12月のイベント


手賀沼ふれあい清掃



  

星野市長と倉岡さんとのショット 多数のボランティア市民が集まったが、
昨年よりかなり少ないようだ

第26回手賀沼ふれあい清掃に参加して

 昨年に引き続き2回目となる手賀沼ふれあい清掃に参加しました。

日時:2016年12月4日(日)8:45~10:30   天候:晴
参加者:男性7名、女性4名計11名     
行程:8:45アビスタ前集合―9:00多目的広場にて受付~トングなどを借りる
   9:00開会式―9:15清掃開始―9:45親水広場・・・・・・10:30多目的広場で閉会式
   豚汁サービス-天神坂―嘉納治五郎邸跡―コビアン(昼食)

 例会の翌日にもかかわらず、集合場所のアビスタ玄関に時間には予定していた全員が集まりました。
 駅から手賀沼までの道筋を、グリーンのお揃いの出で立ちで長い列を作っていた一団がありましたが、地元の銀行の人達でした。私達も数人が、昨年作った手ぬぐいを「我孫子山の会」の名前が見えるように首から掛け、参加しました。ヒマラヤなどの高所山岳ガイド(我孫子市在住)の倉岡裕之さんも今回はお声がけし、来られました。星野市長が倉岡さんに気付かれたので、市長にも入っていただき、倉岡さんと記念写真を撮りました。

市長さんにお願いしてもう一枚 威勢よく、さあ出発!

 多目的広場の受付でごみ袋が支給され、①根戸新田Aコース、②根戸新田Bコース(沼側歩道下)、③親水広場コースと3コースあるうちから清掃箇所を選びます。 
 開会式の後、グリーンの団体は大挙して根戸新田コースへ。我々はコース選びに迷ったので、運はトングを立てて倒れる方向に任せ③の親水広場コースへ。昨年と同じコースです。
 親水広場コースは現在、手賀沼遊歩道沿いに雨水管の工事をしていてフェンスがずっと設置されており、一部は遊歩道が閉鎖されているため、迂回して住宅外の中を歩かなければなりませんでした。先行のグループが既に歩いているためもあり、ごみはほとんど見つからないまま親水広場のごみ集積場へ到着。「このごみ袋が一番のごみになってしまうね」ということに。市の職員の方が、使わなかったごみ袋は活用すると言われたので一安心。しかし、その後、まずMさんがタイヤをかかえて登場、Hさんが集積場より遠くまで行きたくさん集めて来ました。振り返るとGさんは沼の水際に下りて収集。その後、多目的広場に戻り閉会式に。そこへ倉岡さん、そしてTさんが大量の“収穫物”を持って来られ、びっくり。どこにこんなに・・・・・。


コースをたどるも、ゴミは少ない 昨年度、創立25周年記念で作った手ぬぐい


収穫物のタイヤを持って 多目的広場に戻ってきた 豚汁をごちそうになる

ひと言・・・・・・・
 活動中に、話しかけてきた人がいました。趣旨を説明したところ、参加する気持ちはあるのに、その機会を知らず、なかなか実践にまでつながらない、とのこと。そこで、市が主催して、毎年12月の第一日曜日に行われているので、来年からはぜひどうぞ、と勧めておきました。
 市民の広範な善意に対して、それをすくい上げる公的な「仕組み」「受け皿」がまだまだ不十分だと痛感します。家庭にしろ、職場にしろ、おおよそは「社会」とは切り離されたところでの私的営みです。団塊の世代が代表格といえるでしょうが、その世代がこれまでの職業的な頸木から解かれたといっても、第二の人生として活動の場が探し得られていない方もけっして少なくないはずです。そのような人たちも、社会に貢献するという志は持ち続けているものと思います。
 そういった人たちを含めて、「社会」に向かうこれらの人たちの力がすくい上げられて合わさることができるならば、なにか社会的な意義のある結果を生む力になっていくかもしれません。いま、福島第一原発事故の教訓から社会の再構築、再考を強く念願している人が多数いるに違いありません。それらの人たちの「ベクトル」が集約され、社会的な力を持つ現実の駆動力とするために、私たちにもまだささやかながらやるべきことがあると感じる昨今です。

 
解散後、希望者で反省会~食事会をして締めくくり

 式後は、ボランティアの方々の用意された美味しい豚汁をいただいた後、お忙しい中来て下さった倉岡さんほか2人と別れ、コビアンでひととき昼食をして解散しました。倉岡さんはオーストラリアやインドネシアなどに行かれたばかりで、今は次の山への準備中だそうです。近々エベレストや南極に行かれる予定もあるそうで、その合間に参加して下さいました。「なかなか我孫子を体験できないので楽しかったです」とのコメントをいただきました。(2016/12/12 Y・H記)

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