑の林も実に美しく、陽光の中に輝いていた。しばらくはこの美しい景色に浸った後、丸太の階段を下ると、正午過ぎにもりの小屋に着いた。ここではゆっくりと昼食をとり、スタッフの方々からお話を聞いたり、霞ヶ浦の眺めを楽しんだりして過ごした。
 


浅間山山頂への表参道


浅間山山頂から東筑波の山々のうねりを眺める


三ツ石森林公園の広場


陽光に輝く新緑


三ツ石森林公園「もりの小屋」

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三ツ石森林公園~いやしの里
 13時25分、もりの小屋を出発し、雪入ふれあいの里公園までを舗装林道を七曲まで緩やかに下る。途中に眺める眺望大桜は散ってしまっていたが、天空桜はまだ花が見られた。
 七曲を過ぎて、今度は緩やかな林道をしばらく登るとネイチャーセンターに到着した。ここは、砕石場跡地を利用して作られた施設で、立体ハイビジョンシアターやジオラマ展示室などの施設があり、見学する。
 ネイチャーセンターを後にし、10分ほど上り坂を登ると風の池、そして展望広場に着く。ここから剣が峰広場方向に向けて二段の急登があり、かなりの傾斜だったが、全員無事に登りきった。
 剣が峰広場下からは眺望コースをいやしの里に向かって下る。いやしの里には15時30分頃に到着した。
 まだ時間があったため、数々の小町伝説が残る近くの小町の里に立ち寄った後、我孫子駅には18時20分に到着した。


スタッフ(雪入探険隊)の方々からお話を伺う


雪入ふれあいの里に向けて林道を進む


雪入ふれあいの里ネイチャーセンター


小町の里の水車


 桜は散っていたが、春の東筑波の山は瑞々しい新緑が陽光に輝いて格別の美しさだった。だが、いくら言葉を尽くしてもこの時期の雪入の美しさは伝わらない。近場なのでぜひ訪れてもらいたいと思う。5月はヤマツツジが楽しめるそうだ。 
 2018/06/10 Km