【実施日】2009年9月27日(日)
【参加者】5名(女性)
【コース&タイム】
我孫子5:33・・新松戸5:51・・西国分寺6:55・・高尾7:26・・上野原7:55/バス8:08・・初戸8:47・・登山口9:00→分岐10:45→雨降山11:35→権現山12:20/13:20→すみれの丘(和見への分岐)13:45→和見峠・林道14:35→高指山15:00→不老山15:25→不老下バス停16:20/16:25・・上野原16:50/17:09・・高尾・・西国分寺・・新松戸19:03・・我孫子19:16
【費 用】3470円(ホリデーパス+バス代)
【山行の概要】
初戸のバス停で下車。鶴川に架かる橋を渡ると登山道に入る。雑草の茂る足元には、アキノキリンソウ、紫色の小花、ノコンギク・・・草花が秋の気配を漂わしている。しばらくは展望のないヒノキ林の中をジグザクに進むと、片側が開けた明るい雑木林に差し掛かる。落ち葉の積った登山道は、フワフワとして足に優しく歩き易い。この先も樹林の中を歩く単調なコースが続く。ぐるぐると斜めに白いビニールテープが巻かれたヒノキを何本も見かける。これは鹿による食害を防ぐ獣害防除対策とのことだ。1時間半余り歩いた所で分岐に行き着く。新しい道はヒノキに赤いテープの目印が付いている。雨降山への巻き道ではないかと思い新しい道を進むが、下り気味になった所で間違いに気付き引き返す。左手に鉄塔が見えてくると雨降山に着く。
ここから権現山直下までは、クマザサと雑木林の織り成す緑のトンネル。枝先は濃い緑から秋色に、紅葉の準備が始まったところ。道沿いにはサラシナショウマの白い花が咲き、大きなクリの木の下には青い実が落ちていた。ヒノキの植林地を少し下ると前方に大ムレ権現の社殿が見えてくる。石段を登り、社殿の裏から急登をひと頑張りで権現山の山頂に着く。余り広くない山頂は、20人ほどのグループが賑やかに食事をしていた。場所を譲ってもらい昼食をとる。暑くもなく寒くもない穏やかな日和で気持ちがよい。これから扇山へ向かうという先客の団体が去った後は、周りは静まり私達5人だけとなった。
下山は「すみれの丘」から道標に従い和見峠に下る。峠の林道を横切ると草深いササの茂る細い一本道が続く。ヒノキ、アカマツの中をゆるゆると上下して30分ほどで高指山に着く。林の中で展望はない。高指山から不老山への尾根は、何度も登り下りがあり結構きつかった。足場が悪く滑り易い。慎重に足を運び、15:25不老山。南側が開けた見晴しのよい場所にベンチが置かれている。ここから不老下バス停まで約1時間。なだらかな尾根を下り桑久保西区の集落に出て、バス停へ向かう。1時間に1本のバスに間に合ってほっとする。麓の里は、柿の実が熟し、彼岸花、コスモスの花が色鮮やかに咲いていた。
当日、山で出会ったのは、初戸のバス停で一緒に降りた2人と権現山頂の1グループの人達だけ。雑木林の美しい静かな山だった。
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急登の雑木林
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雑木林にて |
雨降山 |
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大ムレ権現の社殿 |
権現山 山頂 |
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この辺りにも山栗の実が落ちていた |
高指山へ向かう |
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高指山 |
不老山 |
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