7月の山行




妙法ケ岳(1329m)~霧藻ケ峰(1523m)


妙法ヶ岳(1329m)~霧藻ヶ峰(1523)

*日程:2018年7月21日(土)

*参加者:男性3名、女性2名(5名)

*コース:

我孫子6:016:31日暮里6:406:55池袋7:058:47西武秩父駅9:10-(バス)-10:25三峯神社10:4011:05鳥居11:1511:45分岐-1205妙法ヶ岳(1329m)12:3513:00分岐-1320炭焼平-14:05霧藻ヶ峰(1523)14:4015:25休憩所15:3516:10太陽寺-16:50大血川渓流観光釣場17:30(タクシー)18:10三峰口18:1518:45西武秩父19:1521:00池袋21:1021:23日暮里21:2722:00我孫子

*費用:食費含め 約7,000

交通費 5,060

(電車:640×27801,220、バス:930円 タクシー:850/1人分)

*装備:初夏の日帰り登山の一般装備

*グレード:B

*集中連絡先:HTさん

 


 妙法ヶ岳は雲取山へ行く道の途中に、脇を通る山という印象でしかなかった。しかし、実際に寄るとなるとかなりの回り道となり、時間との兼ね合いから行くこともなかった。行った方もかなり少ない不遇の山だと思う。今回の山行はこの不遇な山にスポットを当てた山行であるが、さすがに妙法ヶ岳の往復のみではややもの足りないので、ちょっと上の霧峰より大血川に下るルートとした。このルートも初めてなので楽しみではある。日本列島は連日の猛暑の最中。当日も当猛暑である。とにかく熱中症に気を付けねばと気を引き締める。

 我孫子で5人揃い、電車を乗り継いで西武秩父駅に着く。秩父のシンボルである武甲山が大きい。ここから85分バスに揺られ登山口の三峯神社に着く。高度のせいか平地のような猛暑の感じではない。

 SLのTBさんを先頭に歩き出す。樹林帯で陽が遮られ、暑さは無く心地良い。一つ目の鳥居で登山届を出し、やや歩くと妙法ヶ岳への分岐である次の鳥居に着く。ここで一休みし英気を養う。妙法ヶ岳への道は人が行かないのではと思っているとそうでもなく、出会う人が意外に多い。帰路との分岐を超えると梯子場がありその先が山頂で、山頂は奥の院という神社になっている。さほど広くはないが、他に3パーティいる。ここでくつろぎながら昼食をとる。


      出発点の三峰登山口

出発したが平地と違いさほど暑くない
大きな鳥居 ここから妙法ヶ岳に向かう
霧藻ケ峰休憩所の前で
新しく整備された梯子場を行く
妙法ケ岳山頂からの遠望
妙法ケ岳山頂にて 神社(奥の院)が山頂

 妙法ヶ岳を下ったあたりで雲行きが怪しい。雷らしき音も聞こえる。ちょっと嫌な気分である。雲取山への合流点の炭焼平まで結構遠い。炭焼平を超えた後は登りとなり今回の山行最高点である霧藻ヶ峰に向かう。やや骨のある登りの先は地蔵峠で大血川への分岐になっている。霧藻ヶ峰へは直ぐ傍と思っていたが10位歩いた所に見覚えのある小さな小屋がありここが山頂になっている。トイレもあり両神山や和名倉山等奥秩父の山々を眺めながらくつろがせていたく。小屋番の方が親切で色々と教えていただいた。後で聞いたら新井さんという方で、雲取山荘の名物親父である新井信太郎さんの親戚かも知れない。

こんな所に山頂の表示版が、、
霧藻ケ峰山頂にて笑顔のメンバー

霧藻ヶ峰を後に大血川に向かう。かなりの下りだが急では無く歩き易い。途中林道を3回超え、麓近くの太陽寺に着く。この寺は相当古い建物の様であったが、鎌倉時代の建物とのことで、こんな辺鄙は場所に不思議な気がする。


大血川を下る
鎌倉時代からの古刹、太陽寺

ゴールの大血川渓流観光釣り場まであと少し。 やはり、平地に近づくと蒸し暑い。

シャツが汗だくになっているのが良く解る。ようやく大血川渓流観光釣場に着く。

しかし、ここでも携帯の電波が届かず店の方に連絡していただく。タクシーが来るのはかなり先の様子で、ここで霧藻ヶ峰の新井さん推薦のうどんとビールで打上げに。しかしうどんは天ぷらと焼きナスが付いていで美味しかった。タクシーが着たが5人乗れないので2人軽トラで送って頂いた。親切にしていただいて、唯感謝である。

太陽寺の風神像
ゴールの大血川渓流観光釣場 天ぷら付きうどんが絶品

 三峰口より西武秩父を経て、長い帰路に着いた。我孫子に着いたのは22時であり予定(特に計算はしていないが感覚的に20時頃と思っていた)よりかなり遅れてしまった。いつもリーダーとしての時間計算(計画も含めて)が甘いと反省させられる。

 私自身、かなりこの山行をハイキングの延長の如く考え若干舐めていた。しかし、思った以上に歩き応えがあった。時間は掛ったが、三峯神社~妙法ヶ岳~炭焼平~霧藻ヶ峰~太陽寺~大血川渓流観光釣場(うどん)とアクセントがあり、それなりに楽しめたと思う。一時雷が鳴り雲行きが怪しかったが、結局雨には降られずラッキーであった。

 

追記

 到着は遅くはなりましたが、山行は無事終わりました。先頭で上手くペースメークしていただいたサブリーダーTBさん。どうもありがとうございました。失礼ながら年を感じさせないMRさん。相変わらずのタフさは恐れ入ります。いつも元気なTKさん。パーティーのムードメーカーでした。平然と最後まで歩き通した新人のIMさん。体力十分で今後の活躍が楽しみです。同行していただいた皆さん、どうもありがとうございました。日帰り山行ですが、思い出の一コマに入れていただければ幸いです。
                                          
                                         FR 記     

                            






top

sankourireki