【会山行報告】 堂平山(876m)・笠山(837m
 


 *日程:2019年3月24日(日)
*参加者:3名
*コース:
我孫子6:01-6:31日暮里6:40-6:53池袋7:00-8:04小川町駅8:14-(バス)-8:53白石車庫9:00-10:05白石峠10:20-10:35剣ヶ峰(876m)-11:40堂平山(876m)(昼食)12:20-12:45笠山峠-13:20笠山(837m)13:35-14:25荻平分岐-15:40和紙の里16:16-(バス)-16:36小川町駅16:44-17:49池袋17:56-18:09日暮里18:13-18:45我孫子         
*費用:食費含め約\5,000
交通費 \3,900(電車:(\640+\810)×2、バス:\640+\360)
*装備:初春の日帰り登山の一般装備           
*集中連絡先:TIさん

 
 今から10年位前に遡る。私が我孫子山の会に入会する前の事であるが、会社の山岳会の仲間と三人で東武鉄道主催の“外秩父七峰縦走ハイキング”なるイベントに参加し、その時に堂平山と笠山に登った。しかし、あまり良く覚えていない。このイベントは毎年4月に開催されるが、朝の集合時間に間に合わないので、浦和の友人宅に泊まりゴール時には夕方になっていた記憶がある。とにかく登山道が人にあふれた大イベントであった。
 
 24日の当日は好天で絶好のハイキング日和。我孫子で三人揃って出発である。人数的にちょっと寂しいが、雪上訓練と日程が重なっているので、仕方ない。池袋から東武東上線で終点の小川町迄。空いていてゆったり座れて快適だ。小川町よりイーグルバスなるスイカが使えない怪しげなバスに乗るが超満員であった。しかし、これが今回の山行で唯一の立ち移動であった。
 登山口の白石車庫バス停より歩き出す。暫くは車道歩きが続くが、かなり登っている。途中登山道に入ったが、ずっと登る。殆ど今回の最高点に近い所まで来ていて、コースタイムの1時間位経過した所でバイクの音が。車道と交差する所が白石峠だ。車でも入れる様で癪だが、まあ低山ではよくあることで仕方ない。白石峠で小休止する。

 
出発点の白石車庫バス停 

 
 ようやく白石峠に着いた
 

白石峠より堂平山に向かうが、途中電波塔のある剣ヶ峰を通り降りたらまた車道と交差する。そのあたりは車道と登山道が入り組んでいて解り難い。ついに標識に惑わされ道間違えをしてしまう。標識には天文台(堂平山山頂にある)と書かれた方向には道は無く、笠山と書かれた方向の道を行ったがどんどん下っていく。どうやら里に下りる道で、下りてから笠山に行く意図の様だ。結局40分位のタイムロスをしたが、車道を行くのが正解だった。
 何とか堂平山に着いたが、ここは360度の好展望で素晴らしい。特に雪を纏った浅間山が目立ち、小型富士山という雰囲気だ。山頂で昼食とするが、展望は良いが、風が若干強いのと、杉花粉が大量に飛んでいる様で、私はかなり苦しかった。

 
 展望抜群の堂平山山頂
堂平山を後にして笠山に向かうが、林道と交差するあたりが解り難かった。笠山はルートから外れるが、ちょっとした急登りであった。山頂は堂平山に比べたら地味であるが、都心は一望できた。
 

 
 もう一つのピーク笠山山頂
 下山も林道と数度交差しながら雑木林登山道を下り、荻平分岐より舗装道路なる。のどかな山里で途中の桜や桃の花が美しい。のんびり歩いたがゴールの和紙の里までは非常に遠い。約一時間舗装道路を歩き大きなセメント工場を左に見てようやく和紙の里に着いた。しかし、ここは道の駅でビールは売っていない。小川町までお預けとなった。


 

山麓では桜が満開

 小川町は東武東上線の始発駅につき余裕で座れて快適だ。乾杯をして余韻に浸りながら帰路についた。初春の奥武蔵の低山ハイクであったが、かなり歩き応えがあった。私は翌日軽い筋肉痛になっていた。車道や林道との絡みは残念ではあるが、好天に恵まれ比企三山の内の二山を堪能できた。特に堂平山の展望は素晴らしかった。
 同行していただいたABさん、HMさん、どうもありがとうございました。

                               (FR 記)
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