石鎚山



山頂の近くの南尖峰


 “GO TO”を 利用する内容優先の山行として選定。四国の滞在は香川県の2回しかなく四国の登山は初めて。
 台風の経路次第で柔軟な対応をしないといけなかったがうまく逸れていってくれた。石鎚山は日帰り登山。残りの1日は松山市内で1日(松山城、道後温泉、伊予鉄道市内線の乗り鉄、撮り鉄。)、今治の島景色を楽しむことで1日となった。

日程 2020年10月9日(金)夜から12日(月)
交通路 往路
9~10日
羽田空港の出航時刻07:30につき、前日の10/9に羽田空港国際線ターミナルで就寝。そして翌日シャトルバスで第一ターミナルに移動。羽田空港7:30-(JAL)-8:45松山空港9:10-(バス)-9:25松山駅前
復路 12日 今治駅15:40-(JR)-16:16松山駅17:35-(バス)-18:05松山空港19:10-(JAL)-20:25羽田空港20:52-22:40ゆめみ野
現地行程 10日 ホテルに不要品を置いてから伊予鉄市内線の2日券購入し伊予鉄市内線でうろうろ。松山城に県庁付近から歩いて近づいていく。松山城天守、敷地内の散策、道後温泉に移動し周辺散策、さらに松山大学、愛媛大学近く散策
11日 松山駅6:13-(JR)-7:11伊予西条7:47-(バス)-8:40石鎚山ロープウエイ前、山麓駅-(ロープウエイ)-9:55山頂駅-石鎚山-山頂駅-(ロープウエイ)-16:10山麓駅、石鎚山ロープウエイ前17:23-(バス)-18:17伊予西条18:23-(JR)-19:25松山駅-ホテル
12日 松山駅8:10-(JR)-8:47今治駅9:30-(バス)-馬島-15:10今治駅
費用 交通費(JAL除く): 約0.8万円(空港松山駅リムジンバス、路線バス松山駅-松山空港、松山駅-伊予西条駅(特急往復)、松山駅-今治駅(特急往復)、伊予西条-ロープウエイ前バス往復、ロープウエイ往復、伊予鉄市内線2日券、ゆめみ野-羽田空港鉄道往復) JR四国はGO TO クーポン使用で全て4割引き GO TOクーポン5千円使用/JALパック:1.9万円(JAL往復、ホテルクラウンヒルズ松山2泊の合計)
装備 雨合羽、着替え、テルモス、三脚、カメラ、レンズ、ふきん、食料、スマートフォン、フィルターなど



 石鎚山山行


陽そそぐ樹林帯 気まぐれな雲の流れと紅葉

 
山頂部が見えてきた 鶴の子の頭方面


鎖場を越えて 天狗岳東面と直下の紅葉 拡大写真

 
天狗岳1(石鎚神社から) 拡大写真 天狗岳2(石鎚神社から)

 
石鎚山近くの無名峰(1516m) ➡拡大写真


雲の中の成就社 ロープーウエイ付近


松山市内、伊予鉄の夜景

 石鎚山の山頂付近は紅葉真っ盛りで登山者がとても多かった。もしかして1年で一番多い登山者がいる日ではないかと思うほどに感じた。ロープウエイの乗車も登りはとても混んでいて1時間待った。ロープウエイ降りる時間を9時ごろと想定していたが9時55分。車で来ている人がほとんどのようだった。前日が台風影響を心配して取りやめた人もいただろうからその分混んでいたのでは。車利用しない人が日帰りするには今回のルートしか考えられず、自家用車利用の人もロープウエイ利用がほとんどでしょう。ロープウエイで標高差850メートルほど短縮できるのだから仕方がない。
 鎖場が4か所あり2か所を登った。濡れているので危なかった。木階段が多い中腹は雲がかかりっぱなしで濡れた状態がつづいた。山頂部の石鎚神社から天狗岳も人が多く往復50分ほどかかると聞いたので戻りのロープウエイの待ち時間次第では最終バスに乗り遅れる危険ありやめておいた。神社付近からの写真撮影の時間を十分にとれなくなるからだ。自分にとっては登頂より風景鑑賞が重要。


 市内~島観光

 NHKの最近の番組でプロファイラー 「織田」対「毛利」での村上海賊の関わり、「不滅の名城 松山城」、松山市の路面電車など立て続けに観て石鎚山登山以外についての興味も強くなった。番組見るまでは瀬戸内海イの最大海賊が村上海賊というものであることも、村上海賊の存在すらも知らなかった。松山城も村上海賊の存在が大きな影響を与えたことも番組で知った。天守と御殿が一体になることで長期間の籠城機能を強化する形で複雑な城だった。これは安土城の考えを受け継ぐ流れらしい。関ケ原直後の建造で安定しきらない世の中で戦乱の世を意識した戦い抜くための城だった。番組で紹介されていた二の丸庭園の脇を通って何度も折れ曲がりながら天守に近づく道を通って上がった。帰りは県庁方面に降りていく道を使った。単純な城ではなかった。
 10日は大島の村上海賊ミュージアムとそこから乗船しての能代城上陸と潮流クルーズ体験というツアーに参加したかったが、最少催行人数に達しず中止につき行かずに松山市内観光に変更。12日に村上海賊ミュージアムだけ行くつもりでいたが、今治について観光案内所で休館日であることに気づいた。そこでしまなみ海道の一部に行くことにした。定番のレンタサイクルには荷物が重めなので抵抗を感じバスで行くことにした。
 しまなみ海道の今治地域の一部を歩いた。自転車で尾道-今治間を駆け抜けるのが人気。レンタサイクルも充実しており各地に自転車用ステーションがあり乗り捨てもできるし今治駅前には大手自転車メーカーの大きな店舗があったり自転車好きでなくても興味が湧いてくる。今治駅までは徒歩で1時間半ほどかかった。
 瀬戸内のほんの小さな場所を眺め歩いてみたにすぎないが当日は晴れていたので見晴らしがすばらしく瀬戸内の海の特異性を実感。世界的にもこれだけのところは少ないと思う。3日間の旅ながらとても内容の濃いものとなった。(林晃史)


県庁近くを走る坊ちゃん列車 道後温泉にて


道後温泉の火の鳥 松山城の高い石垣


松山城からの眺め1 松山城からの眺め2
 

瀬戸内 馬島から 馬島の浜から眺める我


しまなみ海道でのサイクリング



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