2024年 11月の山行 |
畔が丸(1293m)~加入道山(1418m)~大室山(1587m)
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前大室からの富士 |
○実施日: 2024年11月 23 日 (土)~11月24日 ○参加者: L:TM、TK、YT ○行程: コース・タイム: (日の出 6 : 28、日の入り 6 : 34) 【11月23日】 布佐5:07-5:31我孫子(常磐線快速)5:38-6:04 北千住6:07-6:43代々木上原6:55 (小田急急行)-8:16 新松田駅〈富士急モビリティバス)-新松田バス停 8:25- 9:36 西丹沢ビジターセンター西丹沢自然教室10:07出発-10:55権現山分岐-11:10下棚の滝 11:20-11:40本棚の滝11:55-13:30善六のタワ 15:16 畔が丸15:27-15:27避難小屋(小屋泊) ■ 距離 4.8km、標高登り875m、下り137m ■ 歩行時間 5時間28分 (内休憩時間1時間7分含む) 【11月24日】 畔が丸避難小屋 5:34-5:53 モロクボ沢の頭6:01-6:39 バン木の頭-7:00シャガクチ丸 -7:35 ナメクラ沢の頭 7:45-8:00 水晶沢の頭-8:25白石峠-8:45分岐-8:56 加入道山 9:05 -9:30 前大室9:42-11:06西の肩(軽食)11:27-11:19 大室山11:24-西の肩11:27 -13:11大杉丸 13:19-13:23 犬越路避難小屋13:43-15:40 用木沢出会-14:30 -16:00 西丹沢ビジ夕ーセンター 西丹沢ビジ夕ーセンター バス乗車17:05〈富士急モビリティバス)-18:50新松田 小田急新松田19:02-20:18代々木上原20:19-20:55北千住20:58-我孫子21:31 -天王台21:34(布佐21:42) ■ 距離 13.5km、標高差 登り808m、下り1,547m ■ 歩行時間 12時間 00分 (内休憩時間 1時間25分含む) ○費用: ・JR+東京メトロ+小田急 布佐-新松田 往復 \3,354(ICチケット) 我孫子、天王台-新松田 \2,940(ICチケット) ・富士急モビリティ 新松田-西丹沢ビジターセンター \2,540(往復セット)新松田駅前で購入可能 ○装備: 秋季一般装備(4食分、予備食2日分、飲料水2.5L、雨具、防寒具、寝袋、冬用手袋、帽子、 ヘッドライト、地図、コンパス、常備薬、ツェルト、携帯電話、予備バッテリー、燃料、 バーナー等) ・緊急時連絡先:ココヘリ遭難要請窓口03-5418-7227、緊急連絡先担当 古田 ![]() |
【山行概要】 西丹沢の登山拠点、新松田駅は小田急線、御殿場線が乗り入れ、駅広場には大勢の人が行きかう。西丹沢ビジターセンター行き切符は往復だと缶ビール一本分割安となるが、駅前の富士急バス営業所でしか買えない。バスの時間まで30分以上余裕があったが、バスの乗客が集まりだしたちまち列ができる。西丹沢方面は東に比べ人は少ないとの事前情報であったが、秋の好天に恵まれたとあってさすがにバスは満員だ。行楽シーズンとあって幹線道路は朝から渋滞だったが、予定時間の10:00過ぎにはビジターセンターを出発できた。ルートはビジターセンターを拠点に畔が丸~加入道山~大室山と時計回りに周回する。畔が丸避難小屋で1泊し2日目に体力のある午前中にアップダウンの多い加入道山までの尾根道を抜け、昼頃から大室山からの下りを余裕をもって踏破する計画とした。 ≪一日目≫ 4:00am起床、予定通り5時30分ヘッドライトをつけて避難小屋を後にする。モロクボ沢の頭を過ぎ、バン木の頭に向かって歩を進めるうちに山際はようやく白み始める。7:00amシャガクチ丸、7:35amナメクラ沢の頭、8:00am水晶沢の頭の小ピークを上り下りしながら、すっかり枯れ葉に敷き詰められた尾根道をすすむ。白石峠分岐は1307mの小ピークを少し降りたところにある。しばし休んでいると下から登ってくる登山者に合う。引き締まった体形の山慣れた感じの50代と思われる単独行男性で足早に通り過ぎる。9:00amに加入道山に到着。この避難小屋にはトイレはない。収容できる人数は畔が丸同様最大10名程度。 加入道山の周囲は樹木に囲まれ、葉を落としたこの時期は周辺の山々や北側の谷添いには道志の集落が見渡せる。春や夏場の登山ではこの時期より感動は薄いかもしれない。休憩を取り、9:20amには東に位置する大室山に向け、広く緩やかな尾根を下り始める。登りに差し掛かかると40~50mの登りで前大室に着く。ここは富士山を堪能する最高のスポットだ。右から延びる尾根は今日登ってきた加入道山から畔が丸、杓子山に至る峰々、左側の峰々は権現山、その後ろは屏風岩山や県境の山々であろうか。 ≪二日目≫ 4:00am起床、予定通り5時30分ヘッドライトをつけて避難小屋を後にする。モロクボ沢の頭を過ぎ、バン木の頭に向かって歩を進めるうちに山際はようやく白み始める。