手賀沼ふれあい清掃

第28回(2018)



水鳥たちがくつろぐ静かな湖面

・日程:2018年12月2日(日) 9時~11時頃
・場所:手賀沼公園~手賀沼北岸
・参加者:男性6名、女性6名   計12名(「我孫子山の会」名で団体参加;今年で4回目)



行事内容・時
9:00 開会式


9:30頃~10:30頃


10:30頃~11:00頃
 市長ほか市役所の方々からの挨拶(その昔汚染度ワースト1の手賀沼が、官民挙げての努力により現在はワースト3に。汚染度数値?も1/4になり。昔のミドリ藻の汚れた水はない。今後ともきれいになるよう協力頂きたい)。
 グループごとに持ち場分け。袋、トング、長靴等の貸し出しを受け、清掃開始。
 我々は公園から北岸に沿い西側へ。ペットボトル、プラスチックなどの不燃ごみ、タイヤなどが水辺近くに固まって廃棄されており、大量に回収した。
 公園に戻り、記念品授与、ジャンケン大会(全員2回戦敗退)。その後トン汁の提供を受け、身体を温める。最後に記念撮影
 午後の忘年会参加者は、集団でヨーカドー/会場へ移動。



500人に達するという参加者


ユニフォーム姿の集団の参加者も少なくない


コースは手賀沼に沿う北柏側と湖北台側の車道や湖畔の2つ。私たちは西に向かう


車道、歩道、植え込みにはほとんどゴミはない


ところどころに掛けられた湖畔に降りる梯子。ここから湖畔へ


車道沿いの木々や葦がきれいに刈り取られた地帯(A地帯)




A地帯から湖面へ向かって踏み跡があちこちについている。そこを湖面間近まで進むと、次また次とゴミが地表に。
ほとんどが生活ゴミだ。多種のプラスチック類や、発泡スチロール、ペットボトル・缶類が多い。相当の年数が経過して
いそうだが、これらは湖畔のどこかしこなく捨てられたものと推測される。見えていないプラスチックに入る、最近
問題化しているマイクロプラスチック(5mm以下のプラスチック破片)は湖畔に張り付いたもの以外にも、水面にいき、
最終的に湖底に沈む。それらがどれくらいの量に及ぶかは地表からはわからないが、湖底を土泥ごと浚渫でもしない限り、
沼全体の浄化は不可能だ。ゴミを探し、拾いながら、人の“業”の何かを知らされるかのような気分に陥る。上っ面な
「清掃」だけでは、事の根本的な解決からは程遠いと言わざるをえないように感じる。時間が経過していくうちに問題解決に
自動的に至るかのような高度成長期以降から昨今までの行政である。根底から物事を見詰め返し、本当の“浄化”を
目ざした活動が私たちにはできないものだろうか。ゴミを探しながら、そんなことを考えた。


“お宝”を手に


来た道を戻る


公園を横に見ながら


閉会式


トン汁目当てに並ぶ


トン汁をおいしくいただく。お代わりもどうぞ、と


この日の「午前の部」が終わって、午後の部に気もそぞろに


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