4月の山行
 

つくば道(北条大池~筑波山神社)

桜の北条大池

実施日:2022年4月3日(日)
参加者:名女性7名、男性3名
コース
【往路】JR我孫子(7:35)⇒(8:05)土浦  関鉄バス土浦(8:20)⇒(9:00)大池東
【復路】関鉄バス筑波山口(15:15)⇒(16:05)土浦 JR土浦(16:10)⇒(16:41)我孫子
【コース】
北条大池…平沢官衙(9:30)…普門寺…臼井十字路…(11:50)筑波山神社(12:30)…白雲橋…つくば湯…つくば温泉ホテル…(13:30)六丁目の鳥居…飯名神社…(14:00)燧ヶ池…(14:20)筑波山口バス停
携帯装備: 日帰りハイキング 昼食、飲み物、敷物、雨具など
費用: JR我孫子~土浦 往復1,180円、関鉄バスIC一日乗車券(土日限定)710円=1,890円

       

[山行概要]
4月10日の雪入りへの山行が総会の開催と重なったため4月3日に日本の道百選にも選ばれている「つくば道」を北条大池から筑波山神社まで歩くコースを提案した。
北条大池は桜が満開、遠くこれから向かう筑波山が見えた。春爛漫の池をぐるっと廻り平沢官衙へ。奈良時代、平安時代の筑波郡の役所跡だそうで、租税として集められた穀物を保存した高床式の倉庫(正倉)などが実物大で復元されている。広々とした里山の美しい風景と建物が調和して古代の筑波もこんな風だろうなと思いながら眺めた。
つくば道に入って、しばらく歩いたところの普門寺は門の所から覗くだけのつもりが、きれいな佇まいに引かれあれよあれよとみんな中に入り、折しも開かれていた花祭りでお釈迦様に甘茶をかけたり、御札や飴を頂いたり。その上腰掛けて暖かい甘茶を飲んで、ほっこりと良い時間を過ごした。
つくば道に戻りほどなく小さなお菓子屋さんの前を通過。ところがまたもや通過せず手作りドーナツの字に引っかかる人が数人。結局ほぼ全員が何かしらを手に出てきて食べ始めた。ドーナツや桜餅やお煎餅等、思いがけず美味しいお菓子にまたほっこり。
神郡の土蔵造りの街並みを抜けたところに有る石倉ではアート展が開かれていたが、ここはほっこりする前に出発した。
ここからは田んぼの間の道になり筑波山が全容で見え始めどんどん麓に近づき臼井の十字路からは登り道になる。神社まで標高差約200mの急な直登が始まった。両脇の家並には枝垂れ桜や桃、レンギョウなどが美しくきつめの上りも癒される。旧筑波山郵便局(昭和14年築)は年に二回の開所日で中を見られる日だった。少し覗いて通過。もっとよく見ればよかった。
ホテル青木屋の横から神社の門前のお店の並ぶ道に抜け出て神門の横「つくば道の碑」でつくば道は終点。「何回も筑波山に登ってもこの碑に気づかなかったね」と口々に。いつもはここから登山のスタートで気が付かなかった。神社にお参りをして、社殿の後ろの万葉公園にある四阿でお昼を食べることに。実は「お昼頃から雨の天気予報」で昼食の場所をここが良いとMさんからのお薦めだ。幸いまだ雨もなく、のんびりと昼食をとれた。
昼食後は神社の反対側の白雲橋から、昔は旅籠が並んでいたという東山地区を歩き、筑波の湯の横から下ると別荘地帯に入る。別荘らしく広々とした家や謎の大きな門のある家等、桜の咲く中をゆっくり下る途中、オープンガーデンと書かれたお庭の前に。がやがやと見物していると、オーナーが出てきて庭石や枝垂れ桜等の解説をして下さった。美しい眺めの中に花に囲まれた余生を楽しんでいられる様子が羨ましい方だった。丁寧な対応に感謝して、また桜満開の道を下り六丁目の鳥居を横切り飯名神社へ。お参りをしたころからぽつぽつと雨が降り始めた。丁度ふもとに下りたところで、みんな傘を広げた。燧ヶ池からの筑波山は電線もなく雄大でここで桜の下お茶を飲んでゆっくりバスの時間調整をしようと思っていたが雨となり、バス停に急ぐ。バス停では一時間近くの待ち時間を費やする。冷たい風の待ち時間となったのが残念だった。

平沢官衙遺跡

北条大池からスタート
普門寺


旧筑波山郵便局

神社への上り坂


オキナグサ

オープンガーデン



*今回、同行者から関鉄バスの土日祝日IC一日乗車券710円が有ることを教えてもらい、
バス代往復1730円が710円で済んだ。
*筑波山麓には他にもフットパスがありいつかまた計画してみたいと思う。



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