~12月の山行~
鶴ヶ鳥屋山山頂で
実施日 | 2021年12月11日(土) |
参加者 | 男性3名(FY、KK、KY) |
コース&時刻 | 我孫子5:42-5:55新松戸6:01-6:57西国分寺7:03-7:31高尾7:39-8:36笹子駅8:45-9:05林道終点(船橋沢渡渉)-10:20送電線鉄塔10:25-10:35黒野田林道10:40-11:20主稜線やぐら跡11:35-12:30鶴ヶ鳥屋山(1374m)13:05-13:55恩六二九石標-14:50登山道入口-15:05近ヶ坂橋-15:50初狩駅16:15-17:14高尾17:23-17:54西国分寺18:00-18:58新松戸19:02-19:16我孫子 |
携帯装備 | 携帯装備:初冬の日帰り登山の一般装備 |
経費 | 食費含め約\4,000・・・・交通費 \3,160(電車:\2,720(休日おでかけパス)+\440(大月-笹子、初狩間)) |
【プロローグ】 鶴ヶ鳥屋山山行は一昨年9月に実施さたが、往路で道迷いに因り途中引き返した。その時、私は先頭を歩いていて、ルートを誤った様に思える。そのリベンジとして、同一行程で再設定させていただいた。山行計画にも書かせていただいたが、遭難の一番の原因は道迷いであることから、ルートファインディング能力強化の生きた教材としたいと思っていた。 実際、私自身思い当たる箇所(ここで間違えた)が2箇所あり確かめたかった。尚、前回の山行のリーダーであったKTさんも参加していただけるということで、大変心強く感じた。 【行程】 当日の天気予報は良好で、昼間は暖かくなるとのこと。ラッキーである。我孫子駅より常磐線の各停に乗り込むと、同日実施の雲取山宿泊山行のHTさん一行と一緒になる。利便性の関係から、乗る電車は一緒になることが多いのは当然だろう。立川駅で雲取山山行メンバーと別れ、中央線にて笹子駅に着く。この駅にこの時間に降りるのは、殆ど登山者で、滝子山や笹子雁ヶ腹摺山、本社ヶ丸の登山口になっている。鶴ヶ鳥屋山は一番マイナーであるが、それが心地良い。 笹子駅より、KTさん、KNさん、FRの順で歩き出す。直ぐに笹一酒造の横を通り、直角に曲がって林道を直進すると、やがて林道の終点に着き、指導標のある分岐があった。左側が鶴ヶ鳥屋山となっているが、何故か前回は右側に行ってしまった。右側が登山道ぽく、赤テープがあったのが間違いで、その後30分位はずっと登山道と遜色なかった。この道は地図にも無く、一体何の道なのか?多分森林作業者用の作業道だったと思われる。しかし、前回の道迷いの原因が解ったので、一応ホッとする。 |
その後は渡渉があり、滑りやすいので要注意だ。急登りにさしかるが、左側が切れ落ち、滑落注意のスリリングな箇所があり気が抜けない。黒野田林道を横切り、ひと登りで本社ヶ丸との分岐点の主稜線やぐら跡で一服する。 主稜線に出てからアップダウンを繰り返し1時間程で山頂に着く。事前情報では展望は良くないとのことであったが、冬枯れで木の間から展望があり、富士山が正面に良く見えた。三ツ峠山もはっきり見える。山頂は広く、丁度暖かくて気持ちが良く、ゆっくり昼食をとる。 帰路は急下りが多く、スリリングな箇所もあったが、黒野田林道を横切り、登山口に着く。ここから近ヶ坂橋を経て車道となる。車道歩きは45分とやや長かったが、ようやく初狩駅に着き山行を終えた。 【総括】 天候に恵まれ、楽しい山行であった。 前回の道迷いは、指導標を軽視して、赤テープに惑わされ作業道に入ってしまい、長時間気付かなかったのが原因で、今後の反省材料である。尚、赤テープは必ずしも登山者のための目印ではなく、“作業者のための目印ということもありうる”ということを実感させられた。 鶴ヶ鳥屋山は冬枯れのため展望もあり良い山であった。適度にスリルがあり登り応えもあり結構骨っぽかった。しかし、中央線沿線の山は駅から直に登れる良い山が多い。今回の鶴ヶ鳥屋山も良い山だが、車窓の右手側から、扇山、百蔵山、権現山、岩殿山、滝子山、左手側から、高柄山、倉岳山、高畑山、九鬼山、高川山、本社ヶ丸。どの山も日帰り登山にはお薦めである。 参加されたKTさん、KNさん。山行では大変お世話になりました。どうもありがとうございました。(FY) |