パホイホイ溶岩からお鉢廻り・剣ヶ峰  
   
 行程図
     
   【プロローグ】
 伊豆大島にある活火山の三原山への山行は、3年間計画されていたが、コロナ等により中止になっていた。中止になったが、参加予定者が多かったこともあり、冬から早春にかかるこの季節、椿の開花も併せて、引き続き計画した。尚、邪道という意見もあるかも知れないが、料金が安いので、以前の計画同様に東海汽船のツアーを利用することとした。
とにかく11名も参加者が集まり嬉しい限りである。丁度3連休の初めの2日間なので、ツアー満席を心配したが、一か月程前の申し込みなので、キープできた。後は、この大島三原山を存分に味わうだけである。

【1日目】:
 天気は心配無さそう。しかし、日が暮れてから我孫子を出発し、出港する竹芝桟橋がある浜松町に向かう。夜間の出発は異様な感じがする。
 竹芝桟橋で手続きをし、大型客船のさるびあ丸に乗り込む。二等船室であるが、個室なので快適だ。船内では就寝前に時間各自自由に過ごしたが、ラウンジの食堂が空いていて、ミニ宴会でゆったりとくつろげた。

【2日目】:
 大島の港に着き、路線バスにより大島観光ホテルに着く。ここで朝食と温泉だ。
朝食はバイキング方式で品数が多く、豪華である。おかずをもれなくよそっていたら、結果的に相当の量になってしまった。朝食にしては多かったが、大変美味しかった。温泉は三原山が眺められる露天風呂で、ゆったり朝風呂を楽しめた。しかし、三原山に積雪があるのは意外であった、
 大島温泉ホテルから路線バスで三原山頂口に行き、歌の茶屋に荷物を預けていよいよ登山開始。雪道を歩きお鉢まわりの起点の三原神社迄は45分の緩い登り。三原神社に着くと富士山が正面に見え美しい。ここから噴火口を一周するが、吹き飛ばされそうな強風に見舞われる。この強風も強くなったり弱くなったりだが、強い時にはまとに歩けない程強烈だ。海の向こう側には丸っこい利島と細長い新島が見える。噴火口は煙が出ていて、正に活火山である。とにかく、このお鉢まわりは、展望が良くユニークで面白いコースだった。
 三原山頂口に戻り、歌の茶屋で昼食。しかし、これも非常に美味く、個人的には太刀魚の焼き魚が絶品であった。バスの時間迄ジオパーク展を見たりお土産を見たりして、路線バスで大島公園まで移動、丁度椿のシーズンで色々な椿が綺麗だった。
 帰りは高速ジェット船で竹芝桟橋まで。往きのゆったりとは違い、僅か2時間ちょっとで着いた。未だ夕刻。我孫子の中華料理屋で打上げをし、盛沢山の一日の余韻に浸った。
 
     
豪華客船?さるびあ丸  東京湾の夜景 
 さるびあ丸船内と東京湾の夜景  雪の三原山
 
 避難シェルタ- 三原神社への登り 
 お鉢廻りの起点 三原神社 ゴジラの聖地! ゴジラ岩 
 お鉢廻り開始
 迫力のある三原山噴火口
 利島と新島が見える お鉢廻りコ-スの脇から水蒸気が 
 
 海を見ながら雪渓歩き 富士山が美しい 
三原山頂口で全員集合 !
   
     

大島公園散策  椿園・椿資料館 
 美しい大島公園の椿  椿祭り
高速ジェット船  伊豆七島 
   
 動画です (クリック)