10月の山行


安達太良山  1.700m



実施日 :2019年10月2日(水)~3日(木)
参加者 :Iさん、Sさん、Nさん、Fさん、Hさん、Yさん、LK

コース
10月2日(水)我孫子<5:42> →天王台<5:45>→水戸<6:58着/7:28発>→郡山<10:50着/11:06発>→二本松<11:29着 タクシーで奥岳登山口へ
ロープウェイ(6分)…5分…薬師岳展望台12:25(昼休憩)13:00…安達太良山15:00/15:20.…峰の辻…くろがね小屋16:40着
10月3日(木)くろがね小屋7:15…(50分)…勢至平8:05/8:20 …奥岳登山口10:00着/10:50 タクシーで二本松のお蕎麦屋さんへ11:30/13:10 歩いて1㎞二本松駅<14:41発>→郡山<15:07着/15:12発>→いわき<16:42着/16:54発>→勝田<18:24着/18:32発>→(天王台)→我孫子<20:05着>
                 
歩行時間:二日間で7時間(休憩時間を含む)

費 用:我孫子⇔二本松(往復)9,830円 <ジパング会員は6,930円> ジャンボタクシー(往復)15,760円ロープウェイ 1000円
      小屋宿泊費(1泊2食付き)6,600円 1人19,680円 
装 備: 雨具・地図・ヘッドランプ・水・昼食

 

 早朝5時10分家を出た。辺りはまだ薄暗く、少しモヤっている。会山行に久々参加のSさん含め我孫子駅から6名、天王台からIさん、勝田行きの電車に乗った。
平日なので通勤通学の人達が多く、空いている席を探してそれぞれ座った。空いた席に1人、2人と集まってお喋りしていたら終点勝田の一駅前の水戸だ。慌てて降りた。
初めて乗る水郡線。その名の通り水戸から郡山、始発から終点まで3時間20分、水戸駅で30分の待ち時間はあったものの約6時間長い道のりだ。車窓からはのどかな田園風景が広がっている。田んぼの稲が黄金色で実りの秋を迎えていた。
二本松駅で11時半に予約しておいたジャンボタクシーに乗り込んだ。12時、奥岳登山口に着いた。今日の天気は晴れ、風もほとんどない明日は曇り、風速は6~10m吹く予報。安達太良山は風が強いと聞いていたので、皆で相談して計画の逆コースをロープウェイ
を使って登る事にした。山頂駅からわずかな所が薬師岳展望台だ。そこに千恵子抄で有名な「ほんとの空の記念碑」があった。展望台からはこれから登る安達太良山と矢筈森がデーンと構えていた。紅葉が始まっていてキレイだ。そこで30分の昼休憩とした。
Iさんを先頭にNさん、Sさん、Yさん、私、Fさん、Hさんの順で出発登るごとに紅葉が鮮やかになって、「ワアー綺麗」の連発で写真を撮り休憩を取りながらゆっくりと登った。山頂には15時に着いた。仙台に住んでいると云うオランダ人が声を掛けてきていきなり水を求めてきた。Fさんがペットボトルの水をあげた。ザックが壊れてロープウェイの山頂駅に置いてきたという。彼に集合写真を撮ってもらった。
乳首の部分の本当の山頂ははしごや鎖のついた岩場だ。そこは5人で登った。頂上から磐梯山や吾妻連峰も見え絶景だ。
オランダ人の彼にそこでも集合写真を撮ってもらった。今日宿泊予定のくろがね小屋に遅く到着する旨の連絡をした。峰の辻を経て小屋に16時40分に着いた。辺りの紅葉は黄色が多く緑や赤とのコントラストがとても綺麗。
くろがね小屋は温泉付きの人気のある山小屋だ。計画を立てる段階で予約の電話を入れたのは大正解だ。平日なのに早い段階で一杯になったらしい。20名くらいの団体や他の人たちがビールで乾杯などしてくつろいでいた。直ぐに受付を済まして宿泊料の清算をした。私たちは2階の10畳部屋で7人では充分の広さだ。17時30分からの夕食と云う事だ。男性たちは直ぐに温泉に行ったが女性たちは食後に行くことにしてそれまでくつろいだ。夕食はここの名物のカレーだ、皆で乾杯して頂いた。名物と云うだけあってとても美味しくておかわりをしてしまった。今日のうちに安達太良山登頂の目的が達成できホットして気持ちが緩みっぱなし。食器を下げてその後も団らんのひと時。
20時30分に温泉が終わりなので女性軍5人で温泉に入った。私たちの貸し切り状態だ。と言っても湯殿は5人で一杯だ。乳白色の良い温泉だった。ビールを飲む人,おしゃべりをする人,楽しいひと時が21時の消灯まで続いた。夜中にお手洗いのついでに外に出てみた。満天の星、今にも降ってきそうな大きな星だった。明日も晴れるかな?話し声が聞こえて目が覚めた。既に5時を回っていた。窓の外は朝焼けがきれい。朝食は5時30分からと云う事で急いで身支度をした。今日は下山するだけなので小屋をゆっくり出発しようと思っていたらチェックアウトが7時と云う事なので、朝食を終えコーヒーを飲みながら今日の工程を話し合ったが結論が出なかった。小屋の主人の話だと、ゆっくり歩いても登山口までは1時間半くらいだという。挨拶して小屋の前で写真を撮ってもらった。晴れてこそいないが清々しい気持ちの良い朝である。昨日とは一味違う景色や紅葉、リンドウの写真を撮ったりおしゃべりしたり。今日は林道を下るだけなのでとても気が楽である。「あだたらをだらだら歩いている」とのダジャレに皆大笑い。
少し歩いた所に金明水という水場がありコップが置いてあった。その美味しい水を飲んだり、ペットボトルに詰めたりした。勢至平で休憩、Fさんの「歓びの歌」や「ふるさと」のハーモニカ演奏に合わせて合唱した。
奥岳登山口に10時に着いた。そこで相談、温泉に入るか、二本松で蕎麦を食べるか、菊人形を見るか等の案が出た。二本松駅から
1km位のところに行列のできる蕎麦屋が有ると云うHさんからの情報、時間に余裕がある私たちは直ぐそれに乗った。
ジャンボタクシーが来るまでの30分、お土産を買う人,ソフトクリームを食べる人,それぞれの時間を過ごした。ジャンボタクシーで鈴石屋というお蕎麦屋さんに直行。打ち上げを兼ねた昼食となった。箱天ざるに付く天ぷらは長い穴子が一匹,エビ,野菜等がありかなりのボリューム。私とYさんで分けて食べて丁度いい量だった。
駅までの帰り道は商店街なのであっちの土産屋さんこっちの酒屋さんと寄り道しながらぶらぶらと歩き13時30分に駅に着いた。
駅員さんに乗り継ぎの良い電車を聞いたが鈍行でというとなかなか無く、結局私の計画した14時41分出発に決めた。
出発まで1時間もあるので近くの二本松神社に行った。乗り継いで乗り継いで我孫子に着いたのは20時05分だった。
同行の皆さんお疲れ様でした。


ロープウェイの登り口付近 紅葉が綺麗



中腹からの紅葉

頂上直下にて  頂上

くろがね小屋の紅葉


くろがね小屋の前にて 下山口手前
リンドウ





 

https://youtu.be/b9G2b3_SQdQ   動画   



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