8月の山行


生藤山(990.3m)

生藤山 山頂にて



実施日 : 2020年8月30日(日)
参加者 : 3名(男性1名 女性2名)
コース・タイム : 
我孫子5:33 ⇒ 5:46新松戸5:50 ⇒ 6:47西国分寺6:55 ⇒ 7:22高尾7:39 ⇒ 7:52藤野 バス8:06 ⇒ 8:25鎌沢入口バス停
バス停出発8:35 ― 9:25登山口の石碑 ― 10:20佐野川峠 ― 10:45甘草水 ― 11:30三国山 ― 11:45生藤山12:25 ― 12:40茅丸巻き道 ― 13:05連行峰 ― 13:55分岐・山の神 ― 15:00車道出合―(15分)―和田バス停15:42・・15:59藤野駅
藤野駅16:25 ⇒ 高尾―(列車遅延) ⇒ 18:50新松戸18:53 ⇒ 19:09我孫子
装備 : 日帰り一般装備
費用 : 3240円 / JR休日おでかけパス2720円 /バス 260円×2

           
【山行概要】
 連日の猛暑には閉口していた。真昼の空を見上げれば、太陽がギラギラと照りつけて息苦しささえ感じる。山行日には、少しでも気温が和らいでくれることを祈って当日を迎えた。
 藤野駅から和田行のバスに乗車、鎌沢入り口バス停で下車。鎌沢へは舗装路を連行沢沿いに緩やかに登って行く。途中には茶畑が広がり、熊野神社の鳥居が見えてくる。程なく一段高い見晴らしの良いところにある鎌沢休憩所に着いた。
 この日、相模原の気温予想は34度、容赦なく照り付ける日射しは、お日様を背負って歩いているような暑さだ。足元からの照り返しも厳しい。1時間ほど歩くと、「生藤山・三国山・登山口」の石碑があり、その先が登山道になっていた。
 日陰に入り竹林の緑を眺めていると気持ちが落ち着き汗が引く。尾根道は歩きよく夏草が茂り小花が咲いている。緩やかな尾根通しの道を辿って行くと佐野川峠に到着する。この辺りから桜の木が多く見られた。
 甘草水の案内板がある広場のベンチで休憩。それにしても暑い。汗が滴り落ちて首に巻いた冷感タオルの効果も実感できないほど汗が出る。しっかり水分とエネルギーを補給して、三国山から生藤山を目指して出発。 軍刀利神社分岐を過ぎた辺りで、今日初めて、2人の登山者と出会う。三国山まであと少し、最後の登りはきつく、休み休み山頂に辿り着く。雑木林に囲まれた広い場所だが人影はなくひっそりとしていた。尾根を少し進むと生藤山に到着。
 山頂の気温は25度、ホッとひと息ついて昼休憩にした。三密を気にすることもなく、ポットのお湯でコーヒーを淹れてゆっくりと過ごす。残念ながらここでも富士山を見ることはできなかった。
 茅丸・連行峰に向かう。山頂からは直ぐに急降下の岩場になる。足元は滑りやすく、木の枝に掴まりながら慎重にゆっくり降りる。次の茅丸は巻き道を進む。なだらかな広葉樹の広い尾根の緩急を繰り返し行くと分岐でベンチのある連行峰に着く。ここからアップダウンの少ない尾根道が続き30分程で「山ノ神」の分岐に至る。
 分岐から車道出合までの1時間は、砂利と小石混じりの滑りやすい道が続き、やがて舗装路になりバス道に出る。
 和田バス停まで15分、午後の日差しはまだまだ厳しかったが、意外に登山者は多くバスは混んでいた。 
 コロナ禍で暫く山に行けなかったので、久し振りの山行だった。鈍った体にこの日の暑さは応えたが、山に行ける幸せを改めて感じる一日となった。


三国山に向かう

さあ、頑張って登りましょう

夏草が茂る鎌沢休憩所

「三国山・生藤山・登山口」の石碑
緑が美しい尾根歩き

佐野川峠

甘草水 案内板

三国山 山頂標識

広葉樹のなだらかな尾根 可憐な花

生藤山方面を望む


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