11月の山行


三頭山(1531m)

三頭山山頂 東京の奥深くの広大なエリアにブナの原生林がある 
実施日程:  2019年11月2日(土) 快晴 
参加者:  男性3名、女性4名 
コースタイム:  往路  新木駅5:15-5:26我孫子5:33-5:46新松戸5:55-6:47西国分寺6:55―7:01立川7:15-7:55武蔵五日市駅―西東京バス8:10―9:00都民の森バス停行程 都民の森バス停9:05――森林館9:15/9:35-三頭大滝10:10―ムシカリ峠11:30―三頭山山頂11:50/13:00-大沢山―新山の路―石山の道―森林館―都民の森15:20復路  都民の森バス停15:50―16:50武蔵五日市駅17:21―18:36―東京駅18:42―19:27我孫子19:33―19:44新木駅歩行距離 7・4 ㎞     歩行時間4時間44分(休憩は含まない) 
 費用 休日お出かけパス2720円とバス代940円+940円  
集中連絡先: Tさん

概要 
2019年9月と10月は台風15号と19号とそのあとの大雨により記録的降水量で関東地方や東北地方などに甚大な被害をもたらした。電車も運休や遅延が度々あった。自然災害の恐ろしさを感じた2ヵ月間だった。私の郷里の南房総市も大変なことになっている。私たちが住む我孫子市も大丈夫かなと漠然とした不安を感じた日々だった。 私が参加表明した小樽山、高山、森吉山も全て中止になった。 今度こそは晴れてねと祈るような気持ちで願ったら、三頭山登山は快晴。Nさんから台風のあとの登山道の状況を確認することのアドバイスがあって、檜原都民の森管理事務所に2度ほどお電話して、増水や倒木などの被害がないかを確認した。 幸いに登山道と沢は大丈夫との回答を頂き、安心して決行を決めた。しかし、当日に行って見ると都民の森に行く途中の車道の片側が大きく崩落して驚いた。 それでも11月2日は快晴でピカイチでした。武蔵五日市駅からのバスは4台に増便されていた。三頭山はお気に入りで何度でも登りたい山の一つである。その理由は道標がきちんと設置されていて、安心して登れることとルートが幾つかあって、バリエーションルートがある。そして、近場でブナの原生林が見られるからだ。 武蔵五日市駅から直通のバスで約1時間、都民の森。そこは標高1000m。山頂までの標高差は500mしかない。楽して、15000m級の山に登れるおまけつき。だから、この山はいいね。 成田線始発の電車に乗って、約4時間で登山口に着いた。この山行は新人の斎藤さんも参加も含めての成田線友の会5人と元気の我孫子駅乗車の2人で合わせて7人の賑やかな山旅になった。 

 

檜原都民の森 バス停前 



 とちの実売店があって、おすすめは磯部餅。おでんも美味しい。



森林セラピーロード檜のウッドチップが敷き詰められた膝に優しい道 ずっと歩いていたい。 



 大きく息をすって、空を見上げると、紅葉と青い空


 

滝見橋 三頭大滝滝を見るだけの橋で、渡れません。 


 コマドリの路 沢の水が澄んでいて、きれいだ。マイナスイオン、たっぷり。山椒魚も生息

 ネッ情報で当日受付のミニ自然教室「セラピーロードで紅葉ガイド」が無料で出来ることを知り、お願いした。受付は10時だったが30分繰り上げて、やっていただいた。 セラピーロードはヒノキのウッドチップが敷き詰められていて、膝に優しい道だ。春になると入れ替えるそうだ。その時期にまた来てみたい。香りに更に癒されそうだ。 名ガイドが三頭山にはリスやマタタビが生息していること、木や野鳥や花のことを説明して下さった。 しばらく歩くと紅葉を背景にした三頭大滝だ。沢の流れがきれいだ。 滝から20分歩くとブナの路とコマドリの路の分岐点になる。ブナの路に進むと沢があり、沢沿い登ったり、渡渉したりして楽しい。増水は心配したが大丈夫だった。沢の水は透明で澄でいた。小学生が山椒魚をとっていた。 40分登るとムシカリ峠に着いた。その近くに避難小屋があった。木村さんはここで、ひとりで泊まったことがあるそうだが綺麗な小屋だった。 避難小屋からは木の階段をゆっくりと上がると山頂。雲の上に富士山が見え、テンションが上がった。お汁粉と珈琲でSさんの歓迎の乾杯をして、山ご飯を食べた。Hさんからのぶどうの差し入れは汗をかいたあとのデザートで美味しかった。  下山の道は3ルートあるがムシカリ峠にもどり、外周コースの深山と石山の路コースにした。バスの時間に余裕を持って下ることが安全登山なるからだ。 晩秋の陽だまり登山をわいわいがやがやとお喋りしながら、愉しめた。参加していただいたみなさん、ありがとうございました。                                                                                                      
   M.A記
 
晩秋を彩る 






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