◇日時:2003年12月6日夕方から |
◇場所:あびこ市民プラザ会議室 |
年末のお忙しい時期でしたが、我孫子消防署の職員の方々においでいただき、救急の技法、そのうちの三角巾の基本的な使い方についてご指導をいただきました。なかなか自分たちだけでは切り開いていけない領域で、たいへん有意義な経験となりました。今回教えていただいたのは、①三角巾を使う際の布の織り方、②頭部への適用、③腕への適用の3つです。登山で負傷した際に役立つ技法です。そのほか、足首が捻挫を起こした場合などにも患部に布を当てて保護し、重症化と痛みを防ぐことができます。署員の方々、ありがとうございました。 個々人で反復して練習し、しっかりと自分のものにしましょう。いつかは、生きるときが来るかも? とはいうものの、これは「保険」です。来ないに越したことはありませんからね、念のために。 |
三角巾は消防署から貸していただいた。特殊な折り方がある。 | ふだんはしないことなので、なかなか覚えられない。 |
実は、三角巾の使い方のうちで、この折り方が最も難物だったかも。 | 頭を負傷した場合には、頭にきちんと当たって、頭を締め付けるように。 |
頭を負傷した場合に、三角巾をきつく巻いて止血を図る。 |
負傷した箇所に結び目がいくと、そこが圧迫止血される。 |
頭全体だったときは、広くおおうようにする。 |
腕を負傷した場合。ひどい出血がある場合は、その部位よりも心臓側を 圧迫するように締め付ける。 |
まず腕の負傷部分に1枚の布を当て、その上からもう1枚の布を巻き、懸垂用として吊る。 | これでできあがり。 |
さらに、手が骨折を起こしていたりする場合には、もう1枚使って固定し、腕が動かないようにする。 |