活動が終わって
◇実施日・時間:2017年12月3日午前8時45分(集合)~11時頃 ◇活動内容:ゴミ拾いボランティア (手賀沼の我孫子市側エリア) 12月3日(日)、第27回手賀沼ふれあい清掃(我孫子市主催)に、我孫子山の会から男性7名、女性5名の計12名が参加しました。ささやかでも社会的な活動に参加しようと会員間に呼びかけが行われ、一昨年から始めて、連続3回目の参加となります。この清掃ボランティアは毎年の12月第一日曜日と指定されています。 前夜の例会後の遅くまでの打ち上げにもかかわらず、朝9時前に多目的広場に有志が集合しました。定刻前にはすでに、活動姿のいでたちの人たちであふれんばかりでした。主催者(我孫子市)からの説明、星野市長の挨拶の後、各参加者は根戸新田方面と親水広場方面などのエリアの中からコースを一つ選びます。過去2回は親水広場方面を選びましたが、ゴミの収穫量(つまりゴミによる環境汚染)があまりひどくないと感じられていたので、新たな市域をということもあって、今年は根戸新田Bコース(沼側歩道下)をメンバー全員が選択しました。 主催者で用意されたゴミ袋(分別用の3種)を手に、車道と歩道にあるゴミを拾いながら手賀沼沼畔に沿って西に進みます。男性陣の一部は主催者が用意してくれた長靴を履き、女性陣と共に早速沼岸に降りて掃除にかかります。道路壁から葦の林(沼のほとりには背丈を超える高さの葦が簇生しています)までの均された岸辺には、葦で視界が隠されているせいか、ゴミはあまり見つかりません。あるところには、プラスチック製の小舟が湖水に沈んでいましたが、人力では簡単に回収はできません。 しばらく行くと鉄骨の桟橋があり、その下には人が入りにくいためか、かなりのゴミが散乱するようにしてありました。早速2~3人が入り込み回収にかかったところ、ペットボトル、空き缶、プラスチック容器、玩具、ロープ、麻袋などなどが泥に埋まって放置されていたりで、他のメンバーもこの周辺を中心に動きました。そして、たちまち回収袋3つが満杯に。その後さらに近くの浅場の水に入り、沼底に沈んだペットボトルや飲料缶などを拾い上げて回収しました。かなりの重量を担ぎ上げて歩道に備えられた回収ポイントに運ぶと、仲間も次々と回収袋を持ってポイントに戻ってきました。 あっという間に時間がたちました。約1時間の回収作業を終えて多目的広場に戻ります。主催者の計らいで勝ち抜きジャンケン大会などの催しがあり、さらに温かい豚汁が振る舞われました。空きっ腹にとてもおいしく収まりました。 日頃、山を中心に活動する我々の会ですが、このボランティア活動に参加すると、市の名勝地の手賀沼が近くで見る目にはいかに汚染されてきたのかをつぶさに感じさせられます。早く美しい沼として蘇ることを願う気持ちを共有できたことと思います。(M.T.記) |
手賀沼公園の中にある多目的広場 | 説明を聞きながら気合いの入る参加者たち |