4月の山行
「会山行報告」
丹沢主脈縦走
(焼山-蛭ヶ岳-丹沢山-塔ノ岳-大倉)

実施日程: 2019年4月20日(土)~21日(日)





往 路 
・交通(往路)布佐5:11→6:01日暮里6:12→6:33新宿6:47→7:00調布7:02→
7:30橋本駅7:50(タクシ-+徒歩)→8:20焼山登山口

行 程               
20日(金)               
      8:20焼山登山口(282m)8:30→10:20焼山10:35→11:20黍殻山 11:35
       →11:50避難小屋12:40→15:30蛭ヶ岳山荘着(1673m)
      標高差 +1400m         
      歩行時間 5時間40分 + 休憩時間 80分 = 7時間

21日(土)  
      蛭ヶ岳山荘5:50→6:20鬼ケ岩ノ頭6:24→7:25丹沢山7:50→8:50 塔ノ岳9:20→10:30堀山の家10:50→12:20大倉尾根登山口→12:40
大倉バス停(294m)13:11→13:31渋沢駅 
      標高差 +350m  -1750m                                        
      歩行時間 5時間31分 + 休憩時間 79分 = 6時間50分

復 路
・交通(復路)                     
       渋沢駅15:03→代々木上原→北千住→我孫子→17:25布佐着

*装備: 山小屋1泊装備 雨具、地図、昼食、行動食、飲み物、ヘッドランプ
         携帯電話 防寒着 手袋  
*地図: 国土地理院1/25000  昭文社 山と高原地図「丹沢」
*費用: JR      3033円(布佐~橋本 渋沢~布佐) 
         バス      210円 (大倉バス停~渋沢)
         タクシー代   1,550円(橋本~焼山登山口 一人当たり)
集中連絡先: TTさん
  
 今回の山行は、私が山の会に入会して、初めての小屋泊まりを経験したIさん、ご担当の
丹沢縦走(札掛~西丹沢)の時からなんとなく考えていたものである。
 

参加者は、登山家、ドローンパイロット、カメラマン、そして私、善良なる小市民の成田線沿線に居をかまえる山行に対して、間違えだらけの間違いない4人のメンバー(成田線オールスターズ)で実施した。
 
20日
 天気は、予報どおり朝から晴れであった。メンバーとは、成田線始発の列車内で待ち合わせ橋本の駅に向かう。途中、新宿駅での京王線乗り換えがスムーズに行き、予定より1本前の列車に乗り込むことができ、結果、焼山登山口を計画より20分早く出発することができた。なかなかよい出だしであった。


 
 宿泊予定である蛭が岳山荘に向かい登山家、ドローンパイロット、カメラマン、小市民の順で歩きだす。焼山までは、少し急登な鬱蒼とした樹林帯の中を約2時間歩く、登山家の完璧なペース配分で4人の足並みがそろい快調であった。
 

 焼山から黍殻山までは、なだらかな稜線を春の日差しを浴びながら気持ちよく歩くことができた。黍殻山を過ぎ15分ぐらい歩くと、いきなり場違いな広場が現れて避難小屋がみえてくる。黍殻山避難小屋である。
かなりきれいな避難小屋であった。宿泊した蛭が岳山荘よりきれいだったかもしれない。ここで、50分位の昼食休憩を取り、山頂をめざす。黍殻山避難小屋から姫次までは、勾配が多少きつくなってきているもののほとんど変わらない。しかし、姫次に到着するころには、風が強くなってきてガスがかかり始め、体感温度が下がってきた。姫次から蛭が岳山頂は、今回の山行の核心部分であったと思う。急登に加えて、崩落個所も何か所かあり、冷たい風にさらされた。成田線オールスターズは、登山家を先頭に一歩一歩慎重に歩き15時30分に蛭が岳山頂に到着した。山頂は風が強く、ガスに覆われ、しかも寒かった。頂上の展望とビールの乾杯が私の目的であったので非常に残念であった。
 蛭が岳山頂小屋は、このような天気にかかわらず、なかなかの盛況ぶりであった。食事こそ、谷川岳にある某峠小屋と変わらないが、トイレ等の掃除も行き届いており、小屋番の3人の管理人さんも、いかにも山男らしい風貌で、お客に対しても同じ目線で接してくれる感じのよい管理人さんであった。ここの小屋が流行る要因は、この人達にあるかもしれないと思った。
 成田線オールスターズは、ビールと持ち寄ったワインや焼酎、ウィスキーで乾杯し夕食のレトルトカレーをたいらげ、夜8時に就寝した。 
22日
 朝4時に起床し早めに朝食をすませ、この場所のうりである日の出と夜景を見るために外に出た。快晴とまでは言えないが風が治まりまずまずの天候であった。ただし少し雲がかかっており、完璧な赤富士は見ることができなかった。でも、素晴らしい景観には変わりはなかった。メンバーは、予定より10分早い5時50分に登山家を先頭に蛭が岳山荘を後に丹沢山に向かった。



 本日は、昨日と変わり全体的には、下降基調の行程であるが、蛭が岳から塔ノ岳の間は、いくつかの登り返しがあり途中で息をつくところもあったが、蛭が岳山荘から丹沢山95分、丹沢山から塔ノ岳60分と快調なペース配分で進んだ。
 塔ノ岳からは、大倉尾根をひたすら下る、噂には聞いていたが下るのにも一苦労、膝が笑いだした。大倉には、計画予定時刻より約40分早い12時30分に到着した。
 復路は、計画通りの時間に大倉バス停からバスに乗り込み、渋沢の駅前のお店で、軽く打ち上げを行い、渋沢駅15時3分の電車に乗り込み帰路についた。
 今回の山行が計画どおり無事終了することができた事に、参加してくれたメンバーと集中連絡先を引き受けてくれたTさんに心より御礼申し上げたい。
                TK 記
     
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