~~~11月の会山行~~~



大菩薩嶺




大菩薩峠で


実施日 2019(令和元)年11月2日(土)~3日(日)
参加者 男性4名
コース&タイム  2日(土) 我孫子5:33-5:46新松戸5:50-6:47西国分寺6:55-7:21高尾7:26-8:59塩山9:30-(バス)-9:57大菩薩峠登山口10:10→10:55千石茶屋11:00→12:50上日川峠(展望台散策)14:10→14:35福ちゃん荘(幕営)
 3日(日) 起床5:00/福ちゃん荘6:25→7:55大菩薩嶺8:00→8:50大菩薩峠9:00→9:50福ちゃん荘 (テント撤収)10:45→11:10上日川峠11:15→12:30千石茶屋12:55→13:20大菩薩峠登山口13:33-(バス)-14:00塩山15:13-16:33高尾16:34-17:28神田17:33-17:39上野17:50-18:23我孫子
装備  個人 テント、マット、ランタン、コッヘル、コンロなど
 共同 通常個人装備
食料 夕食・朝食各1回分、行動食2回分、非常食、それぞれ各自
費用 6,280円(JR往復5,280円、バス往復600円、テント場400円)


2日(土)・・・・晴
 当初は大菩薩嶺から牛奥ノ雁ヶ腹摺山等を経て湯ノ沢峠への縦走を計画していましたが、10月12日に襲来した台風19号による大きな被害により、湯ノ沢峠からの下山ルートが確保できないため、大菩薩嶺のみの山行に変更して実施しました。

 JRを乗り継ぎ塩山駅からバスに乗り換え大菩薩峠登山口に到着。しばらく川沿いの車道を上りますが、川には大きな木が横倒しになっているなど、台風により相当大量の水が流れたのではないかと想像されました。
 県道を歩くこと30分程で丸川峠入口に到着しましたが、県道はここでゲートが閉じられていました。もともと冬季は通行止めになるのですが、よほど倒木等がすごかったのか、復旧しないまま冬季閉鎖に入っていました。
 ゲートからほどなく千石茶屋に到着。沢沿いに建つ瀟洒な小屋の趣。メニューも豊富で、しかも安価。帰路にも立ち寄ろうと話しながら小休憩の後出発。いよいよ本格的な登山道に入ります。
 道はよく整備されていて歩きやすいのですが、大ぶりの木の枝が散乱している状況から、強風を受けたことがうかがえます。上日川峠までの道のりは、ほとんどが樹林帯のため、直射日光を受けることもなく気持ちよく歩みを進められます。また、標高が上がるにつれて、木々の黄葉が鮮やかさを増します。
 上日川峠のロッジ長兵衛は大勢の人でにぎわっていました。甲斐大和駅からの県道が数日前に復旧したこともあり、駐車場には多くの車が止まっていました。とはいえ、大型バスはまだ通れず、小型バスによる路線運行でした。
 ロッジで展望台への道を教えてもらい、約1キロの木道を散策。気温が急に上ったのか、富士山は残念ながらおぼろに見える感じでしたが、展望台に設置された見事な富士山の写真を見ながらその雄大さを実感することが出来ました。
 幕営地の福ちゃん荘には14時半頃に到着しましたが、すでに多くのテントが張られていました。しかし、広いテント場なので、ちょうど真ん中に立つ木の側に場所を確保し、テントを設営。小屋の売店で飲み物を仕入れ、早々にテントに入って祝杯をあげました。

登山口に立っていた道標(秩父多摩甲斐国立公園は一都3県にまたがる)


沢沿いに建つ千石茶屋に到着 上日川峠に向かう道は倒木が目立った

上日川峠のロッジ長兵衛は多くの人でにぎわっていた


上日川峠の展望台に向かう途中のすばらしい紅葉 上日川峠の展望台に向かう木道はきれいに整備されていた

福ちゃん荘前で記念撮影

大菩薩嶺手前の雷岩から眺めた富士山拡大写真


雷岩にて富士山をバックに記念撮影 大菩薩嶺山頂での記念撮影


大菩薩峠から福ちゃん荘に向かう途中の紅葉 大菩薩峠から福ちゃん荘に向かう途中の紅葉

幕営した福ちゃん荘の広々としたテント場

3日(日)・・・・晴
 5時に起床。お湯を沸かして温かい朝食を摂り、空が明るくなってから山頂を目指して出発。樹林帯を抜けた辺りから、自然保護のボランティア団体が設置した立ち入りを制限するためのロープが延々と張られていました。1時間半ほどで山頂手前の雷岩に到着。ここからの眺望は素晴らしく、しばらく写真を撮ったり景色に眺め入っていました。大菩薩嶺の山頂は林に囲まれていて、まったく眺望がなく、山頂碑の前で記念撮影だけして大菩薩峠に向けて下山開始。
 大菩薩峠までの尾根道は、とても眺望がよく、ずっと富士山の雄姿を眺めながら歩くことが出来ました。また、視界も良好で、南アルプスや八ヶ岳の山々も眺めることが出来ました。
 賽の河原を経て1時間弱で大菩薩峠の介山荘に到着。休憩を兼ねて峠に設置された立派な方位盤で山座同定を楽しみました。
 峠までは登りやすいのか、小さな子ども連れの家族が目立ち、微笑ましい姿に癒されながら下山道を楽しむことが出来ました。
 福ちゃん荘に戻りテントを撤収。来た道をたどり、上日川峠、千石茶屋を経て予定より早く登山口に到着。バスで塩山駅まで戻り帰路に着きました。
11/18 IM記 

テントを撤収していよいよ下山

下山途中に見られた山並み

下山途中の紅葉

千石茶屋に立ち寄り桃の生ジュースでのどを潤す



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