11月の山行

安平路山  2.363m

 

安平路山山頂にて


実施日:2018年11月23日(金)~24日(土) 摺古木自然園休憩舎内幕営

参加者:FR(SL)、KW、NK(CL) 集中連絡先 TN

行程: 初日((23日) バスタ新宿13:05~17:45飯田駅17:55~コンビニ~19:15摺古木自然園休憩舎
     二日目(24日) 標高差 2483-752m、距離14.5km起床4:0-出発5:40-6:30衣服調節6:40-6:45展望台分岐-
               7:10摺古木山7:25-8:28白ビソ山8:35-9:5安平路避難小屋9:10-10:8安平路山頂10:25-11:24
               避難小屋11:45?-12:25白ビソ山12:32-13:10衣服調節13:21-13:30摺古木山13:40-13:55
               展望台13:10-14:40分岐-15:30摺古木自然園休憩舎16:00~17:05飯田駅(コンビニ)
                18:00~22:35バスタ新宿

費用:バス(新宿-飯田 往復)\8,000 、タクシー(9,630+9,180)/3人=\6,270  合計\14,270
装備:テント、シュラフ、マット、雨具、ヘッドランプ


【初日】
13:5 バスタ新宿出発。当初予定は、朝一のバスで移動し、山頂そばの避難小屋泊の予定だったのだが、3W前に予約しようとしたらもう一杯。今回の計画に見直す。多人数で行く場合は、早山の予約が必須!反省。

17:55 タクシーで安平路登山口へ。出発時トラブルと渋滞で30分程度飯田着が遅れたが、事前予約のタクシーに乗り込み、コンビニで晩御飯を仕入れ、小屋に向かう。林道もそんなに荒れてはおらず、若かりし頃、自身も結構山登りに行ったという運転手さんに途中の廃村の説明なども含めいろいろ伺いながらの1時間。登山届は、林道入口(チェーンが張られている)にあるが、事前ネットで申請してあったのでスルー。
19:15 避難小屋(休憩舎)着。さすがにこの季節、寒い。KWさんの提案で、避難小屋の中にテントを張る。お湯を沸かし、コンビニ弁当にラーメン(これ私)とリッチな晩御飯をテントの外で食し、その後テントの中でしばし一杯飲んだりしながら、夜が更けていった。

【2日目】
4:0 起床。
今日は日帰りで、タクシーを16時に待たせているので、余裕をもった行動を、ということで、予定よりさらに30分早く、4時起床に。外は真っ暗。その上、夜中にガサコソすごい音がして、若干寝不足気味。小屋上部に隙間があり、ネズミか鳥が動き回っていたようだが、結構ビビった。一人だと怖いだろうな。湯を沸かし、ラーメンを頂き、漸く体が温まる。テント撤収を行い、必要なものだけもって、いざ出陣。
5:40 出発。日が短いこの季節、外は満月のおかげで明るいが、完全に夜。ヘッドライトを付け、FRさんに先頭を歩いていただく。笹の藪漕ぎを覚悟したが、綺麗に刈り込まれ、また朝露もなく、歩きやすい道を淡々と歩く。


未明の満月
夜明け


7:17 摺古木山着
歩き出して1時間ちょっとで到着。すっかり明るくなり、目の前に御嶽山。(山に詳しいFRさんがいらっしゃると見える山の名前がすぐにわかる、感謝!)足元は粉雪が数cmつもり、木の枝は海老のしっぽ(樹氷)が。寒いが、風がないので辛くはない。


摺古木山頂 
遠方に御岳山
数cmの積雪
霧氷 
8:30白ビソ山着
山と言いながらまったく山頂感なく、単なる登山道の一部。「次はxxxxまで、登りy m」とFRさん。どうしてこうした言葉がすっとでるのか不思議。因みにGeographicaがあればすぐわかるが寒くて出すのが面倒。カメラも寒くて写真一枚とると、バッテリ切れ。KWさんにバッテリだけ内胸ポケットに入れるといいと言われ実行。最後の最後、頼りになるのは人間。

9:00 安平路避難小屋着
笹に埋もれた避難小屋、を予想していたが、普通に登山道脇に立つ避難小屋。中は、調理コーナもあり、実に綺麗。登山口の休憩舎も悪くはなかったが、こちらは、さらにいい。それにもましていいのが景色。前方(写真右側)に光岳方面が見え、後方は南駒ヶ岳に連なる稜線が実に素晴らしい。帰路、ここで30分以上その景観に皆、絶句の状態だったのだ。ただ、水場に帰りに降りてみるも、湧き水程度しか確認できず、期待はできないかも。また、ここに来る途中会った親子連れは、昨晩この小屋にとまった登山口の車の持ち主だった
安平路避難小屋
10:08 安平路山到着
山頂眺望なしと、ぼろくそに書かれている山頂だが、そこそこの眺望はあり、ちょっとかわいそう。恥ずかしさがあったが、一吠え「ありがとう、安平路山」。三脚立てて記念写真撮り終わったら、単独登山客が。その後下山時にも3~4組の登山客に出会う。誰とも会わないかと思ったが、それなりに人はいた。

13:58 摺古木展望台
晴れ渡った空と南駒ヶ岳方面の稜線が眼前に広がり、避難小屋近辺とここが今回のルートでの最高ViewPoint。ここでも、その素晴らしい眺めにのんびり休憩
南駒ヶ岳方面
深い笹の中を
15:30 摺古木休憩舎着
のんびりしすぎて、少々焦りつつ、あれまだ?と心の中で叫びながら下る。結局ついたのは、タクシー予約の30分前、丁度いい時間。朝30分早く出ておいて、大正解。登り4時間30分、下り5時間。ちょっとのんびり休憩とりすぎたかも。
摺古木休息舎外観
小屋内の幕営場所
17:5 飯田駅そばのコンビニ着
ゴミの処分のためにコンビニでタクシーを降りる。バス時間まで一時間を切っており、コンビニのイートインに変更。ビールもいただき、満足満足。私のスタイル、登山口でコンビニ弁当食べて、日帰り登山、そしてコンビニイートイン。食事の苦労がない分、すこし風情に欠ける。お二人には申し訳なかったですが、予想外の景色、眺望で許してもらえるものと思っています。

22:35 バスタ新宿
18時にバスに乗り込む。中央高速渋滞があったが、行き同様30分程度の遅れ。三連休の三日目の明日だったら、1時間以上の遅れはあっただろう。明日も休み。ゆっくり疲れをとれる。期待しなかった山行でしたが、予想外のいい眺望、笹の藪漕ぎもなく、さらに,小屋の中にテントを張るという珍しい経験、そして、松木沢と同じメンバーでの楽しいおしゃべり山行と、実に楽しい二日間でした。山っていいですね。


TOP

sankourireki