3月の山行 |
湯河原・幕山(625㍍) |
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【実施日】2008年3月30日(日)くもりのち小雨 【メンバー】 男性4人、女性4人、計8人 【地形図】 箱根(1/25,000) 【山 域】 箱根 【コース&タイム】 我孫子駅5:31=6:01日暮里駅6:06=6:18東京駅6:34=8:14湯河原駅(タクシー)=8:40幕山公園9:10⇒9:45大石ケ平⇒10:45南郷山分岐⇒10:55幕山11:25⇒12:14幕岩⇒12:40幕山公園(懇親会)14:25⇒幕山公園バス停15:05=15:25湯河原駅15:37=17:22東京駅=18:30我孫子 【メ モ】 ・新入会の人が参加し「新人歓迎山行」になった。 |
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曇り空、午後遅く雨という予報。空模様が気になったが登山中と下山後の宴会では雨に降られなかった。ところが帰途についた午後3時から小雨になった。なんとか雨にあわずに済んだ。 おじさんとおばさんが「青春18切符」を利用した。リーダーの小生は団塊の世代だが、この年になるまで利用したことがなく、今回初めての利用。上記のように確かに安いのだが、団体の場合は参加者の乗車駅が違うと面倒で組み合わせがややこしくなる。 しかしこの年になって青春切符なんて、青春にバックするようで楽しい気分だった。この切符の利用法を知るいい機会になった。 |
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今回の幕山へのコースは山裾を時計回りして大石ケ平から頂上を目指す。幕山を半周して頂上に行くといった感じだ。 幕山公園の梅は中旬で終わった。すっかり花を落としてさびしくなった。梅から桜にバトンタッチ。前が梅で、後ろが桜。 |
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キジが登山道に出現した。それも人間に慣れたキジだ。これには驚いた。2人が下山してきた。キジがちょこちょことこの二人にくっついて歩いてくる。姿のきれいなオスだ。このキジは人を恐れない。まるで“飼いキジ”のようだ。頂上から付いてきたという。信じられない話がだ事実のようだ。人間の餌をあてにするようになったのだろうか。こちらとしてはもの珍しく楽しんだが、キジの将来を考えるとそうもいかない。 |
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頂上直下。 「ここは桜の並木なの?」 「咲いたらきれいだろうね」 しかし、この桜並木のつぼみはまだまだかたい。桜が咲く時期ならさぞかしきれいだろうねと眺めている。 |
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登山にしては苦労なく頂上に着いてしまった。歩き足りない。なんか物足りないのだが、幕山ではこんなものだ。 この日はくもり空。頂上からの眺望も期待していなっかたのだが、遠望が利いた。くもり空でも眺望にめぐまれることは良く経験する。今日がそれだった。 真鶴半島を俯瞰し、遠くに初島を見ることができた。 期待していなかった景色が広がっていただけに思わず声が揃った。「いいながめだねえ」 |
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幕山頂上では“育成”担当者が磁石と2万5千分の地図を講釈。どちらも真剣だ。団体でばかり山に行っていると、つい磁石と2万5千分の地図は必携だということを忘れがちになる。 必携だと実感するには一人歩きがお勧めだが、勧めていいのかどうかためらう気持ちがある。 |
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登山靴のラバーがはがれてしまった長身の女性。出発早々に足に違和感があるので見たところ片方がべロンとむけてしまったらしい。すぐに同行のベテランが応急処置。靴ひもでぐるぐるまいた。片方でなく両方ダメらしい。 この手の低山でよかった。これがこの先長いルートならこのまま引き返してもらうしかないと思う。 実は小生も昨年8月の南アルプスでラバーがはがれ、縦走の途中だっただけに不安でした。 |
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「幕山登山組」は8人。男性4人に女性4人。 いつものように山頂での記念写真。 「アップ写真はダメよ」と女性陣。 だれと特定できない程度の大きさ、それでいてきれいにみえるように、だって。 むずかしい注文だ。 これなら文句はないだろう。 |
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私の前を歩くメンバーの中の最長老。どうも歩く後ろ姿がよたよたしている。「大丈夫だろうか」と心配しながらも、口に出せないでいた。何のことはない「なんば歩き」を登山で応用してみようかと実践していたのだという。下山では飛ぶような歩きだ。杞憂だった。しかしそれを聞くまでは心配で仕方なかった。 |
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下山後は、「幕岩トレーニング組」と合流して、とん汁を作り懇親会。そのためにガソリンバーナ、食器、それに食材など一式を持ち込んだ。 2時間ほど酒、とん汁で談笑。すっかり和んで話がはずむ。 そろそろお開きの3時を過ぎると雨が降り出した。 今日は雨を心配したが、行動中に降られないで「まあまあの出来の山行だった」と総括したい。 |
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