9月の山行

雨飾山(標高1963m)

 
雨飾山(1963m)頂上にて
     
  実施日:2023年9月23日(土)~24日(日)
参加者:男性5名 
行 程:
 23日(土) 我孫子6:27=6:58日暮里7:09=7:31新宿8:00
       (あずさ5号)=12:06南小谷=村営バス小谷線
       12:09=12:45小谷温泉山田旅館前14:25―15:05
       雨飾荘15:15―15:45小谷温泉山田旅館(泊)

 24日(日) 起床4:00山田旅館5:00=5:15雨飾山登山口5:30
       ―7:00荒菅沢7:20―8:30笹平分岐8:35―9:15雨飾山
       9:55―10:30笹平分岐10:35―11:40 荒菅沢12:00
       ―13:30雨飾山登山口14:10(タクシー)=14:35
       南小谷15:30=16:25信濃大町16:32=17;26松本
       18;40 (あずさ54号)=20:53立川20:54=21:00西国
       分寺21:01=21:59新松戸22:04=22:18我孫子

費用/人:JR料金ジバング会員11,800 バス800円、旅館料金2食付
     15,500円、タクシ―約2500円その他 合計約33,000円
装備: 夏の宿泊登山の一般装備
 
 
雨飾山は妙高連峰の西端に位置する眺めても良し登って良しの名峰
以前からその優美さから興味を掻き立てられ、一度は登ってみたいと思っていましたが、参加者皆さんのお蔭で今回希望がかなえられ非常に満足した結果になりました。計画は従来の私の山行パターンと違い1日目はゆったりと時間を過ごし寛ぐ。小谷温泉近辺を散策して、温泉に入り、英気を養い、気分を盛り上げて2目目に雨飾山を往復して山行を楽しむことを目標に掲げスタートしました。

『1日目』
 8時のあずさ5号に乗り、南小谷駅で降り、地元の村営バスに乗り、小谷温泉、山田旅館前で降り旅館に入館する。江戸時代から今日までの歴史を感じさせる木造建築で6棟が文化庁の登録有形文化財になっており、今は21代目で、深田久弥も宿泊されたとのこと。
旅館で、お茶タイムして寛ぎ、後、近辺を散策して小谷温泉の自然を楽しむ。9月下旬にもかかわらず様々な花が咲いていました。旅館に戻り、周りが山々に囲まれた展望の良い外湯、元湯の湯殿、2か所の温泉を十分に堪能する。5時30分より夕食が始まる。山の恵みと手作りの豪華な料理に舌鼓を打つ。料理は絶品、旅館のおもてなしには素晴らしいと感じる。その後、天体観賞して明日に備えて旅寝する。  
             
 
     
歴史のある山田温泉   雨飾高原露天風呂
夕食・豪華な食事で乾杯 

 
雨飾山登山コ-ス

     
   『2日目』
 薄暗い中 朝食を弁当にしてもらいタクシ―で雨飾山登山口に行く。予想はしていましたが駐車場は登山客で一杯 休憩舎で登山届を提出し準備をしてMさん先頭で雨飾山を目指す。休憩舎裏から少し下がリ木道が整備されている湿地帯を行き広い大海川の河原に出る。沢が狭まったあたりから左手の山腹に取りつく。雨飾山は登山口から山頂までの距離は4400mで400m毎に一つ案内標識が11有、現在地を把握しやすい。又、コース上急登が3か所有り変化に富んでいる。ブナの大木が多い一箇所目の急坂を登る。暫く進むと傾斜が緩やかになり扁平な尾根を下りはじめると沢の水が流れる音が聞こえ一角から布団菱の岩壁が感動的に姿を現し下って行くと荒菅沢に着く。荒菅沢の渡渉点は唯一の水場になり休憩する。紅葉は遅れているが空のブルーと光が差す布団菱の岩峰群と木々の緑 美しいハーモニーを楽しむことが出来ました。

 沢を斜めに横切り2回目の急登(ここがこのルートの最難関)を登って行くと尾根の背に出て展望も開けてくる。雨飾山の山頂部も見えてくる。主稜線に出て笹平の道を行く。右から雨飾山荘からの道と合流する。笹平が終わると最後になる3回目の短い急登を登ると双耳峰の吊り尾根に出る。左に行くと1963mの標柱が有る雨飾山南方に着く。良い天気なので頂上は非常に混んでいる。集合写真を撮り、その後右に移動、4体の石仏と祠が有る北峰に行き、北アルプスの山々を見ながら食事する。特に後立山連峰、の景観が素晴らしい「白馬3山、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、」がはっきりと一望できる。遠くには槍ヶ岳も見ることが出来ました。素晴らしい眺めだ。頸城山塊の山では焼岳、火打山の頭の部分が見える。北に目を向ければ糸魚川の街や日本海を見渡すことが出来ました。もう一つ山頂から下の笹平を見れば登山道が女性の横顔に見える(女神の横顔}の姿に魅了しました。

 
 
 雨飾高原キャンプ場 駐車場 雨飾山登山口にて 
 空のブル-と布団菱岩峰群

布団菱を背景に、荒菅沢にて

 荒菅沢 荒菅沢を過ぎるときつい急登が続く 
 見下ろすと日本海側の糸井川市街が見える
 ゆったりとした笹平と雨飾山
 糸魚川方面に向かう風景
 四体の石仏が有る北峰より南峰を望む
 北アルプス(後立山連邦)雨飾山頂上より
左から頸城山塊の焼山、火打山
 登山道が女性の横顔に見える(女神の横顔)
 
 迫力のある布団菱の岩峰群 1
 迫力のある布団菱の岩峰群 2
     
   
バリエーションに富んだ、多彩な表情を見せてくれた「雨飾山」山行、良きパートナーに恵まれ、十分に山行を楽しむことが出来ました。参加者の皆様どうも有り難うございました。     (H記)
 
 
     
 
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