《ボランティア活動》


手賀沼ふれあい清掃


2015/12/06 我孫子山の会

手賀沼公園多目的広場に集まった市民ボランティア。今年は、なんと500人以上が集まったという。星野市長が挨拶

 我孫子山の会創立25周年記念行事の一環として、12月6日(日)に実施された「手賀沼ふれあい清掃」に参加しました。この清掃ボランティアは、我孫子市環境経済部手賀沼課が主催する、手賀沼の自然環境を守り、市民から愛される沼となるよう、市民の参加を得て沼周辺のゴミを回収する活動です。毎年1回実施されており、今年で25回目だとのことです。
 意外に短時間で活動が締め切られたことからも、清掃ボランティアとしてはもちろんながら、この機会を通してより多くの市民に環境の保全、身近には手賀沼の浄化という課題に対する意識を高めてもらう啓発的な活動として設定されていると理解されました。
 当日は好天で、当会からの参加者11名は予定通り手賀沼公園多目的広場に集合。開会式では星野市長ほか運営委員が挨拶され、今回参加者が初めて500名を超えたことを知りました。
 その後参加者全体が、根戸新田コースと親水広場コースの2グループに分かれて清掃を開始。
 我々は親水広場コースの担当となり、手賀沼公園-親水広場間の遊歩道周辺を中心に、清掃・回収ゴミの分別を行いました。遊歩道の近く・周辺はあまりゴミもありませんでしたが、手賀沼公園のすぐそこの水辺に大型ゴミ袋数個に入った遊具等がまとめて捨てられてあったものなど、これらをできるだけ回収しました。よく見ると、湖底に小型のバイクが2台、無残に捨てられていました。
 作業終了後、閉会式に続き参加者への記念品配布とジャンケン大会が行われ、主催者用意のおいしい味噌汁を頂いて身体を温め、清々しい気持ちで会場を後にしました。
 参加いただいたみなさん、どうも有難うございました。今後もこうした機会を見いだして、山の会として積極的に社会活動に参加していきたく考えています。(我孫子山の会ボランティア委員会)

主催の我孫子市実行委員の職員の方からの開会宣言の後、星野市長から挨拶がありました。市長から、参加者は「きれいになっていて、ゴミなどないとびっくりするのでないか」との言葉があった直後、遊歩道から逸れて手賀沼の岸辺、葦の湖畔に少し踏み出すと、驚くほどのゴミが残っているではありませんか。かなりのゴミが目に付きました。できるだけ回収しました。
そこでわかったことは、手賀沼の縁(ヘリ)からわずかでも湖面側に進むと、まだまだすさまじいヘドロとゴミが湖底、湖辺の深みには沈積しているだろうといった推測ができた点でした。湖底を浚渫しないでは、手賀沼は浄化できないのではなかろうか、と率直なところ感じました。
遊歩道から親水公園に歩き出すまでの公園のすぐ近くで湖辺に踏み出すと、おびただしいゴミが取り残されていました。葦の中にはたくさんのゴミが残ったままだと推測されました。
われわれがやっていると、子どもさん連れの家族が加わってきました。葦の根っこを残した湖の周辺で、たまにぬかるんでいる箇所があり、葦をとられて落ち込むと大変なことに。スミのような真っ黒のヘドロでした。水と沈殿物の循環は起こっていないはずなので、湖底には同じ質のヘドロが沈積しているものとみられます。
最初は、ゴミ袋がすぐ一杯になりました。しかし、葦の中までは踏み出せません。
手賀沼公園の縁のコンクリートから見下ろすと、なんとバイクが水中に捨てられたままにしてありました。かなり時間がたっていることがわかりました。この状態で手賀沼の浄化を叫ぶには無理があるように感じます。実行委員に告げ、別途に係で回収してもらうように頼みました。人目につかないところで、まだまだな実態があるのだとわかりました。
こんなに風光明媚な手賀沼です。より積極的な関与で、なんとかならないものでしょうか。右の芝生地帯は手賀沼公園。
ほぼ手賀沼公園近くのゴミの回収が終わり、親水公園の方面に向かって移動を開始。ほとんど1つとしてゴミは残っていません。
親水公園で予定の作業が終わりました。記念に1枚パチリ、手賀沼大橋を。
手賀沼公園に戻ってきました。閉会式の後、味噌汁のサービスがあったのでごちそうになり、解散前のわれらがボランティア隊。今後も続けます!


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