1.実施日:7月31日夜~8月2日(木) 2.登山口:中房温泉(長野県安曇野市穂高有明) 3.登山口までのアクセス:自家用車 4.コース&タイム(標準:13時間、実績:14時間、総距離:約19km、最大標高差:1522m)
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❖7月31日 |
夜、我孫子を車で出発。長野道の筑北PAで仮眠し、4時半頃出発。5時半頃に安曇野市営第一駐車場に到着。この山道は細い道ではあったが、すべて舗装されていて走行上の困難はなかった。駐車場は平日にもかかわらずほぼ満車状態であったが、運よく空きスペースがあり駐車出来た。 |
❖8月1日 |
準備を整え駐車場(1400m)を出発。登山口(1462m)まで傾斜が急な車道を歩く。登山口でトイレを済ませ、6時頃に出発。すぐに急登に入る。途中ベンチが4か所あり、こまめに休憩を取り水分と塩分の補給にも気をつけながら登る。 9:10頃に合戦小屋に到着。腹拵えとトイレを済ませ出発。樹林帯を抜けると燕山荘が遠望出来るようになるが、まだはるかかなたの印象。雲の動きが早い。 10:35頃に燕山荘に到着。雲の流れが速いが槍ヶ岳が眼前に現れて感激。ここまではほぼコースタイム通り。ここではトイレ休憩のみで出発。 この後は尾根歩きだから比較的平坦なところだろうと思っていたら大間違い。結構なアップダウンを繰り返し、ようやく大天井岳の麓に到着。 ここからが今回の山行で最もきつい登りとなった。途中から大天荘までの残り距離表示が出て、500mからカウントダウン。この表示板を頼りに100mずつ歩を進めたのが救いであった。また、大天荘は山陰になっていて、最後まで見えなかったのも幸いしたかも知れない。予定より30分程度遅れて15:15頃大天荘(2870m)に到着。もう大天井岳の山頂(2922m)は目の前で約15分の距離。食後に夕日を見に行くことにして、小屋で販売されていた生ビールで乾杯。絶景の中で至福の時を満喫した。 この山小屋も古そうではあるが改装が繰り返されているようで、大変清潔な感じで好感が持てた。ここでの食事も、夕食・朝食とも大変満足できるものであった。ご飯と味噌汁はお替り自由というのもうれしいサービス。さすがにシャワーはなかったが、400m下の沢からポンプアップしているという水はそのまま飲むことが出来るので、翌日に備えて水の補給も十分に出来た。 夕食後、外は雲に覆われており、夕日は期待できなかったが、ひとまず山頂へ。風が強く雲の流れが速い。このため、夕日はあきらめて小屋まで戻ると急に日が差してくるようになったので、山頂とは反対側の丘に登り、山頂への稜線に沈み行く夕日を眺めることが出来た。絶妙のタイミングで、運がよかった。 小屋へ戻ると、食堂がランプを灯して雰囲気のいいラウンジになっていて、ワイン等も提供されていたが、明日に備えて消灯前に就寝。 |
中房登山口 | 2つ目のポイント第二ベンチ |
樹林帯を抜け燕山荘を望む | 燕山荘に到着 |
大天井岳山麓の分岐点 | 大天荘に到着 |
❖8月2日 | |
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雲海に連なる山なみ | 天を衝く槍ヶ岳 |
燕岳に向う尾根からの眺望 | 雲間に浮かぶ富士山 |
イルカ岩と槍ヶ岳 | 猿の姿に癒される |
メガネ岩 | 燕岳頂上の碑 |