7:00amシャガクチ丸、7:35amナメクラ沢の頭、8:00am水晶沢の頭の小ピークを上り下りしながら、すっかり枯れ葉に敷き詰められた尾根道をすすむ。白石峠分岐は1307mの小ピークを少し降りたところにある。しばし休んでいると下から登ってくる登山者に合う。引き締まった体形の山慣れた感じの50代と思われる単独行男性で足早に通り過ぎる。9:00amに加入道山に到着。この避難小屋にはトイレはない。収容できる人数は畔が丸同様最大10名程度。 加入道山の周囲は樹木に囲まれ、葉を落としたこの時期は周辺の山々や北側の谷添いには道志の集落が見渡せる。春や夏場の登山ではこの時期より感動は薄いかもしれない。休憩を取り、9:20amには東に位置する大室山に向け、広く緩やかな尾根を下り始める。登りに差し掛かかると40~50mの登りで前大室に着く。ここは富士山を堪能する最高のスポットだ。右から延びる尾根は今日登ってきた加入道山から畔が丸、杓子山に至る峰々、左側の峰々は権現山、その後ろは屏風岩山や県境の山々であろうか。 前大室から西の肩までは80分、ここで食事をとり休憩、その間、荷物を置いて大室山山頂へ。10分で往復する。ここから犬越路避難小屋までは下り道。足取りは大分重くなりトイレタイムやらで足並み乱れ、予定より40分遅れで 13:20到着。用木沢出会い15:40でガイドブックタイムより大分ペースダウン。16:05西丹沢ビジターセンターに到着。15:40のバスには乗れなかったが、安全登山で無事下山。本棚の滝で置き忘れた皮手袋も単独行の登山者に、落ちてたら届けてくださいと声をかけていたが、無事にビジターセンターに届いておりうれしい限り。 |
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堰堤の人工の滝 |
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堰堤の人工の滝 |
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下棚の滝1 |
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下棚の滝2 |
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善六のタワから畔が丸へ |
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ナメクラ沢の頭を過ぎて |
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シャガクチ丸 |
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加入道山1 |
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白石峠 |
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白石峠分岐 |
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前大室からの富士 |
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前大室 |
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前大室と大室山の中間点 |
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大室山縮小 |
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本棚の滝4 |
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本棚の滝10 |
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大室山分岐からの木道 |
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大室山分岐 |
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西南方向の山並み2 |
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大室山分岐を降りる |
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大杉丸まで500m山側1 |
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大杉丸まで500m山側2 |
追記 TKさんも朝の出がけにザックの背に括り付けたはずの軽アイゼンが駅に着くと消え失せており、行きの電車では 意気消沈していたが、帰宅後、玄関に落ちていたとのこと。 こちらも終わりよしで楽しい山行をめでたく終了。 |