10月の山行 |
川苔山
○実施日:2020年10月31日(土) ○参加者:男性3名、女性2名 計5名 ○行 程: 我孫子(6:01)→新松戸(6:14/6:19)→西国分寺(7:16/7:22)→青梅(8:05/8:10)→ 古里駅(8:36/8:50)→登山口(9:00)→川井駅分岐(10:05/10:10)→赤杭山山頂(11:00/11:10)→ 川苔山山頂(13:25/14:05)→船井戸(14:30)→大ダワ分岐(15:00)→大根山ノ神(16:00/16:10)→ 鳩ノ巣駅(17:00/17:23)→青梅、立川、西国分寺、新松戸経由→我孫子着(19:59) ○費 用: 休日おでかけパス\2,720 ビール\500 合計\3,220 ○標高差: 約1100m ○装 備: 秋の日帰り一般装備 【山行報告】 コロナの影響と雨天で秋の会山行の多くが中止となる中、川苔山は数少ない実施山行となった。 今回登った赤杭尾根の道は約1100mの標高差に加えて歩行距離が長く、結構骨がある。また見頃に差し掛かった黄葉もあってなかなか良いコースである。 参加者は男性3名、女性2名の計5名。8時半過ぎに登山口のあるJR古里駅に到着し、準備を整えて歩き始めた。当日は雲一つない上に無風で温暖。これ以上望むべくもない好天に恵まれた。 コースは登山口から最初の1時間がかなり急な樹林帯の登りとなっており、ゆったりとしたペースで歩く。 その後道は比較的なだらかな樹林帯歩きとなってペースも安定すると、これから盛りを迎える黄葉があちこちに顔を出し始める。 同じ黄葉でも薄緑がかり透き通るような黄色や、まだ後期に見られる茶色が殆ど入らないカラマツの薄い黄色等、変化に富んだ黄葉の色彩の鮮やかさがとても印象的であった。 途中コースの名称となっている赤杭山を巻く道を過ぎたあたりに「赤久奈山あと10m」という道標があった。 山頂からの合流ポイントと思えるが、矢印方向を振り返っても10mの所には山頂らしいものは見あたらないが、その奥が少し高くなっている。 まあ立寄って行こうという事になり、歩いてゆくと100m程の所に赤久奈山923.6mの標識が見つかったので暫く休憩。 休憩後「100mはあるのに10mというあの標識はおかしい」と皆でブツブツ言いながら元の標識に戻って確認したら、何と110mの百の位もちゃんと彫り込んであるが、そこだけペンキが塗られていないので10mに見えたという事が分かった。 手抜きなのか、又はさして影響はないのでユーモアなのか? 不思議な道標であった。 このコースは出だしと山頂手前が急登となっており、登頂前に小ピークをいくつか越える感じで結構脚に来る。 しかしいよいよ山頂の直前は100m程のなだらかな一直線の登り。そこを登り始めたらINさんが猛然とダッシュ、一挙に山頂迄を走り切った。 流石ケタ違いの若さ!と一同感心することしきり。 山頂も雲一つない快晴で、素晴らしい眺望に恵まれた。 全員で記念写真を撮って昼食。IMさんのバーナーで沸かしてもらった湯でコーヒー等を楽しみ、甘味もあれこれ腹に詰め込んで40分程で下山を開始した。 下山は鳩ノ巣駅への道を下る。山頂から小一時間は比較的急勾配だが、それを過ぎると1時間以上ダラダラの樹林帯の道。 見事に手入れされた林が美しいものの、その間殆ど高度が下がらず、これが長い! 途中に比較的新しく整備されたと見える道標が何カ所も出てくるが、すべて矢印に「鳩ノ巣駅」とあるだけで所要時間や距離情報が一切ない。何回も同じものを見ると「せめて距離は入れるべき」「普通所用時間位は書くよ」と文句タラタラとなる。 いい加減飽きが来る頃にやっと「大根ノ山ノ神」という祠のある休憩地に到着して一休み。 その間山頂に居た15名弱の若い外国人グループを抜いたり抜かれたりをくりかえしたが、彼らはあまり山慣れしている風でもない。 日の入り時刻が近づいてきたので我々はヘッドライトを装着して最後の急勾配に備えたが、彼らはそんな装備は無さそう。急な下りでケガをしなければ良いがと少々心配した。 約50分で登山口に到着した頃にはほぼ日の入り時刻で周りはうす暗くなっていた。 近くの熊野神社で登山の無事を感謝したあと鳩ノ巣駅前で缶ビールを買い込み、すっかり暗くなった駅のホームで立飲みの乾杯をしたら、皆さん本日一番の笑顔であった。 楽しい1日を過ごさせてもらった川苔山に、また素晴らしい仲間たちに感謝・感謝! |
登山道の一部には崩落個所も |
赤杭山山頂 地域山岳会寄贈の標識 |
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赤久奈山 あと10m?の道標 |
ここにも黄葉のグラデーションが |
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黄葉を背景に |
黄色だけでも多くの趣が |
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山は色とりどりのグラデーション |
山頂手前は一直線の登り |
山頂のベンチで昼食の準備 |
鳩ノ巣駅ホーム 立飲みで乾杯 本日一の笑顔 |
カラマツ林 薄い黄色が鮮やかだった
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